2011.07.14

カルビーのポテトチップス

20110714私の拙い日記をご覧になって頂いている皆さんで、内容から今何処にいるのかチェックされて良くメールを頂きます。 その都度お断りしなければいけないのは、移動の関係などで、リアルタイムでの掲載ができずに、内容はニューヨークの話でも実はもう日本にいたとか言う事もあります。決してフェイントをかけているわけではありませんが、、、

さて、今回もまた何処にいるのか分からない写真です。 皆さんも良く日本で見るカルビーのポテトチップスの袋ですが、良く見るとチョット違いますよね? どう見ても日本で発売されているパッケージとは違いますし、中国語の表示と言う事はアジアの何処か??  じつはこれ、先日ロンドンのチャイナタウンのスーパーで売っていたので思わず購入したモノです。 ポテトチップは”薯片”なんですね。

サンフランシスコで直営店を始められたり、カルビーの海外戦略には恐れ入りますが、しかしこのポテトチップス、どういう経路でロンドンのスーパーに並んだのでしょうね。 考えるだけでも楽しいです。

イギリスのあるスーパーマーケットのキャンペーンでレジ袋が何処かに写っている写真を世界中で撮影するキャンペーンがありましたが、私も訪問先でカルビーのポテトチップスの袋を記念写真に撮ってみようかな。

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2011.07.11

Phantom of the Open “全英オープンの怪人”

20110711いよいよ今週はゴルフの全英オープンですが、Maurice Flitcroft(モーリス・フリットクロフト)と言うゴルファーの名前をご存知でしょうか?

去年出版された”Phantom of the Open” と言う本で紹介されている実在した主人公です。 オペラ座の怪人ならぬ、同じファントムでも”The Open” すなわち全英オープンの怪人と言うタイトルがついているので、さぞ凄いゴルファーだったのかと思うとそれが全くの期待はずれ。 1976年のロイヤル・バークデールで開催された全英オープンの最終予選会にプロと偽ってエントリーをした伝説のゴルファーの話です。

当時46歳だったモーリスさん、ゴルフは始めたばかりで、クラブもハーフセットしか持って無いのに、最終予選会に出場した訳ですが、ちゃんとした18ホールのコースで初めてのラウンド、当然スコアーも数えてみたら”おおよそ”121! 当然同じ組の選手達からはクレームが上がり、即R&Aのオフィシャルの耳に入ると同時にトーナメントから追い出されました。再発防止の為に、R&Aも急遽予選会のエントリーのルールを作り直した程、当時は大事件だったわけです。モーリスさんの事は当時のメディアでも評判になり反体制のヒーローになったわけです。

これで話が終わるとタダのジョークで終わるのですが、モーリスさんのチャレンジは続きます。アメリカ人のプロになりすまし1978年の予選会に潜り込む事に成功。使った名前はGene Paycecki 。これジーン・サラゼンならぬジーン・ペイチェッキー、即ちペイチェック=給料支払小切手!! エントリーを受け付けた担当者も名前を見ればジョークと分かるのでしょうが、まんまと予選会のティーグラウンドに立ったモーリスさん、いやペイチェックさん、当然2年の間にゴルフの腕前は上達するハズも無く数ホールプレーをする間に競技委員に気がつかれると、あっと言うまに姿を消したわけです。 ここらが”ファントム”の名前の以来かもしれません。

それでも諦めないのがモーリスさん。5年後にはGerald Hoppy として再びエントリー。アウト63叩いてその名の通り”HOP” 跳んで逃げました。 1990年には今度はスイスの Beau Jolleyと言う名前を使ってエントリー、これも続けて読むとボジョレー!!ここまで来るとR&Aの担当者も居眠りをしていたとしか考えられません。さすがにArnold Palmtree アーノルド・パームツリー(ヤシ)の名前のエントリーは却下されたようですが、、偽名や変装で何度もチャレンジしたそうです。

