2014.03.27

RUSHMORE

20140327_01アメリカで有名なラシュモア山国立公園は、サウスダコタ州に位置しています。 アメリカ歴代大統領のジョージ・ワシントン、トーマス・ジェファーソン、セオドア・ルーズベルトとエイブラハム・リンカーンの巨大な彫刻があるのが有名で、アメリカ人なら一度は訪問したい場所の一つと言われています。

サウスダコタ州と言ってもピンと来ない方も多いと思いますが、アメリカ中西部に位置していて、ミネソタ州、ワイオミンング州、アイオワ州とノースダコタ州に囲まれています。 冷戦時代から今でもアメリカ空軍のミサイルの施設や空軍基地などが大きな雇用主でもありますが、州の金融機関への規制を有利にしたために、多くの銀行なども他のサービス業とともに発展しています。

日本から行く場合にはシカゴやデンバーでの乗り換えで中心の一つであるSioux Fallsと言う空港に辿り着く事ができますが、アメリカ人なら陸路でフリーウエーを利用する連中が多いです。 あのあたりのフリーウエーで良く見かけるのがハーレーなどの大型バイクに乗って旅行を楽しんでいるカップルや、仲間と一緒に数台でツーリングを楽しんでいるバイカーたち。20140327_02

アメリカのバイクと言えばハーレーですが、RUSHMOREをプロジェクト名としてツアー用のバイクのモデルチェンジがありました。 ハーレーのデザインは時計で言えばロレックスのように最新型でも20年前のモノでも同じに見えるほど完成度が高いです。 この写真を一目みると60年代のアメ車と間違えるほどですが、最新型に採用されているカウリングです。 LEDのランプが採用されているのですが、一目でハーレーとわかるデザインですね。

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2014.03.19

クラウドソーシング

20140319クラウド・ソーシングとは不特定多数に対してインターネットを通じ、協力や業務を委託するシステムの事で、新しい雇用関係として話題になっています。

同様な仕組みで、クラウドファンディングと呼ばれる資金集めなどもあり、最近では今年F1に復帰した日本人ドライバーの小林可夢偉も自身のネットサイトでF1チームに参戦するための資金集めを行い、多くの方が募金した事が話題になっていました。

今回のマレーシア航空の遭難に関して、デジタル・グローブ社と言う衛星画像を専門に扱っている会社が直近の高画質画像をネット上で一般公開して気になる物体を見つけたらマークを付けるサイトを立ち上げました。 デジタルグローブ社は軍事用のスパイ衛星と同じシステムを運用しており、北朝鮮のミサイルサイトや2011年の東日本の震災の時には福島の原発の模様などの画像が公開されていました。 実際にサイトにある画像をみるとかなりの高画質で海のうねりが観測できる程です。

サイトはこちら »

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2014.03.17

MH370

20140317マレーシア航空のマレーシア発、北京行きの370便が行方不明になって1週間になります。

クルーや乗客含めて227人の方が搭乗されているようですが、その家族の方のご心労はさぞ大変だと思います。

ハイジャック説や、乗員の意図的なサボタージュなどニュースで話題になっていますが、巨大な飛行機が跡形も無くなるのは不思議です。 エンジンメーカーのデータやサテライトで受信したデータなどがリリースされて、消息を断ってからも暫く飛行を続けていたと発表されています。

どこかに、着陸していれば乗客の方も生還できる可能性もあるかと思いますが、早く発見して欲しいですね。

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2014.03.14

Big brother is watching you

20140314ジョージ・オーウェルの小説Nineteen Eighty – Four (1984)が当時話題になりました。

ストーリーはそれまでは英国とよばれていた国がAirstrip Oneと言う国家に変わって、常に近隣の国との臨戦態勢の中で独裁者がその国民の全てを管理しているという設定でした。その独裁者はBig Brotherと呼ばれ、常に監視されている事から恐れられていました。 今の北朝鮮のような設定ですね。

最近はセキュリティーカメラが常設されるようになり、警察や関係当局が人や車の動きをモニターしています。 日本でもコンビニの店内に設置されたカメラや、高速道路などに設置されているNシステムなどの画像解析によって犯人の検挙に繋がったと言う話しもニュースで報道されています。

道路に速度違反を取り締まるためのオービスシステムなども導入されていて、ピカッと記念写真を撮られた方も多いかと思いますが、殆どの場合はカメラを通り過ぎると加速している車も多いです。 いずれにしても一旦速度を落とすわけですので、それなりの効果があると言えるかもしれません。

イギリスの都市部などですと、防犯カメラでモニターしている場所では犯罪件数が少なくなったと言うデータもありますので、防犯に役立っているのには間違いありません。

しかし、この画像データが防犯の域をこえて、個人プライバシーにまで入っているのでは?と疑問に思う人も多いようです。

今回ロンドン市で、渋滞や大気汚染を少なくするために市内に入る車に渋滞税のような方式で課金できるよう車のナンバープレートを読み取るシステムを使って、車とその運転手の情報を入手する事を検討しているそうで、それに反対する市民団体が活動を開始したと言う話しを聞きました。 まさに Big Brotherに見られていると感じるのでしょうね。

日本でもNシステムなどの情報がどのように使われているのか我々には公開されていませんし、個人のデータがビッグデータの一部としてモニターされているかと思うとイギリスの話し、、と言っている場合ではありませんね。 個人データの管理は政府などでしっかり管理してくれていれば良いのですが、間違っても流出するような事になっても困ります。 日頃から個人情報に関しては注意をしないといけないなぁ、と考えてしまいますね。

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2014.03.13

TRACKMAN

20140313_01トラックマンと聞いて、競馬の予想屋の事を思い浮かべる方はかなりの競馬通の方ですね。

競馬通の方には申し訳ありませんが、今日の話題はデンマークで開発されたゴルフの弾道計算システムの話しです。20140313_02

写真では大きさが分かりにくいのですが、30センチ角ぐらいのデバイスでパソコンや最近ではiPodやiPhoneなどにも接続して、ゴルフのスイング解析をする機材です。

もともと、日本の海上自衛隊のイージス艦などにも装備されている軍用のミサイルの弾道計算用のミリ波ドプラーレーダーを搭載していて、ボールの軌道や飛んだ距離だけでなく、クラブがどのようにスイングされていて、インパクトの瞬間にボールのスピン量や打ち出し弾道の角度など瞬時に数値化されたデータや画像にて確認する機材ですが、本来は何千キロも先で発射されたミサイルなどの弾道をモニターするような機材ですのでゴルフボールを数百ヤードモニターする技術の応用は簡単なはずです。

海外ではプロゴルファーだけでなく、クラブメーカーや用具の開発関連の方やコーチの間でも良く使われています。 クラブのフィッティングをするのには必ず必要なほど。 日本では、代理店が販売していましたが、機材だけでは無くこれを使ったトレーニングやスイングの調整などを充実すべく日本支社を作り販売と利用法を説明すると伺いました。

本来のスイング解析としての利用方法だけでなく、ゴルフの中継や、アマチュアのドラコン大会の計測などいろいろな使い方が考えられますね。

メーカーの方によると、韓国のゴルフナショナルチームの選手には貸し出されたりしているようで、プロに取っても重要なツールになっているそうです。

一般の方にも販売が開始されると思いますが、楽しそうなシステムですね。

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