会社の近くで、、
食事のため久しぶりに麹町(東京都千代田区)に向けて歩いてたら、それまで駐車場だった場所に巨大な装置が設置されていました。2週間前に同じ所を通っているんですが、気がつかなかったのでごく最近の工事のようです。
配管とかがあるので、空調関連かと思ってよく観察するとヒートポンプと書いてありました。ブルーに見える部分がヒートポンプの熱交換器で、よく宣伝で聞く“空気の熱”を使う仕組みです。表面にはスプレーノズルような配管もあり、真夏の暑い時には水を噴射して気化熱も使う工夫がなされていました。
この装置に付いていたウェブサイトURLで検索すると、“ユニバーサルスマートX”という、東芝が東京電力と共同開発した装置(セントラル方式の空調用熱源機として冷温水を供給する)だそうです。
CO2の排出量も減らして空調コストも安くなるわけですから、地球だけでなくおサイフにも優しいシステムですね。知り合いのデータセンター(顧客のサーバを預かり、インターネットへの接続回線や保守・運用サービスを提供)の社長に聞いた話ですが、毎月の電気代が1億円ぐらいの電気をサーバーの冷却のために使っているそうです。簡単な計算ではないでしょうが、空調費が半額になれば施設の改造費などはすぐに回収できると思います。
中東の不安定な情勢とかを考えると石油に変わる代替エネルギーへの移行も大切ですが、こうしたシステムへの変更も大切ですね。
Heathrow
去年(2010年)4月に発生したアイスランドの火山噴火や年末の豪雪で何度も閉鎖があったロンドンの玄関、ヒースロー空港(Heathrow Airport)でのスナップです。向かって左側から寒冷前線の雲が流れて来ている様子が見て取れます。ちょうどこの1時間後に強い雨が降りはじめました。
ここでは日本ではあまり見ることのない航空会社の飛行機を見ることができます。この写真ですと、手前からイラン航空、エア・カナダ、レバノン航空、トルコ航空などが並んでます。
JALも最後のジャンボと呼ばれていたボーイング747型機もすべてボーイング777などに変わってしまいましたが、ヨーロッパでもエアバスの双発ジェットなどが多く目立つようになりました。エアバスの380など2階建ての航空機が就航しはじめたのと並行して、小型でも長距離移動できる新型機なども共存しています。
世界の航空会社は大型機を主要都市の間で運行してそこをハブ空港として小型機で運行するグループと、直接目的地まで小さくても後続距離の長い機材を利用しているグループと2タイプに別れてきました。ルフトハンザやエアフランスなど大型エアバスを運行している航空会社は前者のハブタイプです。
イギリスのフラッグキャリアである英国航空(BA)も大型機中心でニューヨークやロンドンなどの路線を中心に飛ばしているかと思うと、ヨーロッパの各地も小型のジェットで結んでいます。日本のJALも再編されてどのような形になって行くのか楽しみですね。
F1開幕戦
毎年この時期になると楽しみなのが、F1の開幕に備えてのテストの模様や、各チームの新車の発表です。
今年は、残念ながら去年(2010年)ルノーで活躍したロバート・クビサ選手(ポーランド)がシーズンオフ中に参加したラリーイベントで、もう少しで右腕を切断することになるような大怪我をしてしまい、今年の参戦は無理になったニュースや、先週は開幕戦のバーレン・グランプリが内紛の影響で中止の決定など、いいニュースは少ないです。
シーズン初戦は、メルボルンで今月27日に決勝を行うオーストラリア・グランプリからということになりましたが、開幕戦が先に延びた影響が各チームにどのように出るかが注目されます。
バーレンではF1の代わりに戦車でレースを開催するとか、、 これブラックユーモアですね。フェラーリの赤い戦車はともかく、メルセデスの戦車はそのものズバリなんです(画像:上からボーダフォン・マクラーレン・メルセデス、メルセデスGPペトロナス、ロータス・ルノー、レッドブル+バーレーン王国々旗、フェラーリの各仕様)。
American Breakfast
Two eggs, sunny side up with bacon ! って注文すると出て来るのがコレ。付け合わせはポテトをソテーしたモノですが、カロリーを気にする方は避けた方がよい食べ物です。
日本ではみそ汁にごはんとタマゴ、納豆などが定番ですが、イタリアに行くとこれがカプチーノと甘いパンに代わり、カフェオレとクロワッサンはフランス。コッペパンにサラミはドイツなど、ホテルの朝食でその国の食文化がよく分かります。
写真は、アメリカのコーヒーショップでトーストとコーヒーが付いて$4.99の朝定食。日本のワンコイン(500円)と同様のバリューです。日本でいう目玉焼き、英語でいうSunny Side Upは日本ではめったに食べないのですが、アメリカに来ると何故か頼んでしまいます。
日本のホテルでコレを召し上がっている方はキレイに白身だけを先に食べてから残った黄身の部分を口に放り込むスタイルがほとんどですが、こちらではこれをナイフとフォークで切り刻み、白身の部分に黄身を和えたような(?)感じにしてトーストに載せたりしている食べ方が王道です。タマゴかけご飯と同じですが、料理されたタマゴをパンに載せていただく感じでしょうか。
出張時のスマートフォン活用法
メールの確認やウェブの検索、ティザリング(外部モデムとして使う)の機能を使ってパソコン通信をするなどスマートフォンは海外出張の際にはとても重宝しますが、今回は先日入れた“EXPEDIAアプリ”の紹介です。
アメリカ国内の航空チケットは出発前にオンライン旅行会社、エクスペディアなどのサイトで購入してe-チケットを事前にプリントして持参。チェックインも無人のキオスクで行います。このアプリはエクスペディアでサービスのひとつとして出していますが、出発時間やゲート番号、シート番号などリアルタイムで情報を入手します。出発時間の遅れやよくある出発ゲートの変更も、空港で探すよりは早いタイミングでチェックできるので便利です(Scheduledとは“定刻運行”ってことですが)。出発までの時間の調整がしやすく、打ち合わせも時間を気にしないで進めることができます。<br /><br />
アメリカでは航空法が日本とは違い、着陸後すぐに携帯電話の電源を入れることができますので、着陸次第接続便の出発ゲート情報をチェックして直接向かうことも可能です。シートアサインメント(座席指定)もどの席が予約済みかを座席表で確認できるなど、機能も充実してます。
日本のおサイフケータイも切符や搭乗券の代わりになりますが、こういったサービスもはじまるといいですね。