カリスマ ドッグトレーナー
アメリカばかりでなく、世界中でナショナルジオグラフィックの番組で有名な犬のトレーナーのシーザー・ミラン(Cesar Millan)氏の番組が日本でも放送がはじまりました。
メキシコ出身のシーザー氏、独自のセオリーで犬ではなく飼い主の犬に対する考えや接し方を説明します。番組内では問題犬(?)で悩んでいるオーナー宅に出向いて対応する番組ですが、犬と飼い主を同じ視点で観察していく過程は非常に参考になります。
シーザー氏は小さいころから犬に囲まれて生活をしていて、犬の行動パターンと人との関係を研究した成果だと思いますが、非常に見事な対応です。犬のしつけとかは叱ったり、叩いたりは常識と考えている方が多いなか、飼い主の考えとか犬への対応の仕方を解説する手法は新鮮です。ぜひご覧になってください。
先日の番組の中で印象的だったのは「犬は群れで行動する動物だ」というコメントでした。家庭のペットは家庭という“Pack(群)” の中で行動し、だれがボス犬なのか、群れのどのメンバーが嫌な雰囲気を出しているのかなど敏感に感じとって行動するそうです。
人間の社会にもPackが家庭だけでなく、チームスポーツとか職場もPackと考えれば人間のPackです。コミュニケーションでひとりでも雰囲気が違ったりすると全員が不安定になり全体のパフォーマンスが悪くなるとシーザー氏の解説。分かりやすい表現でした。
レスキューヘリ
7月25日に秩父で起きた埼玉県の防災ヘリ墜落取材中の記者ら2名が遭難、ヘリコプターなどで病院に搬送されたと今朝のテレビで報道されてました。ヘリコプターは交通の便が悪いところや、緊急を要する場合に大活躍します。
海外では患者の緊急輸送に関してほとんどの先進国で採用されています。イギリスのある取引先の担当者も先日仲間とのサッカーの試合の最中に転倒、エア・アンビュランス(空飛ぶ救急車ですね)のお世話になったそうです。怪我は大したことがなかったのですが、首の怪我が気になったのでしょう、救急隊員が気を利かせてヘリを呼んだそうです。アメリカですと、こういうサービスは実費で患者に請求されるケースが多いです。怪我などがよくなり、回復してから請求書を受け取ってびっくりするそうです。イギリスの場合は救急車同様に無料だそうで、ドクターヘリは時々民間のスポンサーを付けて運営費にも充てています。
さて、昨晩遅く自宅でヘリの大爆音が!! 何事かと外を見ると近くの広尾病院に着陸。患者の緊急搬送でした。このヘリは恐らく東京消防庁の機体だと思いますが、先日墜落したのと同じようなヘリだろうなぁ!?とか思いながらシャッターを切りました。
ラジコン・ヘリコプター大会
8月28日(土)、29日(日)に群馬県でラジコン・ヘリコプターの全国大会が開催されます。
最近はオモチャのラジコンでもいろんなコントロールが楽しめますが、本格的なものになると異次元の動きが可能です。ラジコンの操縦技術を競う競技会は国際基準のルーティーンをこなし、いかに緻密な操縦ができるか、高難度の三次元空間を使うフライトで競い合います。
こういう全日本大会に出場する選手は国際大会でも上位入賞できる実力の持ち主が多く、世界トップレベルの技を見ることができます。まだテレビ放送までには至ってませんが、インターネット配信でも企画できればいいですね。
イギリスではこういう趣味も
大型トレーラーで搬送されているのは蒸気機関車!? これは皆さんよくご存知のSL(Steam Locomotive)ではなく、蒸気機関を動力とするトラクターなのです。よく見ると後部にSLのような煙突がちょこんとあります。
さて、このSteam Engineですが、この運転席にいるオジさんの個人の持ち物です。お話を伺うと、スクラップ状態だった物を引き取って自分で修理して走行できるような状態までしたそうです。イギリスにはこういうSteam Engineのラリーも開催されるだけでなく、何かのエベントがあると必ず蒸気笛を鳴らしながら現れます。個人で旧車を所有し、直している方は日本にもいらっしゃいますが、ここまでのマニアはまずいないです。燃料の石炭すら購入できないでしょうね。
チョットした移動は自力で(ナンバーもついてるんですよ!)シュシュ、ポッポと道路を走るのだそうですが、こんなのに狭い道で出くわしたらさぞビックリするでしょうね。
日本も暑いですが、
地球温暖化が話題になってますが、近年、イギリスの夏も暑い日が続くようになりました。
イギリスワインというと、ちょっと前までは何か罰ゲームで飲まされるようなイメージがあったのですが、温暖化の影響で最近は素晴らしいワインができるようになりました。
左の写真を見てブドウの品種が分かる方はかなりのワイン通かソムリエの方かと思いますが、ドイツワインでよく使われているリースリン(Riesling)種だそうです。
単なる呑み助、自称“ノムリエ”としてはどこのワインでも一度はトライしてみますが、このイギリス産リースリングは結構美味しかったな。