長靴
近所にあるAllotmentと呼ばれる一坪菜園で長靴が飾って?いたのを見つけました。 この写真ですが、わかりますか?
英国も異常気象で気温が低いだけで無く、毎日雨ばかりですが、雨の中でも農作業を楽しまれている方がいらっしゃいました。おそらくこの長靴は作業中に使って乾かしているのかと思います。
ひまわり
私の大好きな“ひまわり”の花を息子の家族が届けてくれました。
Sunflower Farmに行って来たんだそうですが、私も行ってみたいと思いますし、実現したらカメラ持参で撮影してまた投稿します。
鴨の親子
今朝、近所を散歩していたら鴨の親子を見つけました。
貯水池なんですが、近くに巣を作っていたんでしょうか?たくさんのヒナを連れてスイミングレッスン中でした。
最近野鳥の数が鳥インフルエンザの影響で現象していると昨日のニュースでも聞きましたが、この小鴨が元気に泳いでいるのを見ると安心しました。
この池には鴨だけでなく、大型の白鳥なども時々飛来しますし、海から離れていますが、カモメも見かけます。
これから農作物の収穫時期になり、多くの野鳥たちが収穫後のおこぼれ目当てに集まってきますし、この池ももっと賑やかになるでしょうね。
小鴨を見ているだけで、リラックスできますね。
電話ボックス
最近日本でも携帯電話の普及で公衆電話が少なくなっていますが、英国の有名なこの赤い電話ボックスも絶滅危惧種の仲間入りをしています。
特にロンドンなどの都市部ではこの赤いボックスはメンテナンスのコストなどの観点から廃止されるケースが多い中で、地方ですとまだ現役で活躍している赤い電話ボックスを見かけますが、あまり気が付かずに通り過ぎていました。
今日近所に出かけた際にいつもと違うルートで向かったら、この電話ボックスを見つけました。今まで何度も前を通過していたのですが、実際に気がつかなかったのが不思議です。
ロンドンの電話ボックスはWiFiサービスを入れて、ちょっとしたワークスペースとして再利用されたりしていますが、ここでも同様にWiFiが飛んでいたのにはびっくりです。 利用するには同じ電話会社のインターネット契約が必要ですが、意外に多くの場所でも利用が可能ですし、意外な場所でシグナルを見つける事がありますね。
最近は携帯電話も電波状況の悪い時にはWiFiで通話の送受信ができる設定もありますので、地方部でのWiFiステーションとしての電話ボックスも新たな仕事を見つけたようです。
Oppenheimer
映画、オッペンハイマーを観てきました。
唯一の被爆国の日本ではまだ公開予定もないようですが、アメリカだけで無くヨーロッパ諸国でも話題の作品です。3時間になる長編映画なので、最初はどうなる事かと思っていましたが、オッペンハイマーの育った環境や研究についてが対話形式で続いたあと、1時間ほど原爆製造のプロジェクト、マンハッタン計画の様子が語られ、残りはアメリカでの”赤狩り”と呼ばれていた共産党員への弾圧などが表現されていて、政治的な裏の話などが作品のプロットを締め括ってました。
映画の冒頭にギリシャ神話のプロメテウスの事が語られ、、ゼウスから天界の火を盗み、人々に与えたとして、生涯拷問にあったとされる話ですが、今回の映画の元になったAmerican Prometheiusと言う原作(著Kai Bird , Martin Sherwin)にも使われている表現で、原子爆弾を作ったオッペンハイマーに重ねてこの作品のテーマに近い感じです。(原作は早速Kindleにアップロードしました)
日本とアメリカの原子爆弾に関しての考え方がいかに違うのか実感させられた映画の内容ですが、原爆投下から続く冷戦下で人間の命が単なる数字として表現される話には寒気がしました。
実際に原爆が投下された様子や、その後の画像は一切使われておりませんでしたが、原爆投下の正当性を当時のアメリカ大統領トルーマン氏が語る様子が個人的には一番違和感を感じましたし、映画の中で、池に大きな雨の滴が落ちて広がる様子が使われていましたが、まさに世界核戦争になった場合のシナリオのような表現は印象的で、ゾッとした場面でした。
映画館を出る時に私に”お前は日本人か?” この映画をどう思うのか?と質問されましたが、前述のようにアメリカと被爆国の日本での考え方の違いを感じる映画だった、、、と返しておきました。イギリス人にとっても理解のできない立場の映画だったと言えるかも知れませんね。