Rolls-Royce
イギリス陸軍の将校をしている友人が自分の社用車はロールスロイスだ!とよく自慢してましたが、なんの事はない指揮をしていた戦車のエンジンがロールスロイス製ってシャレでした。
さて、先日英国海兵隊が揚陸艇の展示をしていました。 やはりエンジン周りはロールスロイスなんですね。
でも、このロールス社ですが、我々の知っている自動車メーカーとは名前やロゴは同じでも経営が別なのはご存知でしたか? ジェットエンジンやこういったジェットタービンなどのエンジン部門は車とは違う会社です。 シルバーシャドウなどの車のメーカーは現在ドイツのBMW参加に入っており、イギリスの同じフラッグシップの自動車メーカーのベントレーは同じドイツのフォルクスワーゲングループに吸収されて、、、 戦後70年もすると当時考えられないような事がおこってます。 まさにネーションステートからグローバル化です。
ところで、この装置ですが、普通の船舶の場合にはスクリューがついているのですが、やはり浅瀬でもバンバン進むためにタービンエンジンでこのウオータージェットを使って進む仕組みです。 このカバーはバックをするためのリバースドライブ。 しっかりした造りですね。
日本の夏
先日、秋のようなイギリスから帰国しましたが、暑いですね。 猛暑日って言葉を忘れていたほどです。 でも 34℃と35℃の1℃の違いで暑いから猛暑に変わるのは不思議ですね。 体感的に言うと体温の36.5℃とかを境にするともっとわかりやすいでしょうが、、
さて、この時期でないと食べる事ができないのがこの“新子”。 ようするにコハダの小さいサイズでこの時期に収穫されるモノなんですが、これぞ職人技! 金魚ほどの大きさの魚をちゃんとおろして、酢で〆て出されるわけです。
本来ならばこの新子たちは、静岡の浜名湖近くの舞浜で梅雨明けに採れるのが有名なんだそうですが、今年は九州からのモノがやっと7月の下旬に入って来て、それもびっくりするぐらいの高値だったそうです。 やはりこんな稚魚を取り続けるのが良くないのか?それとも海水温の変化なのか、、、 寿司ネタのタイミングで何の異変を感じますね。
シンコ、コハダ、ナカズミ、コノシロと名前を変えながら成長するんだそうですが、その段階ごとに旬が違うんだそうです。 ここらは広尾のお寿司やさん“小倉”のご主人に教えていただきました。
これ言うまでもなく、美味しかったですよ!!
ハート雲
アメリカスカップ、ワールドシリーズの期間中は合計で50万人ぐらいの人が集まると言われていましたが、レースの開催される日にはいろんなアトラクションが分刻みで行われます。 目の前の海ではウオータースポーツのデモンストレーションなどが行われますが、空でも航空ショーさながらのスタント飛行が行われます。 これはレッドブルのスタントチームが空のキャンバスにスモークでハートを描いてました。
電気自動車
今回のアメリカスカップのオフィシャルスポンサーはBMWでしたが、最新の電気自動車がVIPの送迎などで使われて大活躍。 私も乗せてもらいましたが、問題になるのは燃料となる電源の確保です。 エベントになれているのか、仮設でもちゃんと自動車充電用の電源を用意しているのはさすがです。 20台近く用意されていたi3というセダンタイプの車もちゃんとスタンバイ時には電源につながれて次の出番をまっていました。写真の黒と赤のプラスチックの部分はケーブルを守るためのガードのようなモノのようで当たり前ですが、屋外のエベントだけに安全には十分配慮されてました。
竹馬ヨット??
ちょっと見ただけですと細めのヨットのようですが、じつは下にある白いモノがぶら下がってますよね。 じつはこれぶら下がっているのではなく船底に固定されていて、飛行機のウイングのように船を持ち上げて水の抵抗を少なくした状態で帆走を楽しむ一人乗りヨットです。 Mothと言うヨットなのだそうですが、“蛾”と言う意味。
そういえば、今のアメリカスカップに使われている船体も同じように高速時には船体は水面から持ち上げられた状態で帆走しますね。
細かく観察してみましたが、カーボンファイバーで全て作られていて、係りの方に聞いてみると総重量は35キロ!だとか、、
さすがにこのレベルになると、通常のヨットのスキルではとても乗りこなせないそうで、ヨットの経験者でも最低6ヶ月ぐらいは練習しないと思うような走りができないとか、、、