立ち机
最近パソコンに向かう時間が増えてしまい、姿勢は悪くなるし目や首が疲れたりするので悩んでいた所、先日訪問したシリコンバレーの会社で立ってパソコンに向かっている数人の社員を発見。ガス圧で高さが変えられるハイテク机で立ったり座ったりして仕事をしている風景は新鮮でした。 話しを伺うと、10年以上6時間を越えて座った姿勢で仕事をすると64%の確立で循環器系の悪い症状が出るとのリサーチが発表されたとか。そう言われてみると、殆どの起きている時間は座った姿勢で過ごす日が多いですよね。 同リサーチによると座った状態だと歩いている時に比べてカロリー消費量も1/3になるそうですし、インシュリンの活動も40%減り糖尿病になる可能性も大きいとか、、 ま、アメリカのデータですから仕事をしながらパソコンに向かってドーナッツやハンバーガーを”ダイエット”コーラで流し込んでいるような連中もそのデータに入っているかもしれませんが、さすが健康志向のカリフォルニアの連中は立ち机を導入して日頃から足腰を鍛えているようです。
そういう事なら、、、と先日東急ハンズに行って組み立て式のテーブルパーツを購入、45センチ高のテーブルにモニターを載せて、35センチのスタンドにキーボードを配置しましたが、これが結構良い塩梅!地震対策にちゃんと粘着クッションも入れて一応安心です。 効果の程はまだ一日しか使ってませんので、何とも言えませんがすぐに分かったのは良い感じに姿勢も良くなり、何と言っても首と目が楽って事ですね。 まだ日本では対応しているオフィース家具は無いようですが、5000円ぐらいの部品代でこう云う事ができるので一度お試しください。
デスク仕事をしたり電話を受ける時にはキーボードをモニターの下に入れて座って作業をしてますが、昨日はパソコンを前にして一時間位の立ち作業でしたが結構良い運動になったような気がします。 ダイエット効果!!があるか??ゴルフの飛距離が伸びる!!?? 社員の冷ややかな視線を感じながら、しばらく様子を見てみます。
New Lexus LS
出先で展示してあった新型レキサスLS。色と光の具合かと思いますが、若干コンパクトに見えますね。なにやらFマークが付いている所を見るとスポーツタイプかもしれません。そこまで良く見なかったのですが、ブレーキも強力なモノが付いているようです。
レキサスLSは日本を、いや世界を代表する高級車で、ベンツで言うとSクラス、BMWの7シリーズ、アウディの8シリーズ、ポルシェのパナメラ等とお値段のイメージが同じランクの車ですね。 しかし、この手の車は何故か3年後には価値は半減してしまいますので、1500万円出すだけの価値が分かりませんし、トヨタ関連の仕事をしている会社のシャチョウさんが購入されるイメージ若干あります。当然ハイブリッドで燃費もそこそこ良いでしょうし、アクセルを踏めば電気モーターのトルクとガソリンエンジンのパワーでかなりの加速も期待できます。
マスターズの期間中にオフィシャルカーとしてベンツのSクラスのハイブリッドが我々にも提供されていて、良く運転しましたが、同じハイブリッドでもレキサスのエコ中心よりもパワーや性能重視の味付けだったのは印象的でした。新型レキサスはどういう感じなのか、一度試乗してみたい所です。
この手の車はおそらく運転手の方がいて、後部座席で書類に目をとおしながら通勤される方の需要も多いかと思います。 個人的には後部座席に座って運転されるよりは、運転をする方が良いのでこの手の車には興味はありませんが、同じ1500万円ならベンツやポルシェが良いですね。仕事では運転手さんがいて、オフの時間には自分でステアリングを握る楽しみがあっても良いかと。。。
アメリカズカップ
第一回近代オリンピック開催から遡る事45年前の1851年にこのトロフィーが勝利チームが最初に手にしました。
全英オープンやサッカーのワールドカップよりも歴史が古いため、継続して使用されている世界最古のトロフィーです。 第一回大会は第一回万国博覧会のエベントとしてイギリスのワイト島一周レースが最初だそうですが、アメリカから参加した「アメリカ」号が優勝して、当時のビクトリア女王から受け取ったカップを持ち帰ったのが始まりです。ですからカップの名前は第一回優勝艇の「アメリカ」の名前で 「アメリカ号のカップ」であって国のカップではありません。 1851年から1983年までアメリカのヨットクラブが防衛して来たのでアメリカ合衆国のカップのような意味もあるそうです。
