自動化ゲート
と言っても、高速道路のETCではありません。
上の写真は入国管理局のサイトからの引用ですが、空港での出入国の際に使用するシステムです。事前登録が必要ですが、私はサービス開始当初から使わせてもらってます。
このゲートは二世代目のようですが、パスポートをリーダーで読み取らせて、指をあてて指紋認証をすることで本人確認が行なわれます。通常ですと並んでパスポートにスタンプを押してもらう必要があったのですが、利用者がまだ少ないせいでしょうか、ほとんど並ばずに出入国手続きを済ませることができます。
同様なシステムはイギリスにもありまして、IRIS(Iris Recognition Immigration System)と呼ばれ、その名前のとおり眼球の虹彩パターンを特殊なカメラで認識して本人確認をします。パスポートの提示の必要もありませんし、カメラの入っているブースに入り、カメラを覗き込むだけです。こちらも列が短く、重宝してます。
この調子ですと、パスポートではなく、生体認証が本人確認の手段になるかもしれません。昔は出入国のスタンプでパスポートが一杯になって増冊してもらったり、蛇腹の追加ページを付けてもらったりしたのですが、これからはそんな心配はありません。各国に行った時に押してもらうスタンプもいい思い出になるんですが、それもすぐに昔語りになるかもしれませんね。
ミウラ折り
ミウラ折り、って聞いて皆さんパッとイメージが浮かばないと思います。
対角線部分を持って左右に引っ張ったり戻したりすると、開いたり畳んだりすることのできる地図をご覧になったことはあると思います。この折り方が世界的に注目されている“ミウラ折り”です。
東大名誉教授、宇宙航空研究開発機構の三浦 公亮(ミウラ コウリョウ)さんが開発して、ミウラ折りという名前は英国折紙協会が命名したのだそうです。
地図だけでなく、人工衛星の太陽電池パネルを畳んだりするのにも使われているそうです。三浦氏はもともとNASAでロケットや飛行機の“構造物”の強度の研究をされていたそうで、飛行機のような円筒状の機体などを縦に潰すと規則正しい菱形の模様ができるそうです。その研究を続け、潰れることで強度を増していることに着目、ミウラ折りの発想になったそうです。
そういえば、チューハイの缶にも菱形の模様の入ったやつがありますが、あれもそうです。機能美ってのはこういうことを言うんですね。
コレは何でしょう??? 第二弾!
ソフトシリコンでできているこの不思議な形状の物体、実は耳栓なんです。耳鼻科の先生に型を取ってもらい、専門の業者に作ってもらいました。
装着するのに少しコツがありますが、当然ながら装着感は抜群です。遮音は指で耳を塞いだ感じでしょうか!? 表現に困りますがまったく外の音が聞こえなくはありません。静かな部屋でステレオのボリュームを聞こえるか聞こえないかぐらいの感じで聞こえます。よく言われる骨伝導ってやつでしょうか、体の音が聞こえるようになるのも不思議な体験です。
工場やライブ音楽の現場で働く方やモータースポーツ関係者など、大騒音の中で仕事をする方を対象に商品化されたようですが、私は飛行機での移動時に使っています。昔から愛用していた使い捨ての耳栓はジャストフィットするとよいのですが、何度もトライしないとうまく装着できないという難点がありました。その点、これの効果は抜群で、時々自分で装着しているのを忘れるぐらい違和感がありません。
コレは何でしょう???
このオブジェのような、ミニカーのような物体は試乗させていただいたポルシェのパナメーラ(Panamera)の鍵です。よく見ると、ポルシェロゴとロック開閉のボタンが付いています。
ご存知のとおりポルシェは911などスポーツカーの老舗ですが、四輪駆動のカイエン(Cayenne )がラインアップに加わり、従来とは異なるジャンルの車種も作ってきました。カイエンはアメリカ市場でも爆発的な人気で、今まで生産されたポルシェモデルの中でも一番売れた車種だそうです。
さて、このパナメーラという車ですが、ベンツのSクラス、BMWの7シリーズぐらいの大きさの4ドアセダンです。デザインも賛否両論がある程。大きさも全幅1,930mm、全長4,970mmで、約2mX5mの大きさ!
今回は高級車への参入ですが、アメリカ市場を意識したのか? 中国のお金持ちがターゲット? おそらくベンツのSクラスのオーナーがAMG(ベンツのチューニング部門)とは違うチョイスとして買われるのかもしれません。カイエンの時もそうでしたが、新しい車種のマーケットを展開するのはメーカーにとってはかなりのギャンブルです。でもさすがポルシェ。セダンでもスポーツカーの走りが楽しめるだけでなく、後部座席も快適。いつもは運転手さんがいて、いろんなところに連れて行ってくれるけど休日は自らハンドルを握って、、、ってな方には最高でしょうね。
Kartel(カーテル)
暑さが続きますが、みなさんお元気ですか?
ゴルフはカートにエアコンが付いているわけでもなく、真夏のゴルフは体力勝負です。最近は水筒を持参して水分補給をするゴルファーの方も増えてますが、よく話題になるのがゴルフウエアです。
最近はハイテク素材を使って、日焼け止め効果や汗をすぐに発散することで体温を下げるような機能のウエアが販売されております。今回ご紹介するのはアイルランドのメーカー、Kartel(カーテル)です。アイルランドといえばアイリッシュ・リネンを想像される方も多いかと思いますが、Kartelの商品は日本のメーカーの新素材を使って防水性の高いレインウエアや汗が発散しやすい夏用のウエアが発売されております。
商品名にはスコッチ、ジン、バーボンなどなど、よほど社長が呑むのかお好きなのでしょうか、アルコール関連の名前が並んでます。単なるハイテク素材のウエアではなく、名前のように遊び心のあるデザインがとてもお洒落です。
日本ではゴルフダイジェスト・オンライン(GDOSHOP.com)で発売されています。
写真は、プロゴルファーのパドレイグ・ハリントン(Padraig Harrington/2007年に全英、2008年に全英と全米プロに優勝)。アイルランド出身だけに、地元メーカーのKartel(カーテル)製品をトーナメントで着用しているんですね。