Japan Passing
最近、日本たたきと言う意味で使われるジャパン“バッシング”では無く、ジャパン“パッシング”と言う表現を良く聞きます。 要するに日本をパスして中国や東南アジアとのビジネスを強化している状況の事です。ほんとうにパス・スルー、悪くいえば“無視”されているのが現状です。
今週アメリカPGAツアーの全面サポートを受けて、チャイナ・PGAツアーの予選会が始まりました。 チャイナツアーはアメリカのドットコムツアーに参加資格が貰えると言うだけでなく、アメリカPGAとの関係が強いと言う事もあり、地元中国だけでなく、太平洋地域や東南アジアだけでな、アメリカ本国の選手達も積極的に参加しているほどです。
日本国内のツア–も始まりますが、松山選手など若手のスターが不在のなかで、海外の選手からも注目されない日本独自の路線を進み、どんどん世界のゴルフに遅れを取っています。皮肉にも日本の放送局がアメリカPGAに支払うアメリカツアーの放映権は毎年値上がりしているわけで、優秀な選手やお金だけがアメリカツアーに流れているのが現状です。
チャイナPGAだけでなく、アジアンツアーもヨーロピアン・ツアーと提携して、アジアンツアーのメンバーが積極的にヨーロッパのツアーに参加したり、逆にヨーロッパツアーのカレンダーにアジアのメジャートーナメントが含まれており、ヨーロッパからも多くの選手が参加します。
この写真は中国の深圳で行なわれたチャイナ・ツアーの選考会のリーダーボードですが、オーストラリア、ニュージーランドやアメリカの選手など。日本のトーナメントではまず見た事の無いような数の海外からの選手が出場していました。
日本のトーナメントのあり方を本当に考えないと、限られた日本の選手のためのローカルツアーと言うイメージが定着してしまい、日本の若手の選手たちも日本のツアーには興味を持たずに中国のツアーに行ってしまうのも時間の問題かも知れません。
我々日本でゴルフに関連する者としても、日本の各団体やメーカーなどと力を合わせてこの事態を変えて行く時かもしれません。今までのしがらみや、特権を持っていた方や団体にとっては大変な事かも知れませんが、世界レベルで考える時では無いでしょうか??
宇宙船?
上海の東浦空港でこんな看板を見つけました。 日本のTOTOのトイレの広告ですが、我々はTOTOが何の会社か良く分かっているのですが、知らない人が見たらどう思うのでしょうね? 光が中から漏れているので何かのインテリアのようにも見えますね。
先日、イギリスの新聞にヨーロッパでも日本のハイテクトイレの人気が高くなっていると書かれたそうで、イギリスの友人がわざわざ記事を送ってくれました。 まだまだイギリスでは高価なのと、トイレに電源が無いような古い建物が多いので日本ほど普及していないようですが、使い始めた方は必ずファンになっているそうです。
海外でもトイレは必ずお世話になるのですが、国に寄っては平均身長の違いでしょうか?微妙に高かったり低かったり、、 かと思えばどうやって水を流すのか考えてしまうほどボタンやレバーが隠れていたりします。トイレの天井からヒモがぶら下がっているので、引いてしまったら非常ベルだったとか失敗談も良く聞きますよね。 それを考えると日本製の全自動トイレは画期的ですね。 近づくだけで蓋やシートが自動的に開いたり、水が自動的に流れるなど、、、 イギリス人の筆者は自宅に設置したようですが、ゲストがトイレに行くと悲鳴に近い笑い声が必ず聞こえるのを楽しみにしているようです。
そういえば子供がまだ小さかった頃にウオッシュレットの付いたトイレのボタンを間違って操作してしまい、アタマから温水を浴びてビショビショになって出て来た事もありました。しかし最近はそう言うアクシデントはセンサーなどが管理しているので事故は無くなったようです。 この筆者はリモコンで外部から操作をしてビックリさせる事を考えているようですが、、、趣味の悪いジョークですね。
日本の企業の名前がこの手の自動トイレの代名詞になる日も近いかもしれませんね。
上海現地法人
当社の上海現地法人が始動しました。 地下鉄の西南京通駅から徒歩10分程の場所です!
中国(上海)現地法人「体必愛広告有限公司」設立のお知らせ。
VPN
VPNと言っても当社の提携会社の事ではありません。
Vertual Private Network、即ち仮想プライベートネットワークの意味です。 プライベートネットワークとは専用回線を使って海外のシステムに接続する事です。
日本でインターネットサービスに加入すると、当たり前ですが、日本のサービス・プロバイダーに接続されて世界のサーバーに接続が行なわれます。 ところがその国の事情や、一番多い理由の契約上からコンテンツ供給元の同国内でしか見る事ができません。
たとえば、以前この日記でも取り上げましたが、イギリスBBCのiPlayerと言うインターネットでBBCが放送した全ての番組が見れるサービスがありますが、これはイギリス以外では見る事ができません。イギリス国内からのアクセスだけに許可する仕組みになっています。
本国以外でもその国の番組やコンテンツを見たいですし、たとえば中国などソーシャルメディア系へのアクセスが制限されている地域もあります。
そこで該当国にサーバーを置いてそこからネットに(あたかも専用回線で接続されているように)現地からアクセスする仕組みがこのVPNです。しかし、今まではVPNは一般向けには商品として売られておらず、企業などが自社のネットワークをつかって独自のVPNを運営する必要がありました。 iPhoneやiPadなどにもVPNの設定機能がありますが、一般のユーザーが簡単に使える事はできませでした。
しかし最近になってVPNが手軽に利用できるアプリもできたので早速インストールしてみました。 接続すると通常iPadのネットワークが表示される部分にVPNの表示が出る以外はまったく普通の使い方でバーチャル接続できます。
今回はイギリスのサーバーに接続して、BBCを見てますが、今度は出張中には海外から日本のサーバーにアクセスして日本国内限定の動画などをチェックしてみます。
航空ファン
先日LPGA発表会場の羽田空港見学デッキで高級カメラやビデオカメラを手にしたグループを見かけました。良いアングルを求めて一団となって走る姿はちょっと異様な様子。 この写真では10人ぐらいの方しか映ってませんが20名近くの方が雨の中、熱心に飛行機の撮影をしていました。 そう言えば航空管制を聞くためのレシーバーを使っていたり、ちょっと違う雰囲気の方が多かったですね。
後で調べたら、スカイマークが購入したエアバスA330が初めて羽田に到着したようで、そのために集まったのだと判りました。スカイマークは国内のエアラインとして初めて2階建ての飛行機として話題のA380のデリバリーを待っていますね。
最近、鉄道ファンの方がお目当ての列車を撮影する為に駅に集まったりする交通ファン系の方の話題が多いです。 海外でも鉄道ファンの方は多くTrain Spotter と呼ばれる連中ですが、外での撮影とか追っかけのためにアノラックを着用しているために、イギリスではオタクの事をアノラックと呼んでいます。
雨のなかアノラックを着て飛行機を撮影、ご苦労さまでした!