デルタのアメニティーキット
最近では日系の航空会社では機内で使う歯ブラシや、ソックスなどは乗員の方が必要に応じて配ってくれます。海外の航空会社では各クラスでまだアメニティーキットと呼ばれる必要品が入ったモノが支給されます。 しかしその各社もご多分にもれずコストカットの影響で、品質が悪くなったりとか折角用意して貰ったモノも機内に置いて帰る事が多くなりました。 こう云うモノは結構捨てる事もできずに家の中に沢山残るケースがあり、増えるばかりで家人に良く怒られます。今回デルタ航空のビジネスクラスを利用しましたが、アメリカの有名ブランドTUMIのパウチに入ったモノが用意されていました。 質感もまさにTUMIブランドの強化ナイロン製ですので良い感じですし、大きさもパソコンの関連パーツや小物を入れるのにピッタリの大きさで、早速カメラのケースとしてバッグの中で活躍しています。
他の乗客も同じような事を考えているようで、みなさんお持ち帰りになってました。
ヒットの予感
今回アメリカで見つけたこの”UP”と言うデバイスですが、iPhoneなどのスマートフォーンにこのブレスレット状のモノがモニターした睡眠時間や運動量(歩数)などをダウンロードしてデータとして記録できるシステムです。
iPhone上ではこのようなアプリ表示で、睡眠時間や運動時間などが記録されます。 食事に関してはマニュアルで入力する必要がありますが、食べた物を(英語入力の必要があります)入力すると、料理法や量などを選ぶ事によってカロリー計算される仕組みです。 要するに毎日の睡眠、運動量、摂取カロリーをモニターする仕組みです。iPhoneなどで使われているモーションセンサーが組み込まれており、睡眠時間も実際に床についてから睡眠に入るまでの時間をモニターしたり、熟睡している時間と浅くなった時間がグラフとして表示されるなどの機能が入っております。 設定で目覚まし機能も活用でき、設定時間の前に浅い睡眠の時に振動で起こしてくれたり、25分~45分位の軽い睡眠を取る設定もできます。このブルーの画面で、睡眠サイクルが表示されていますが、熟睡と軽い睡眠が交互にあり、トータル睡眠時間は5時間25分のうち熟睡時間は2時間58分、睡眠に入るまでの時間が11分など見る事ができます。
まだ使用初めて10日間ほどですが、確かに睡眠時間が短くても熟睡時間が確保できていれば翌日の体調も良かったです。
カロリーや運動量なども今後の体重の変化なども含めてモニターして行きたいと思います。
しかし、日本のメーカーでこう云うモノはすぐに開発できそうなんですが、、、、
F1放送
日本でのF1放送が地上波から消えてしばらくですが、先日アメリカ滞在中にモナコグランプリの現地NBCの生放送を見ました。 面白い取り組みがこのようにコマーシャル中に小さな画面で生放送が見られる仕組みです。 スポーツ、特にこのF1のようにコマーシャルのタイミングで大事なアクションを見逃してしまう事がありますが、音声は聞こえなくても画像だけでも流れていると良いですよね。 パソコンの画面で複数の表示に慣れているかも知れませんが、見ていても全く違和感はありませんでした。
いずれにしても、スポンサーの理解が無いとこう云う事は出来ませんが、取り組みとしては視聴者に対しても好印象を与えるかと思います。
デルタ新ラウンジ
今回はデルタ航空を利用しての移動で往路はアトランタ、復路はニューヨークの窓口であるJFK国際空港の出発でした。
先週オープンしたばかりのターミナル4の施設には新しいコンセプトのラウンジが用意されていました。 良い雰囲気のオープンなスペースだけでなく、デッキチェアなども完備された屋根の上に出られるスペースなど施設面ではバージン・アトランティック航空のクラブハウスに匹敵する規模と内容です。
係の女性に案内されてダイニング・スペースに行くとメニュー代わりのiPadを渡されて、クオリティーの高いサービスが提供されていました。 しかし、他の航空会社と違い、このラウンジでは食事やアルコールの類いは全て有料。 おまけにお値段の設定もプレミア価格。 しばらくメニューと格闘しましたが、出発時間も近いので何も頂かずに”無料”のコーヒーだけ頂きました。
航空会社としては、運営のコストを考えると全て無償提供と言うのは難しいかもしれませんし、利用者としてチョイスがあるのは良いかも知れません。 しかし、旧ターミナルの同じ施設では全て無料サービスだった事を考えるとちょっと違和感を感じました。
お金の代わりに何かの食券を航空券に付けてくれるとか、ためたマイルを使って飲食するとか今後の利用方法を見直された方が良いかもしれません。
施設に点在しているターミナルでドリンクや食事がオーダー出来るのは便利ですが、先日見た限り、サービスを購入されていた方はほぼいらっしゃらなかったようです。
今まで無料だったサービスを課金する事はかなりの勇断だったと思いますが、他の航空会社の動きにも興味ありますね。
マンハッタンで
ロンドンではすでに導入されていますが、今回ニューヨークのマンハッタンでもこのようなレンタルサイクルのサービスが始まります。ニューヨーク市の管理の元開始されるのですが、ご覧のように銀行のシティーグループがスポンサーして、自転車にロゴが掲載されるだけで無く、利用料の決済も銀行のキャッシュカードを使うと割安になるそうです。 これだけの事業を開始するにはこう云う冠スポンサーが必要ですが、広告価値から考えても良い投資かもしれません。
車道に専用スペースを作り、このようなスタンドを設置しています。 大きさは20m位でしょうか、車3台分の駐車するスペース程。
しかし、ロンドンと違い、交通量も多いこのマンハッタンで自転車での移動が定着するでしょうか?自転車は日本のように歩道を走る事は出来ませんので、他の車と一緒に車道を走るにはかなりの勇気が必要かと思います。 東京以上に渋滞がひどいマンハッタンでは場合によっては徒歩での移動の方が早い場合もありますので、ニューヨーカー達はこの自転車サービスを活用する事が多くなると思います。 しかし、運転マナーの悪いニューヨークのタクシーや自動車の中で事故に巻き込まれる可能性も高いかと、、
公共サービスとして注目されていますが、この新車の自転車の耐久性が問われますね。