中国の自動車事情
中国は今世界で一番車が売れている国だそうですが、久しぶりに行ってみると日本車や韓国車などエコカーだけでは無く、ドイツやイタリアの高級車やスポーツカーが目立つようになりました。日本車もレクサスなどの高級車が売れているようです。
上海ではイタリアのランボルギーニのディーラーができていたり、ベンツの最新型のモデルが何故かナンバープレートを付けない状態で走っていたり、、久しぶりの中国の道はロサンゼルスのフリーウェイと思う程。
しかし運転マナーはローマの人もビックリ、、街中では自転車やスクーターとのニアミスだったり、ドイツのアウトバーンを思わせるような郊外の高速道路では2車線の追い越し車線をゆっくり走る家畜を乗せたトラックやコンテナを引いたトレーラーが走り、車線の間や路肩を利用して追い越しをかける訳のわからないVWとかとんでもないスピードで迫ってくるベンツのSクラスやポルシェのカイエンなど、、 煙台空港から南山のゴルフ場までの45分、ドイツにある有名なサーキット、“ニュル”(Nurburgring)を一般走行の日に走るぐらいのスリルでした。 (ニュルの話しはまた機会があればアップします)
MLB ワールドシリーズ放送
日本人選手が活躍する今年のワールドシリーズ、出張中の中国のホテルでもアメリカのESPNの生放送を見ました。
日本でMLBを見ている方から良く、“日本のスポンサーの広告はすごいね!”とか“アメリカ人は日本語の広告を見てどう思うの?”とか良く聞かれます。 確かに中国で見るESPNの放送にはちゃんとこのような広告が入っていますが、実はこの広告はアメリカでアジア向けのフィードだけに挿入されているのです。 別の画像では広告のあるべき所がグリーンのボードになっているのが見えます。 このグリーンの部分に日本向けの広告を電子的に挿入されている訳です。 この技術は別に新しい事では無く、天気予報などで画面の前に気象予報士が立って話しをしているような場面で使われて来た技術です。
日本ではNHKでの放送ですので、これが唯一の広告チャンスなので良い媒体ですが、こう云う所まで売る工夫はすごいです。
AAC終了
AAC アジア・パシフィック アマチュア・チャンピオンシップは韓国のLee選手が優勝、日本の長谷川選手は2位と健闘しました。Lee選手は来年のマスターズへ招待されました。
天候だけでなく、難攻不落と言っても良い程のコースコンディションの中で長谷川君はイーブン、Lee選手は-3と言う立派なスコアーでした。海外のメディアも恐らく世界でもトップクラスのアマチュア大会とコメントする程です。
長谷川君ほか日本チームは優勝こそ逃しましたが、参加者は全員予選を通過しただけで無く、2位と3位は日本人でオーストラリアやニュージーランドの選手が有利と言われていた中での活躍は素晴らしかったです。
今回のトーナメントの招待基準は各国のゴルフ連名がR&Aのアマチュアランキングの順位で選考されたのですが、このアマチュアランキングは3ラウンドのトーナメント以上かマッチプレーでないとポイント加算されないために、日本のアマチュアには該当試合が少ないために上位にランキングされず注目されていなかった訳です。 そのためにプレスルームに用意されている注目選手の中に日本人選手が含まれておらずノーマーク状態でした。
2位の長谷川君は全英オープンの最終予選会に出場できる訳ですので、ぜひタイの大会で頑張って貰いたいですね。
ところで、南山で行なわれた今大会、地元の大学生が招待されて(招集されてかな?)18番で観戦してました。 おそらくゴルフの大会を見るのは初めての連中ですから、昨日まではナイスオンをしてもリアクションが無く、不思議な雰囲気でした。 しかし、今日はすでにプレーを終了した選手達(特にオーストラリアの連中)がチェアリーダーのようにシャイな中国人の学生達をうまく盛り上げてました!
気象予報士
日本でも雷による競技の中断は良くある事ですが、稲妻の光や音をトーナメントの開催されているゴルフ場で聞こえるとか、最近では気象予報会社からのデータを元にトーナメントディレクターが判断してプレー中断の決定をします。
アメリカのトーナメントでは現地に専属の気象予報士を常駐させてレーダーの画像の解析などをリアルタイムで観測をしているのですが、今回のAACでは、アメリカから気象予報士を同行させ、このような機材を設置して観測をしていました。
この写真に映っているのは、大気中の静電気の負荷を計測する機材です。 要するに雷の起こる可能性や地域をモニターするモノだそうです。
雷は大気中に発生する静電気の電荷が溜まった状態から、地上にその正電荷が誘導される事による放電する現象ですので、このモニターで常に大気中の電荷状態をモニターする事で雷の発生を予報したり、危険性をモニタリングできるのだそうです。
パソコンの画面のようなグラフを見て判断するのだそうですが、モニターのグラフが少し変化しているのは私が近づいた事による電荷値の違いだそうで、とても敏感なんだそうです。 実際に雷の危険性が高くなるとグラフに著しい変化がでるのだとか。 落雷が発生するとその距離や近くなっているのか、離れて行くのか?など良く分かるんだそうです。
気象予報は裏方ですがトーナメント運営でも重要な仕事ですね。
今日は快晴
昨日はPM2.5の影響でパー5のホールはかすんで見えない程でしたが、一夜明けた今朝は快晴の良いコンディションです。
風がかなり強いのと、気温が低いので選手達もかなり苦労しているようです。特にタイやシンガポールなど暑い地域の選手達はニット帽をかぶってのラウンドでした。