2013.03.28

Sir Russell Coutts

20130313アメリカズカップのディフェンディングチャンピオン、Team Oracle USAを率いているのが“サー”の称号を持つニュージーランド出身のラッセル・クーツ氏です。

1984年のロサンゼルスオリンピックで金メダルを取った後、大型ヨットレースやマッチレースで素晴らしい成績を手にしています。1995年のアメリカズカップでニュージーランドチームのスキッパー(船長)に抜擢され、5勝0敗でアメリカチームに圧勝、2000年の大会でカップ防衛をした後にスイスのアリンギチームに移籍、2003年の大会でも優勝、その後アメリカのORACLEチームに移籍して2010年の大会で優勝するなど、アメリカズカップの戦績は16勝0敗。 間違いなく世界最強のセーラーです。

今回のORACLEチームUSAではスキッパー(船長)としてでは無く代表としてチームの舵取りをするCEOをされています。チームとの打ち合わせで訪問しておりましたが、写真撮影をお願いしました。

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2013.03.12

咸臨丸

20130312打ち合わせに行った建物の前にこんなプレートがありました。

KANRIN MARUとありますが、咸臨丸の事です。 調べてみると3月17日に初めてこのサンフランシスコに入港したそうで、2010年に150年を記念して設置されたプレートのようです。 咸臨丸は木造の蒸気船ですが、蒸気機関は入出港の時に使うだけでそれ以外は抵抗になるスクリューは水面上に上げて帆船として航海をしたそうです。

1860年の航海は勝海舟が船長として指揮を取ったとされていますが、速度6ノットですから時速10キロ程のスピードで太平洋を渡って来たわけですね。 その約100年後に小型ヨットで単独太平洋横断した堀江謙一さんが到着したのもこのサンフランシスコでしたが、何故か自宅にその堀江さんのマーメード号のプラモデルがあったのを覚えています。

咸臨丸もそうですが、このサンフランシスコと言う場所は我々日本人に取ってアメリカの窓口としての関係が深いですね。1954年2月に日本航空が初めて太平洋航路を開設した時も、東京ーサンフランシスコ便が最初でした。DC-6Bと言うプロペラ機ですから途中ウェーキー島、ホノルル経由で30時間かけてのフライトだったそうです。

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2013.03.11

サンフランシスコへ移動

20130311_01今週はサンフランシスコの打ち合わせの為に、ロンドンからの移動です。

ヒースロー空港は今にも雪が降りそうな冬空で、今回利用したバージンアトランティック航空の機内から離陸待ちのマレーシア航空のエアバスを見つけて撮影しました。 A380もやっと見慣れたのですが、マレーシア航空のは初めてです。それにしても大きな機体ですね。

約10時間のフライトの後にサンフランシスコに到着しましたが、ロンドンと違って快晴。 着陸態勢に入り、外を見るとゴールデンゲートブリッジとサンフランシスコのダウンタウンを見る事ができました。 サンフランシスコ湾に白い点が沢山見えますが、プライベートヨットの帆です。よほど良いコンディションなのでしょう、かなりの数のヨットです。20130311_02今年の9月に行なわれるアメリカズカップはこのゴールデンゲートブリッジとアルカトラス島のサンフランシスコ側で開催されます。 こうして見ると理想的なレイアウトですね。

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2013.03.05

オリンピック招致

今日、ホテル・オークラに打ち合わせに行きましたが、今回の招致委員会がプレスセンターとして使っているためでしょうか?首からクレデンシャルを下げた外国からの記者を沢山見かけました。

都内でDiscover Tomorrowのバナーを見かけると「是非オリンピックを東京で開催」と応援していますし、前回のロンドンオリンピックでの盛り上がりなどを直接見ているので、2020年は日本中が盛り上がる事を楽しみにしています。20130305_01どうでも良いですが、このDiscover Tomorrowのバナーの色使いや、キャンペーンのスローガンなど、昨年のロンドンオリンピックに類似しているのが気になります。字体の傾き加減も良く似ています。 ロンドンへのオリンピック誘致に関わったコンサルタントでも雇ったのかも知れませんが、成功の法則でしょうか?

これだけオリンピックがビッグビジネスになった訳なので、国を上げての誘致活動が必要なのかもしれませんが、日本らしさ?はどうなんでしょうか? 海外の記者はこう云う所はシビアに考えているようです。

インターネット検索で”Tokyo Olympic Bid”と調べてみましたが、当然ですが上位に来るのはtokyo2020のサイトで他の海外のサイトでは殆ど記事になってない現状です。 おそらく同行の記者達は最終のコメントなどを配信してくれると思いますが、通常のメディアだけでなくネットなどソーシャルメディアの注目度などを注意していると面白いデータが取れるかもしれません。 これからマドリッド(3月18日~21日)、イスタンブール(同24日~27日)の視察を経て総合的なリポートが7月にIOCメンバーへ報告されて、いよいよ9月の発表を待つだけとなります。

ロンドン2012スローガン、マドリッドやイスタンブールの候補地のデザインは以下の通りです。 なんとなくマドリッドの字体も東京のモノに似てるような気がしますが、皆さんはどのように思われますか?20130305_02

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2013.03.02

竜巻警報

20120302オーガスタからアトランタに移動中、FMで流れていた音楽が突然中断してブザーのような警告音が流れてからアナウンスでTornade Watch(竜巻警報)が発令されたと言う内容のメッセージが流れました。日本の地震警報のようなチャイム音ではなく、ビ~と言う無機質な音なのですが、それなりに緊張感を与える音です。 アメリカの放送局はこの緊急放送のテストを結構頻繁に行なっているので、アメリカで生活している人はその音を聞くと非常事態だとすぐに分かります。

なかなか日本では見る事のできない雲の様子ですし、ひょっとしたら竜巻の写真が撮影できるかと思いカメラを構えていましたが、さすがに広域ですし竜巻警報と言っても実際に発生するのは稀な事ですから目撃する事はできませんでした。 この写真はその時に撮影したものですが、午前10時ごろにこんなに暗くなっていました。

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