ガーミン ナビ
GARMINと言うアメリカの軍事産業大手が手がけたPND(Personal Navigation Device)の日本版を入手しました。 日本では良くメモリーナビとか呼ばれているモノで、最近は日本のメーカーからも同様な製品が発売されております。 GARMINは航空機用の無線機や計器を作っていたので私は昔からこのメーカーを良く知っておりましたが一般的には数年前にバイク用やハンディタイプのメーカーとして初めて発売してブレイクしたようです。
海外では慣れない土地をドライブするには必需品ですので、数年前には海外版は購入して使ってきました。最近になって半導体メモリーの価格が下がった事もあり、アメリカでは200ドルもしないユニットが販売されています。
今回また何故日本でPNDかと言いますと、まず2万円を切る価格帯と、内蔵電池での利用、グーグルマップから目的地を直接ダウンロードができるのと、案内の言葉が日本語だけで無く、英語やドイツ語などが使えるために、海外から来る方にも使って貰える事が大きいですね。
今までのナビはカーオーディオなど多機能性と同時に数十万円もするような価格設定でしたので、これで大丈夫か?と思いましたが、性能はさすがアメリカ軍御用達のメーカーが作ったモノ! Bluetoothの接続で、携帯電話のスピーカー端末として使えるだけでなく、データ通信機能に接続して、ネット経由でいろんな情報を見る事ができたり、十分な機能が付いています。 タッチスクリーンのみの操作ですし、必要最低限の操作性はありがたいです。 これはおそらく私の”紅葉マーク”の両親でも十分使いこなせると思うので、実験してみようと思ってます。
ただ一つ難点は、日本の道路交通法ではフロント・ウインドゥに吸盤を使ってこれを取り付ける事が出来ない事ぐらいでしょうか。海外では皆このスタイルで使っており、デザインもそのように使うようにできてますので、ちょっと不便です。日本製のナビはダッシュに取り付ける事を前提でデザインしていますが、ガーミンの日本向けの製品にはダッシュボードに粘着テープを使って吸盤に対応する円形のディスクが付属されてますので、ダッシュボードにディスクが残る事が気にならない方には問題ないかと思います。
生物学的文明論
皆さん、このタイトルを見て違うブログにアクセスしたかと思ったのでは無いでしょうか?
前にも本川達雄さんの<a href=”#20111004″>「ゾウの時間、ネズミの時間」</a>を読んだ話をしましたが、今回はもう一冊の「生物学的文明論」の話です。
ゾウの時間、、、では生物の寿命が中心に書かれていたのですが、この本は生物学的発想で現代社会を見てみる試みです。 しかしいきなり「生物学的発想」と言っても混乱するかと思いますが、簡単に言うと「共生」と「リサイクル」からなる生物の多様性の事です。
ご存知のとおり生物は互いに関係し合い、互い互いはかけがえの無い存在です。つまり生物学的発想では、性質が違うからこそかけがえの無い「量」では無く「質」の概念が元になります。即ち個別制や関係性が重視されるんですね。
しかし、同じ生物である人間では、科学や技術では均質性が重視され、形も生物は円柱形が基本なのに、人工物は四角が元になります。だから生物学的発想から考えるとおかしな構造やデザインがまかり通るんですね。 そもそも生物は体を構成する材料そのものが生きているので、状況に応じて形や振る舞いを変える事ができる頭の良さや柔軟性があるが(知能材料と言うそうです)、人工物は死んで乾いた素材を使うから、そういう事は無いですよね。
文中で特に面白かったのはナマコの皮の話。 ナマコの皮は本当に良くできていて、魚につつかれると、突然かたくなって身を守るのだそうです。面白いのは、さらに強くかみつこうとすると、逆に今度はものすごく柔らかくなって皮膚がとけて、自分の内蔵を(コノワタですね)吐き出してしまう事で、魚が喜んで食べている間に逃げるんだそうです。溶けた皮や失った内蔵はその後再生するというから驚きです。