いずれにせよ、モーリスさんの名前はイギリスのゴルフ界ではUnderdog, すなわち”負け犬”の代名詞になったぐらいですが、イギリス人のエキセントリックなユーモアのセンスを実際に行動したと語られています。写真は本の中で唯一あったモーリスさんの勇姿です。ジャマイカのボブスレーチームや、イギリス人のスキージャンプ選手 Eddie “The Eagle” さんの先駆け的な話題の人だったんですね。

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2011.07.08

ニューヨークで話題の屋台トラック

20110708_01マンハッタンの街角で今話題なのが屋台トラックの料理です。 グルメワゴンとも呼ばれていますが、レストランで頂く食事と同じかそれ以上の味と評判のトラックはご覧のような長蛇の列です。この写真は12時前に撮影しましたが、もうこう云う状態です。昔からホットドックを売る屋台などはありましたが、最近になってこのような本格的?なトラックが出没するようになりました。

20110708_02この屋台トラックはキムチ・タコ!の看板が上がっています。 別に”蛸”を出しているわけでは無くメキシコ料理にあるタコスに使われる柔らかいパンケーキのようなパンにコリアン・フードを巻いて出しているアイデア料理のお店です。 屋台ですから、当然歩きながら食べる方もいる訳で片手でつまんで食べられるのが好評なようですね。

このような屋台トラックのシェフ達は、トラックをリースし自分の料理のスタイルにあわせて改装して街角に許可をもらって営業しているのですが、本当の実力が試され、話題になると出資を受けてレストランをオープンする連中もいるようで、まさに登竜門です。 それだけに、いろんなメニューが楽しめるわけですね。

紀尾井町の当社の事務所の近くにもネオ屋台と言う名前で、ランチトラックが毎日来ていますが、これらのニューヨークの連中とは比較になりません。 こんな大きな屋台が東京に現れたら交通渋滞になってしまうのが問題ですが、ぜひ東京でもスタートして貰いたいですね。

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2011.07.07

HiLine Park

20110707_01訪問先で近くに最近オープンした公園があるので、ぜひ行くように勧められました。 Hiline Parkと言う公園ですが、今年の6月にオープンしたばかりとの事ですので早速行ってみました。 現地に行ってビックリしたのは、公園と呼ばれていますが、じつは1930年に作られた鉄道の高架の部分を再開発し作られた公園でした。 当時からHilineー高架と呼ばれていた鉄道ですが、当時のマンハッタンのウエストサイドの鉄道整備の為に建設された施設ですが、80年頃から利用されずに放置されていました。 それをご覧のような環境を作り公園として開放しています。

もともと鉄道の高架ですので、行くには階段を登る必要がありますが、上がってみると思わぬ景色が広がっています。 芝生が敷き詰めた場所があったり、レールを残していて当時の様子が分かる場所など、20丁目から30丁目あたりを地上10メートル近くを空中を散歩するような感じで楽しめます。

20110707_02ちゃんと管理人の方や、担当の庭師が働いており地域の活性化にもなってます。 その周りの倉庫だった場所や、古いアパートも改築されて事務所や新しいマンションなど、個性的な建物が立ち並んでました。 もうすでにHiline Parkエリアと呼ばれ、不動産物件としても人気だそうです。

これから北に向けて開発が進められるそうですが、ハドソン川沿いまで伸びると素晴らしいでしょうね。 また戻りたい場所です。

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2011.07.06

ニューヨークの街角で

20110706ニューヨークの街角にあるニューススタンドの壁面が広告に使われておりますが、相撲の力士とビジネスマンが向かい合っている広告を見つけました。

翻訳と海外の法律や人事のサポートをする会社の広告なんですが、”十分な準備をしないで国際マーケットで戦わないように”と言うコピーです。

構成も力士を編集して対戦する相手の2倍ぐらいの大きさにしてある所が面白いです。

一般消費者に対する広告とは違い、ビジネス街のこういう場所を選んで使う看板の使い方は日本でも応用できますね。

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