イエローキャブ
ニューヨーク名物のイエローキャブですが、実はこのタクシーは覆面パトカーです。 日本の覆面パトは普通のクラウンや成田近辺ではスバルのインプレッサなどが使われておりますが、このようにタクシーと同じ塗装をしたモノは見た事がありません。 ある交差点で取り締まりを行なっている所に出くわしたんですが、トランクにある特殊なアンテナ以外、正真正銘のイエローキャブです。 おそらく間違って乗車しようとする一般人がいて、運転手がお巡りさんでビックリした事でしょう。
日本で東京無線の覆面パトが活躍する可能性は無いか?日本に戻ったら知り合いの警察関係者に聞いてみようかと思います。
4G
今回アメリカでの移動中に何気なく見たネットワーク表示に4Gの文字がでていました。 日本のドコモのSIMカードを使っているのですが、海外でのパケ放題を使う関係で当地AT&Tのネットワークを使いますが、2月にアメリカに来た時には3Gのネットワークだったと記憶しています。 当時からアメリカ国内ではLTEを始め4Gのサービスを出していましたので、サービスは存在していたとは思います。
そういえば先日電話のソフトウエアのアップデートをした際に必要な4G環境が含まれていたのかも知れませんが、ちゃんと4G対応されているのか?はたまた表示だけがの代わりに4Gになっているのか? 不思議です。
オーガスタでもちゃんと4G表示をされているのですが、実感する程の通信速度が早くなったとは思えないです。
危機管理能力
今年のマスターズウイークの火曜ヨルに、雷と暴風雨がオーガスタナショナルに大きな被害をもたらしました。水曜のゲートオープンも通常より30分遅らせ、風で飛ばされた枝などの撤収をしていました。最大の被害は写真の16番ホール付近にあるこの施設で、倒れて来た樹齢100年の木の直撃を受けて屋根に大きな穴があいていました。
午前中に見かけたのですが、倒れた木は撤去されており、建物もすでに大工さんが壊れた箇所を取払い、本格的な修復作業を開始していました。 ほぼ24時間後の木曜にも同じ所を通ったのですが良く見ないと分からない程完璧に作業が終わっていました。
コミティーとの打ち合わせの際に聞いてみましたが、マスターズの期間中はどんな事にでも対応するように連絡網を作っているそうで、今回のような場合でもすぐに対応して人員の配置や部材の確保が短期間でできるそうです。
マスターズを運営しているコミティーの方は危機管理に関しては常にリビューをしているとか。 当社でもやっと地震などで帰宅困難になった場合の考えをまとめ始めたぐらいです。 備えあれば憂い無しと言われるとおり、常に対応策を考えねば、と実感しました。
Lynn Swann
リン・スワンの名前を聞いて誰か分かる方はかなりのアメリカンスポーツファンです。
アメリカンフットボールのチーム、ピッツバーグ・スティーラーのワイドレシーバーとして黄金時代を作り上げたアメリカではとても有名な選手です。1974年から1982年まで在籍し背番号88。スーパーボウルチャンピオンも経験しています。 当時のアメリカでの人気は今で言うと、イングランドのベッカムのような存在で、フットボールからリタイアした後はアメリカのネットワークABCでスポーツキャスターの仕事をつづける傍ら、事業にも成功したり近年では政治にも積極的にしておりブッシュ大統領の下で2002年から2005年までスポーツとフィットネスのカウンセルに任命されていました。
ここオーガスタナショナルでも2009年に彼はメンバーになり、クラブハウス周辺で良く見かけます。 ここオーガスタの方針としてメンバーの名前は決して公表しないのですが、彼のようなスーパースターですとすぐに分かりますね。
そのリン・スワンがグリーンジャケットを着て、ファンの方との記念写真に応じているスワン氏ですが今年60歳になるのですが、鍛えた体は素晴らしいですね。
練習場で
選手達が最後の調整を行なう練習場の入り口に区切られた場所に子供が帽子やノベルティーの旗などを持って並んで選手達を待っていました。 マスターズでは練習場が選手たちのサインを貰える場所ですが、子供達がサインを貰いやすいようにこうしたスペースを用意しています。 ”16歳以下の子供に限る”と入り口に書いてありましたが実際に並んでいる子供達は10歳前後が多かったようです。 丁度ガルシアがサインをしてましたが、待っている子供達のために、ほぼ全員にサインをしていました。こう云う場所は日本のトーナメントでも用意すると良いかもしれません。
アメリカのプロゴルファー達のこのようなファンの為の一生懸命なサービス精神はすごいです。 日本のプロでも最近はサイン会を開催し、ファンサービスも増えているようですが、さすがにマスターズに来る連中はレベルが高いです。