競技の本質はカップの寄贈者の決めた規定に基づき、出場するヨットは出場国での建造が義務付けられているので、最先端技術力や参加国の威信をかけた戦いになっているわけです。 しかし現在では、クルーはオリンピックの金メダルを取ったようなエリートアスリートが国境を越えて他の国籍のチームで活躍しています。 ヨットの建造に関しても主要部品はニュージーランドなどで日本のカーボン素材を使い、最終のアッセンブリーは参加国で行なわれるなど、今の製造業の縮図のようになっていますし、とにかく考えられる最高の技術や部品が使われる車のF1とほぼ同じ位置にある訳です。
いずれにしても、造船工学の面や、多数のトップアスリート達が参加する事もあり、ヨットレースの最高峰として位置されています。
カップの保持者、すなわちチャンピオンは防衛するにあたり、場所や時期、船の構造までルールを作る事ができる”ホーム有利”な大会とも言う事があり、今までに保有した国はアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドとスイスのみ。造船技術の優れた日本もニッポンチャレンジとして1992年、1995年、そして2000年に挑みましたが、挑戦権を得るルイ・ヴィトンカップの準決勝で3回とも4位で敗退しています。
レセプションで展示されていたアメリカズカップですが、ベースは保持者が作れるとの事でこれに使われていたのは最新技術で作られたカーボンファイバーでした。 1851年に作った職人さんはこんな事になるとは考えてもいなかったでしょうね。 当時からの規定で警備の者を2名いつも待機させるようにとの事で、怖そうなお兄さんがガードしてました。 こう云う規定をちゃんと守っているのも面白いです。 因みに移動する際にはルイ・ヴィドンの作った特製のケースに入れられて、航空機で移動する場合にはビジネスクラスもしくはそれ以上の席に載せて運ぶ約束だとか、、 ガードマンの人も一緒に移動するのでしょうが、料金はちゃんと人間一人分取られるのでしょうね??
Joe Montana
今回ノートルダム大学出身で、NFLのサンフランシスコ・フォーティーナイナーズのクオーターバックのジョー・モンタナに会いました。 モンタナマジックと呼ばれるほど、出場したスーパーボウルでは4回優勝するほどの名選手でした。 1979年から92年までサンフランシスコに在籍しており、カンザスシティーで93年から94年にリタイアするまでプレーをしていましたがモンタナと言えばサンフランシスコですし、いまでも人気は凄いです。
今回のアメリカズカップにも招待されており、観戦を楽しんでいたようです。 この写真はホスピタリティースイートで記者からインタビューを受けていますが、ちょっとカメラ目線が気になります。 私の事を話してるんですかね、、
ASAHI
今回のヨットレースに集まっていたプライベートヨットの中でも、抜群な大きさと豪華さだったのがこの”ASAHI” というORACLE社CEOラリー・エリソン氏の所有されている船です。 日本文化に精通されているエリソン氏ですが、他にも所有しているヨットに”MUSASHI”とか日本語で命名しているんだそうです。以前所有されていたプライベートヨットで世界で10番目に大きな船にも”RISING SUN”と命名されていたようです。全長138mで82部屋あったとか、、因みに現オーナーはアメリカの音楽界の重鎮David Geffen氏です。 さてこの”あさひ”実際に海に浮かんでいるとそれほどの大きさには見えませんが、マストの高さはほぼ50mぐらい。バハマのジョージタウン船籍と言う事は税金対策だと思いますが、我々には考えられないお金が掛かっているはずです。このクラスのヨットになるとかなりの数のクルーも雇っているわけですから桁違いですね。船尾にひらがなで”あさひ”と書いてあるのれ見ると日本人がオーナーと思うかたもいるかもしれません。エリソン氏の独特なセンスですね。
エリソン氏はアメリカズカップを奪回するために、私財を使ってヨットレースのチームを作り、前回のレースでは勝ち取ったほどの方。 プライベートな面はあまり知られてないようですが、京都の何有荘(かいうそう)と言う有名な日本庭園のある別荘を2010年に購入された事も有名です。
手元の資料では2010年に世界で6番目の富豪とありますが、今年の6月にハワイのラナイ島の土地を全て購入したそうです。 こんなヨットをハワイに先に行かせて、自らは気が向いた時にプラベートジェットで移動するとか、アメリカンドリームは健在です。
ちょっと話しがずれますが、アメリカ人が街でフェラーリを見かけると”何時か自分も成功して買おう”と思うそうですが、イギリス人はフェラーリを見ても逆にバカにする傾向があります。国民性ですね。 一般アメリカ人がラリーの生活を見てどのように思うのか? 170億円の宝くじが当たっても、これらのプライベートヨットの一年の燃料代にもならない訳ですから、想像すらできませんね。