2010.12.29

今年も残りわずかになりましたが、

20101229本年もいろいろお世話になりました、ありがとうございます。

今年もいろいろありましたが、気象や火山などの自然災害が印象に残りました。

4月の火山噴火でのヨーロッパ航空網の混乱や、日本の夏の猛暑。急に秋らしくなったと思えばすぐに冬。年末はアメリカ東海岸の豪雪やヨーロッパを襲った寒波など、地球規模で異常気象が観測されました。地球が我々に対して警告を出しているのかもしれませんね。

それでは良い年をお迎えください! ちょっとお先に乾杯させていただきます!!

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2010.12.23

充電中

20101223_01青山通りを歩いていたら以前から気になっていたテスラ(Tesla)社のショールーム(東京・南青山)を発見。ご存知のとおり、こういうお店は素通りできない性格なのでフラフラとお店の中に。

車のショールームなんですが、スタッフもキビキビと動いていて英語も飛び交っているような不思議なお店でした。

さて、黒い車(左画像)の方は一般の100V家庭電源から充電するケーブルに繋がってますが、1時間でも10キロ走行分しか充電できないそうですので、本当に非常用です。

ガレージにあったオレンジの車(下段画像)は200V/70アンペアの高速充電のケーブルが繋がってましたが、それで数時間で400キロ近く走るだけの充電ができるそうです。テスラ社ではウエスティンホテルや他のサービスと組んでこういうチャージステーションを全国展開する予定だそうですが、長距離移動には不向きなようです。

電動カートを使っているゴルフ場に行ったらカート置き場に駐車して充電できたらいいですね。いずれにしても東京でゴルフや仕事に使うのなら400キロの走行距離は必要はないですし、100Vからの充電でも十分かもしれません。しかし、急速充電のケーブルは太いですね! ガソリンスタンドの給油用のパイプぐらいあります。

この種類の車には珍しく、1セットまでならゴルフクラブが入るトランクもありますし、実用性は同様のスポーツカーと同じでしょう。頼んで車検証も見せて貰いましたが、当然ながら燃料の欄は電気となってました。この車はテスラ社の日本への紹介も兼ねての発売で、限定生産だとか。限定って言葉に非常に弱いので、試乗の誘いも丁重にお断りして帰宅しましたが、欲しい車です。

1,200キロの車重のうち450キロは、数は忘れましたがパナソニック製のパソコン用リチウム電池を組み合わせて作られた電源ユニットだそうです。一般的に電池寿命は充放電のサイクルで決まるのですが、リチウム電池の場合、1/4の容量を4回充放電を繰り返すと1回というような考えだそうで、普通の利用ですと7年ぐらい保つようです。オプションで7年後に新品のバッテリーと交換してくれるシステムもあるようですが、おそらく7年もすればこの手の電池はもっと安くなるでしょうね。因みに今の相場はバッテリー1キロ1万円だそうです。ということは450万円の電池??ってことですね。

今なら取得税、自動車税が免税になるそうで、補助金が200万円貰えるとか、、ん~~っ、マンションの管理組合に交渉して急速充電用の電源を入れてもらおうかなぁ。
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2010.12.20

雪のイギリス

20101220イギリスからメールが入りました。ニュースでも報道されてましたが、ヨーロッパは記録的な寒波の襲来で、あまり雪の降らない地方でも積雪がありました。

皆さんに「イギリスは寒いんでしょう?」とか聞かれるんですが、周りを海に囲まれて暖流も流れているために高緯度の地方にしてはそれほど厳しい冬ではありません。他のヨーロッパ諸国では冬の間はスタッドレスに交換することが多いようですが、イギリスではほとんど夏のタイヤのままで運転してます。要するに雪に対する対策ができてない訳ですので、高速道路や空港も少しぐらいの積雪で交通がマヒしてしまう訳です。

例年、イギリスのブックメーカーがロンドンでのホワイトクリスマスのオッズを12月に入ると発表して季節の話題になるんですが、今年は賭けた方にとってのよいクリスマスプレゼントになったかも知れません。

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2010.12.19

MetLife Alico 飛行船

20101219_01スヌーピーのイラストが入ったMetLife Alico(メットライフ・アリコ)の飛行船が東京上空を飛んでいました。最近はこういうキャンペーンに飛行船が使われるケースが多いですね。

20101219_02日本でこうした商用飛行船の利用が再開したのは、1969年のことだったそうです。 今でも覚えてますが、日立キドカラー号として飛行船が飛行する姿を学校の校庭から見たことは非常に印象的でした。調べてみたら当時の機体 JA1001は中古品で、アメリカのタイヤメーカー、グッド・イヤーが製造したものだったそうです。

翌年の4月に台風影響で駐機中に吹き飛ばされるのを防ぐため、エンベロープ(船体気嚢:ヘリウムガス袋)という風船本体をリップパネルと呼ばれる緊急用のガス放出装置を使ったのが最後で、ガスを抜かれた飛行船は二度と飛ぶことはなかったそうです。

アメリカPGAのゴルフトーナメントや、大きなフットボールのエベント、自動車レースには必ずといってよいほど現れるこの手の飛行船ですが、テレビ中継の空撮画像を送るバーターとして下からスポンサーの名前が入った機体の画像を収録し、アナウンサーが“この画像は○○社の飛行船が撮影しています”などのコメントを流します。

広告手段だけでなく、重いモノを移動する手段として巨大な飛行船が開発されたり、昔の飛行船での豪華な旅を再現しようとする会社もあるそうですが、太陽光発電とかを上手く使ってエコな交通手段として使える可能性があるでしょうね。

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2010.12.17

You can hear pin drop

20101217タイトルは、1986年にアメリカの通信会社Sprint(スプリント
)がそれまでBell (現AT&T)の独占であった長距離通信に光ファイバーを導入して格安の長距離通話を開始した当時に放送していたコマーシャルのキャッチコピーです。直訳ですと「針が落ちた音が聞こえます」ですが、それほど通話の品質の違いを強調して、安くて品質のよい通話を提供しているイメージが伝わる素晴らしいコピーでした。

そのスプリント社も他の通信会社と同様に90年代の終わりには経営危機に陥ったのですが、現在は携帯電話で成長を続け成功し、NASCAR(全米自動車競争協会が統括するストックカーレース)のスポンサーを今やっています。

さてこの写真、iPhoneをお使いの方は見慣れている電話のアプリケーションを立ち上げたところですが、よく見ると時間表示の下にViber(バイパー)と小さなロゴが見えます。これは最近ヨーロッパを中心に広がっている、Skype(スカイプ)のような無料IP電話のアプリです。

海外にいる家族との電話連絡には今までSkypeや、同様なIP通信を使っていたのですが、このViberは音質が素晴らしいです。普段使っている電話に比べても、すぐ耳元で人がつぶやいているように錯覚する程品質がよいのです。手元で動かした紙の音なども完璧に相手に伝わります。これで通話料は無料(3Gアクセスの場合は国内の標準データ通信料はかかりますが)!!

まさに“You can hear pin drop”です。

以前私が働いていたイギリスの電話会社の研究員が20年も前に、「近い将来、長距離通話はタダになる」と言ってたのを思い出しましたが、本当に実現するとは、、、

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