おまけに全然動かないので消費エネルギーも少なくて済むわけで、エサはと言うと砂。砂についているバクテリアなんですが、まさに砂を噛む人生。 しかし砂はいくらでもある訳ですから、エサには困らないわけです。
スクールカラー
アジア・アマチュア選手権で優勝した松山選手は東北福祉大のゴルフ部のメンバーです。
テレビで観戦された皆さんは松山選手の最終日の黄色いパンツ、バイザー、サングラスは印象深かったのでは無いかと思います。今年のマスターズの最終日も同じでしたよね。 あの黄色は東北福祉大学のスクールカラーなんだそうで、松山選手は最終日に黄色を着るようですね。 個人的に黄色は大好きなんで、いつか真似をしてやろうと表彰式に出ている松山選手のバイザー+サングラスの写真撮影を、、、
アマチュアなんで大きな声では言えませんが、S△△とOA△△△△なんですね。 私も現物支給して頂ければ着用しますが、イメージダウンになると怒られそうですのでお店で買う事にします。
しかし、猛暑の中でのプレーの様子が水のボトルとタオルの状態で良くわかりますね。 そのまま絞れそうです。
時差
良く”時差ボケ”大変でしょう?と皆さんに心配して頂きますが、お天道さまの下に出る時間や食事のタイミングをうまく取る事で対応しております。
この時差、調べてみたら世界に24のタイムゾーン(地球の自転が一周で24時間ですよね)に分けたのは結構最近で140年程前の事だそうです。
元々、英国が海運国家として発展する頃と同時に正確な時計で船員達がグリニッジ子午線からの経度の違いを現在地の南中時間で航海中に使っていましたが、グリニッジ標準時(GMT)がその中心になっているわけです。 今では、UTC(協定世界時-Universal Time, Coordinated)に置き換えられて、日本標準時はUTC+9時間となります。
最近ニュースで放射性物質のセシウムが騒がれておりますが、このUTCはセシウム133の原子の周期を使う、原子時計を元に決められています。しかしあまりにも正確過ぎて、地球の自転が不安定なので、数年おきに”うるう秒”として一秒足したり、減らしたりして調整するんだそうです。
私はパスポートと同様にロレックスのGMTマスター2を必ず旅行に持って行きます。 到着時や、残りの飛行時間など正確に把握する事は時差ボケ対策に一番必要な情報だからです。
今日の写真は飛行機の窓から見えた名古屋市の景色です。 写真下が知多半島で実家のある大府市も見えます。
シンガポール アイランド・カントリークラブにて
今回のアジア・アマチュア選手権の開催されたシンガポール アイランド・カントリークラブですが、年間400回も雷雨のある(と言う事はほぼ毎日?)熱帯地域に位置しており、選手の応援で一緒にラウンドすると、2ホール歩くだけでスボンまで汗がにじみ出る程の厳しい環境の中でのプレーでした。
このような気候ですと、日本のゴルフ場ではお目にかかれない動物達がいます。 テレビで観戦された方はご覧になったかと思いますが、野生の猿やイグアナを大きくしたようなトカゲがフェアウエーを横切る風景にはビックリします。珍しいのでプレーそっちのけで思わず猿を写真撮影。 野生の猿なので気を付けないと威嚇されるだけで無く、かまれたりするそうです。
しかしこの猿たちは頭が良いそうで、キャディーバッグのジッパーを開けて食べ物を盗むのは朝飯前。缶ビールも強い歯で開けて呑むんだとか。携帯電話も何故か盗むようで、プレーをする人は着信のバイブレーター機能をかならずオンにしているそうです。 取られて木の上にのぼったら番号にかけ、振動する携帯に猿がビックリして落とすんだそうですが、落としたら壊れそうな感じもします。 あと面白かったのは、なぜか捨てられた水の入っているペットボトルが好きなようで、オス達が取り合いをしていました。ラベルを歯で剥がす音を楽しんでいるようでした。
それにしてもビックリするのはこの”ヘビに注意”の看板です。 このイラストはひょっとしてコブラ? こんなのを見たらラフに入ったボールは取りに行けませんね。 カート道の真ん中を歩いて戻りました!!