Bar Mitzvah
大学時代の友人から子供のBar Mitzvahに招待されたので、丁度アメリカにいましたので参加してきました。
恐らく皆さんはBar Mitzvah(バー・ミッツバと発音します)をご存知ないと思いますが、ユダヤ教の子供達が男の子は13歳、女の子なら12歳で必ずやるのがこのBar Mitzvahと言うセレモニーです。女性の場合にはBat Mitzvahと呼ばれますが、ユダヤ教の家族の一大エベントでもあります。
もともと、ユダヤ教に対する教えを大人として守る宣誓をするセレモニーなんだそうですが、ほとんどヘブライ語で行なわれます。このセレモニーのために、親はしっかり貯金をして立派なパーティーを開き、子供達は一生懸命ヘブライ語やユダヤ教を習います。 宣誓は当然ヘブライ語なんですが、この写真では右からラバイと呼ばれる司祭、両親、バー・ミッツバの子供と教典を読む係の方と一緒に行なうので完璧でなくても大丈夫なんですね。
3000年以上の歴史のあるユダヤ教もアメリカに渡ってからは厳格なオーソドックス派や今回参加させてもらったかなりオープンなグループと教会によって違うようです。ユダヤ教はキリスト教で言う旧約聖書の最初の5つの本、Genesis, Exodus,Leviticus, Numbers, Deuteronomy が書かれたTorah教典の教えを守る宗教ですので、聖書を読んだ事があれば少しは分かりますが、ヘブライ語のTorah朗読は聞いていても当然ながらわかりません。この写真で子供が読んでいる大きな巻物のがこの教会のTorahで、バー・ミッツバのクライマックスです。
1時間以上にわたるセレモニーの後は豪華なパーティーが開催されますが、おそらく結婚式の披露宴に匹敵するような規模で、親戚や友人が呼ばれて参加します。
日本でいう”お祝い”はお金が主流です。面白いのは金額はユダヤ教でラッキーとされる18(ヘブライ語でChaiと呼ばれ生命の事だそうです)の倍数で出すのがマナーだそうですので、18の18倍で324ドル包みましたが妥当な金額のようです。 子供達はそれをもらって大学の入学金にしたり、大切に将来使うんだとか。不謹慎ながらゲストの数を18のX倍を計算してみました、、かなりの金額ですが、やはり親戚や友人が子供の将来を祝い、ユダヤ教を続ける意味があるようで、それぐらい招待される事は名誉な事のようです。
最近はバー・ミッツバをやる家庭も少なくなって来ているようですが、ユダヤ人の歴史やそれをどのように守って来たのかを今回参加して良い勉強になりました。
エアバスA380
昨日ニューヨークから帰国しましたが、JFK空港で出発前にルフトハンザのエアバスが到着したので撮影しました。ご存知のとおり現在民間機では一番大きな機体で、全て2階建てです。さすがに新機種だけに機体もピカピカ!
手元にあるデータでは全長73m、翼幅は79.8mですので75mのサッカー場より広い幅です。見えているエンジンの直径は2.95mと本当に大きなサイズですね。
ルフトハンザのホームページによると定員526席(ファースト8席、ビジネス98席、エコノミー420席)だそうですが、撮影した時間帯には同時に大韓航空の同じエアバスA380とチャイナエアラインのボーイング747-400が到着しましたので、到着ロビーには1000人以上の乗客が入国審査を受けているかと思うとぞっとします。 幸いにもJAL便はスケジュールではもう少し早い時間に到着するんですが、何かの影響で遅れたらこの到着グループと一緒になる可能性があるわけです。普通でも混雑していたら1時間待ちなど普通ですので、恐らく2時間は通関するまでかかったのでは無いでしょうか。折角快適なフライトで到着しても地上のインフラが整備できてないと疲れてしましますね。
成田も含め、多くの空港ではこのように2階建てA380に対応しているボーディングブリッジが設置されているゲートが多くなりましたが、乗り降りの時間も長いんだろうなぁと独り語。
これはでかい!!
アメリカでは、なんでもスケールの大きなモノも良く見ます。 大きなスタジアムだったり、アメリカで販売されている日本車もでかいですよね。
先日高速道路で遭遇したのがこのタイヤです。 遠くから見て何だろうと思いましたが、近づいてみてタイヤだと分かってビックリしました。とにかく大きなトレーラーの荷台からはみ出す大きさですので、直径でおそらく4メートル以上はあると思います。 日本で良く見るトラック一台分ぐらいの大きさでしょうか? とにかく大きいタイヤでした。大型トレーラーの車輪と比較していただければ想像が付くと思います。
アメリカ南東部には露天掘りで鉱物を採取する鉱山が多いのですが、おそらくそういう施設で使われている巨大ダンプカーに使われるタイヤだと思います。 さすがに巨大なので、車体で移動は出来ないので現地で組み立てるようですので、こうしてパーツが運ばれて行くんですね。 一度完成品を見てみたいもんですね。
運送しているこのトレーラーもかなり大型でしたが、綺麗な女性ドライバーが運転していました。 凄過ぎます!
アメリカの空港で
今回デルタ航空を利用してニューヨークからアトランタまで移動しました。 ラガーディア空港はマンハッタンから一番近い空港で、東京で言うと羽田のような感じの空港ですが、ターミナル内のゲートの様子が面白いので撮影しました。
ちょっと見た感じネットカフェか、お洒落な食堂のような雰囲気ですがちゃんとした待ち合い室です。デスクにはiPadが固定されていたり、電源やLANの接続もできる施設になっています。携帯電話に充電できるようなUSBのターミナルも完備されており、利用者の大半がビジネス客中心ですので、このようなサービスは最高だと思います。ビジネス客以外に家族連れなどもiPadのゲームを使って出発時間まで楽しんでいました。
飛行機の出発までの時間をどのように使えるかも、一つのサービスなんですね。 日本でもぜひ始めて貰いたいサービスです。
元気なNippon
最近何かにつけて、スポーツ選手や芸能人がインタビューで「日本に元気をあたえたい」とコメントするのを聞く事が多いです。 果たして日本が元気になるんでしょうか?How are You? と聞かれてFine thank you, and You? と答える「元気」とはチト違うかもしれませんね。
さて、今回ニューヨークに来て印象的だったのは久しぶりに日本人観光客をマンハッタンで多く見かけた事です。円高の関係かと思いますが、ブランド店から買い物を両手に持った日本人が”元気”に思えました。
5番街では、ユニクロがGlobal Flag Ship Store – 単なるフラッグシップ・ストアーでは無く、”世界の”フラッグシップとなるお店をこのマンハッタンの5番街に開店する”元気”はすごいです。 おまけに広告キャンペーンも強烈で、公共交通のバス、地下鉄などの駅やバスに開店の案内が溢れています。 当然5番街に隣接するお店はA&Fやルイ・ヴイトン初め世界を代表するブランドに対抗して出店する訳ですから半端ではありません。
元気な”Nippon”としましたが、日本人観光客やユニクロの活躍を見る限り、ここニューヨークでは”元気”な日本でした。