一人鮨
先日広尾にある行きつけの寿司屋で食事をしました。 ご主人と奥様が二人でやっているカウンターで10人ぐらいしか入れないようなお店ですが、麻布十番の有名店で修行をされたご主人の腕はたしかです。
さて、今日はお寿司の話ではなく、カウンターの隣に座ったグループの方とのお話で一人で食事をする所謂”ひとりご飯”の話題になりました。 会食などでは当然多くの方と一緒に食事をさせて頂くのですが、プライベートでは殆どの場合”ひとりご飯”になります。 そこで盛り上がったのは女性が一人では”焼き肉”に行けないとか、男性の”ひとり鮨”はかっこ良いとか、一人での食事についてでした。
出張時に海外の有名店では一人での予約は受け付けてくれない場合も多いのですが、予約が取れて行っても”Party of One Sir?” とか、一人である事をバカにするように案内されます。 それぐらい、一人で食事をする事に対する考えが違うのかも知れません。 おまけに一人で食事をすると当然のように話す相手がいない訳ですからお酒や食事のスピードも早くなってしまいます。
寿司屋のカウンターはそういう意味では板さんとの会話だけでなく、先日のように客同士の会話も楽しめるのでありがたいですね。 会話が盛り上がってしまい、ついつい呑み過ぎる弊害もありますが、おなかだけでなくリラックスして気分も満足する事が出来ます。
食事を仲間や好きな人と一緒にできる事は“会話”と“おもてなし”の特別な調味料が加わり、とても美味しく頂けるわけですね。
先日も食事をご一緒させて頂いた方と話題になって、シェークスピアのマクベスの食事のシーンでのセリフの話になりました。Act3, Scene4の食事のシーンの台詞で;
LADY MACBETH
My royal lord,
You do not give the cheer: the feast is sold
That is not often vouch’d, while ‘tis a-making,
‘Tis given with welcome: to feed were best at home;
From thence the sauce to meat is ceremony;
Meeting were bare without it.
超訳すると、「おもてなしの会話の無い食事をする意味が無い」、それとも「楽しい人と話しながらの食事は楽しい」、とでも言えるかと思います。
今年も拙い日記をご覧いただき、ありがとうございました。 年末年始、皆様も家族や仲間と楽しい食事をしながら良い年をお迎えください!
アンコ屋さん
先日名古屋に出張した時に新幹線のホームでこんな看板を発見しました。 「聞いたことはないけれど食べたことはある会社。」素敵なコピーですね。
学生の就職先のランキングトップの会社を見ていると必ずと言って良い程テレビのコマーシャルをやっている会社です。 求人対策でコマーシャルをやっている会社も最近は増えているようですが、このようなインパクトのある広告を出せば学生に対して良いアピールができると思います。テレビコマーシャルをやっている会社は当然B to Cのビジネスで、製造業やサービスも個人がターゲットの会社が多いのですが、この会社のような一般消費者には見えない魅力的な会社が多いと思いました。
今年の思い出“ゴルフ場編”
今年も残り少なくなりましたが、皆様には大変お世話になりました。 また、この拙い日記もご覧頂きありがとうございました。
さて、この時期になると皆様から今年を振り返って??って質問をされます。特に今年ゴルフをした印象的なゴルフ場は??などの質問を良くされますので、今回は“ゴルフ場編”です。
おかげさまで、今年はマスターズのオーガスタナショナル、全英オープンのロイヤル・セント・ジョージなどのチャンピオンコースでもラウンドする機会がありましたが、一番印象に残っているのは夏休みにプレーをしたアイルランドのDonegal Golf Clubです。Donegalの郊外メルバ半島にあるので、地元のゴルファーたちは”メルバ”という愛称で呼んでいるゴルフ場です。
1959年開場ですから、スコットランドやイングランドのゴルフ場に比べたら最近できたようなゴルフ場ですが、ゴルフダイジェストのアイルランド/グレート・ブリテン版ゴルフ場100撰に必ず取り上げられるそうです。
スコットランドと同じようにアイルランドのリンクスコースは大西洋からの強風だけでなく、急に暗くなったと思うと雨が降ったり、ラウンド中に四季があると言っても良いぐらいの天候もゴルファーに取ってはチャレンジになります。 日本の楽なカートで回るゴルフに慣れていると、修行僧になったような自然との戦いでまずギブアップしてしまいます。 スコットランドのゴルフ場でも良く見かけるのですが、キャディーバッグを自分で担いで一人で雨や風の中ラウンドをして何処が楽しいのか? しかし、黙々とプレーを続ける姿はゴルフ本来の物かもしれません。
セント・アンドリュースにあるR&Aのゴルフ博物館に展示してある、R&Aのマナー?集によると、ゴルフ場に出たら出身や身分は関係無い、貴族も農民も同等にプレーをすべし! とありました。 ゴルフの基本はプレーヤー対ゴルフ場なんですね。 天候もその対戦相手の一つですから、雨が降ろうが、風が吹こうがプレーを続けるわけです。この日は珍しく雨にも降られずに、このような景色も楽しめました。
2011LGPA感謝デー
ご招待を受けて“2011LGPA感謝デー”に参加しました。
今年のLPGAツアーで優勝した全選手と特別表彰の選手達が全員集まり、いつもフェアウエーで見るゴルフウエアーでは無く着飾った女子プロ達が印象的な集まりでした。小林会長は「3月の震災を受けてLPGAも試合の中止などもあったが、賞金の一部を寄付をしたり、9月の宮城テレビ ダンロップ・女子トーナメントなどには全員参加できて良かった」という話や、選手達の被災者の方々を想い良いプレーで日本のみなさんに元気を与えるように頑張った、、などの発言もありました。 今回のような大震災とスポーツのあり方など、今年は本当に「絆」の年になったようです。
今年は功労賞として樋口久子、前会長も表彰されておりました。スポンサーの関係でしょうか、日本のビールメーカー全部のビールが並んでいたのには関係者の方の心使いですね。
お土産に頂いた「虎や」のお菓子。 羊羹かと思い会社で開けてビックリHole in Oneとスコットランドのゴルフ場のような絵の書かれた箱に入っていたのがゴルフボールのようなお菓子でした。 ゴルフボールの“最中”なんですが、気の利いた演出でした。 さすがにこれを使ってゴルフはできませんが、こしあんの上品な味でした。
Nikon 1【2】
iPhoneのカメラを使って写真撮影すると位置情報が自動的に記録されてそのデータを元に撮影場所が自動的に記録されます。 非常に便利な機能で、あとで何処で撮影したっけ??と思い出す必要はありません。
Nikon1もやっと使い方にも慣れて来て、新しい旅のパートナーになりました。
この写真は航空機の中から撮影したのですが、オプションのGPSレシーバーを使うとちゃんとGPSデータも記録されており、グーグルマップなどで確認出来ます。 海上飛行中の雲で、別に撮影する程のモノでは無かったのですが、GPSがどれぐらい正確かテストも兼ねて使ってみました。この赤いピンの位置が撮影場所、日本海上空です。
ゴルフ場など、何番ホールだけでなく、どの場所で??とか分かりますので、これから出番が多くなると思います。