シティー空港を利用する方はぜひ窓際の席をリクエストしてください。　急上昇して行く時に来年のロンドンオリンピックの会場が空から見る事ができます。　これは大会のメイン会場になる陸上競技場です。　こうして見るとほぼ完成していますね。

これからジュネーブに移動のため、ロンドンの中心部に近いロンドンシティー空港に来ました。

大英帝国の頃から、ロンドンは世界各国に向けて旅立つ商船の基地として栄えておりましたが、コンテナ船や航空機での移動がメインになってからはこの空港のあるドックランドと呼ばれる当時からドライドックとして船舶の修理などをしていた地域も寂れるばかりでした。　しかし最近は地域全体が再開発されて一部は高層ビルを立てて新しい金融地域として使われ始め、当時の倉庫をマンションとして改装したりして人気のある街に生まれ変わりました。　このロンドンシティー空港も同じ時期に開発された空港ですが、開港は1987年と比較的新しい空港です。

ロンドン地域には大きなヒースロー、ガトウィック、スタンステッド、ルートンなどの4つの空港がありますが、都心に一番近い空港で交通の便も非常に良いです。土地柄ヨーロッパの主要都市を結ぶ2時間以下のフライトが中心になっております。

1500mの滑走路が一本だけですし、都心のビルにも近いので就航している航空機も限られておりましたが、最近ではニューヨークからのビジネスクラスだけの直行便が出来たり、航空会社にとっても新しい取り組みが行なわれております。

今回も1年ぶりぐらいで訪れましたが、ターミナルのセキュリティー関連の施設が一新されていたり、快適な空港にすこしずつ変わって来ていました。

さすがに滑走路が短いので、離陸も滑走路の端でブレーキをかけた状態でエンジンをフルパワーにしてのロケットスタートです。加速のスリルがお好きな方はぜひ使ってください。ただ飛行機が苦手な方は急降下での着陸アプローチとかはちょっと不安かもしれませんが、、

日本と同じように、ロンドンでも通勤時間は市内の交通渋滞に遭遇します。　町並みを保存している為に道路の幅も限られており、市内に入るとかなりの渋滞にハマってしまいます。

ロンドンに通勤しているビジネスマン達でブームなのがこのバイク通勤です。　バイクと言っても日本の50ccの原付では無く、大型バイクに荷物をつめるようなケースを装着しています。　以前、バイク専用のパーキングスペースの事を掲載しましたが、このような信号待ちの状態をご覧になるといかにバイク通勤が盛んかお分かりになると思います。

良く見ると、円高の影響でしょうかホンダやヤマハも多いのですが、ドゥカティや、トライアンフ、BMWなどヨーロッパのバイクが多く目立っていました。

あと、気がついたのは、この写真のようにライダー達が蛍光色のベストやウエアを必ず着用して居る事です。同行した日本からの出張者は自転車に乗っている連中も同じような蛍光イエローのベストを着用しているので、どうもバイク便のユニフォームと勘違いしたようでした。　この蛍光色は車のドライバーに存在をアピールする為で、安全第一なんですね。

安全と言えば、ライダー達はヘルメットは当然被っているのですが、ブーツや防護の皮のジャケットなどは必ず着用していました。日本の猛暑は大変かも知れませんが、当地では常識のようです。

今年の全英オープンは北アイルランドのダレン・クラーク（Darren Clarke）の優勝でしたが、地元のニュースでは”雨の全英オープンならぬ”水中オープン”と言うぐらいの自然との戦いだったと言っています。

ダレンの出身地北アイルランドですが、全米オープンの勝者ローリー・マキロイ（Rory McIlroy), 去年の全米オープン勝者のグラハム・マク度ウェル（Graham McDowell)と13ヶ月で3人のメジャー勝者を生み出したわけです。　”Golf Capital of the World” 即ち世界ゴルフの中心地だと地元の連中は喜んでますが、実際に北アイルランドには数多くのゴルフ場があり、アメリカ人のゴルファー達も多く訪れております。日本のゴルファーの方もスコットランドだけでなく、ぜひ北アイルランドのゴルフ場にも足を延ばしていただきたいと思います。

さて、今回は特別に全英オープンが終了した翌日の月曜にプレーをさせて頂きました。　詳しい内容はスタッフボイスで掲載されると思いますので、お楽しみに。

この写真は4番ホールの巨大バンカー前で当社の池田、増田との記念写真です。　猛暑の日本の皆さんには申し訳ありませんが、ご覧のとおり、気温も15°ぐらいですので、セーターが必要でした。

ロンドンの主要駅の一つ、リバプール駅の構内で見かけないお店を発見。　良く見るとひらがなで”わさび”とありますのでWASABIーワサビですね。　覗いてみるとお寿司が個別にラッピングされて客は好きなお寿司をトレーに取ってレジで清算するシステムのようです。　ラッピングしてあるとはいえ、手で触って品定めをしている方もいるので、ちょっと違和感はありますが、会社帰りの皆さんで繁盛していました。

寿司以外にもどう考えても中華のメニューの酢豚やらがホットコーナーに並んでいたり、要するに東洋系の食事をテイクアウトできるお店です。　食事をした帰りでしたので、今回は購入しませんでしたが、また今度トライして見ようとおもいます。

以前も日記に書きましたが、お握りがお寿司に使う酢飯で作られていたり、ビックリする事も多いのですが、海外でどのように日本食が楽しまれているのかを見るのも楽しいですね。