マスターズに来てアメフトのスーパースターに会うのもビックリですが、今年もオーガスタのメンバーでもある元NFLのスーパースター、リン・スワンが今回はポケットにスーパーボウル・リングを忍ばせてパトロンサービスです。　見せて貰うだけでも凄いんですが、この子のように5本の指にはめて、はいポーズ！　グリーンジャケットを着る者のゆとりでしょうか、素晴らしいですね。

この子にとって一生の宝モノになるはずですが、現役引退からしばらくしているので喜ぶのは彼のお父さんかもしれません。

マスターズではメンバーだけでなく、スタッフの全員が我々を暖かく迎えてくれます。　選手だけで無くパトロン、関係者、プレスに対して全員が楽しい時間を過ごさしてくれる”他喜力”が凄いです。　スタッフやメンバーの方の笑顔を見ていると去年開催されたロンドンオリンピックのボランティアの方達、通称”ゲーム・メーカー”の皆さんの事を思い出しました。　いつも苦虫を潰したような表情の多いイギリス人が我々ビジターに対して笑顔で対応している様子も同様に素晴らしかったです。

我々もゴルフトーナメントやエベントなどの仕事をする機会が多いのですが、マスターズのように”喜んでもらえる”喜びを目指さねば、、、とこのスーパースターの行動を見て感じました。

オーガスタの練習場にはこのように、16歳以下の子供達が選手のサインを貰えるスペースが用意されています。　オーガスタナショナルは大会期間中だけでなく、ジュニア育成に対していろんなサポートをしており、アジア地域でのアマチュアの為に松山選手が活躍したアジアンアマチュア大会を共同主催したりしているのは、皆さんご存知の通りです。

昨日Drive, Chip and Putt Championshipを来年のマスターズの一週間前の日曜にオーガスタで開催すると発表がありました。　基本的には7歳から15歳までの男女を4つのグループに分けて、今年の6月1日から7月31日までのローカル予選、8月1日から31日までの地区予選で選ばれた全米88人のジュニアプレーヤー達による最終戦をこのオーガスタの練習場と18番グリーンで来年の4月6日に開催するそうです。

オリンピック競技になった事もあり、ジュニアゴルファーの育成はどの国もこれからの対応を考えていると思いますが、オーガスタでこのようなな競技会を企画してしまうのは凄いです。

それにしても、88人のジュニアゴルファーにとって、マスターズの舞台でプレーができる事は素晴らしい思い出になるでしょうね。

今日から公式練習日ですが、一番気になっていた花が今年は満開でした。　先週は異常なほど気温が低かったようですが、今週になって暖かさが戻りました。　グリーンの状態も最高で、あとはトーナメントの初日を迎えるだけです。

デルタ航空でオーガスタに向かっています。　乗り換えの空港で見かけたのがこのディスペンサー。　水飲み場なんですが、良く見ると水筒やボトルに水を入れやすい仕組みですが、図にあるようにボトルを蛇口の下に設置すると水が出ます。

持込み荷物検査で水やドリンク類の持込みは禁止されているので、長いフライトの間に飲むドリンクは売店で購入する以外チョイスはありませんでしたが、こう云う気配りは有り難いですね。　乗客からの指摘で作ったのかと思いますが、ちょっとした気配りですが好感が持てます。