デトロイトモーターショウ
世界の巨大市場の一つである、アメリカでは先週のCESに続いて、今週はデトロイトでNorth American International Auto Showが開催されています。
今回はトランプ次期大統領のツイッターでのコメントでアメリカ国内での自動車製造に関してトヨタが非難されたりして、違う意味で現地でのトヨタ社長の発言が注目されていましたが、やはり自動車好きにとっては車の話題でしょう。
今年気になっているのは、近年元気の良いポルシェの911シリーズで、次期のモデルが発売される前に出てくるオプション”てんこ盛り”モデルGTSの発表です。ポルシェといっても世の中のエンジンは小排気量化に進んでいるんですが、ターボで今まで以上のパワーを出しているのが、スポーツカーメーカーの意地ですね。欲しいなぁ。(営業の電話お待ちしてます!)
車の話を始めると、またか!と怒られそうなのでこれぐらいにしますが、今年のデトロイトショーのスポンサー?にはパーツサプライヤ以外にIBMとかKPMGなどが協賛しているのは面白いですね。
CES
週末閉会したラスベガスのコンシューマーエレクトロニクスショウでは、今年もいろんな話題がありましたね。 去年に続いて今回も自動車メーカーがかなり全面に出て来たのは自動化運転や電気自動車がインターネットなどとの関連をより深くして来た感じがします。また、去年はVR元年と思わせるようなカメラや関連商品が出ていましたが、一般的になりましたね。
相変わらずドローンとかもますます話題のようですが、個人的には録音スタジオなどで使われているマイクロフォンメーカーのBlueがヘッドフォンを出したようで、気になります。
番外編ですが、なぜかスポーツウエアのアンダーアーマーのPlank CEOが期間中の講演会のキーノートスピーカーとして参加していたのが面白いですね。やはりスポーツとIoTの繋がりなのでしょうか? 当社としてもOTTなど、番組の配信などすべてのプラットフォームでの提供など検討している事もあり、いよいよスポーツとIoTの普及に拍車がかかりそうな予感です。
写真左の方がPlankさんです。
Rex Tillerson
いよいよトランプ政権への移行も近づいてきましたが、新政権の国務長官候補として名前の上がっているのが、ティラソン氏です。
ティラソン氏とは、CEOをされていたエクソンモービルが2005年から13年の間マスターズのトップスポンサーをされていた関係で、マスターズ期間中に日本の自動車メーカーの役員の方との会合が急遽セットアップされ、その通訳として参加した事があります。
アメリカで最大の企業のトップの方ですから、さぞ難しい方かと思いましたが、エクソンのホスピタリティー施設でお会いしたティラソン氏はゴルフシャツのカジュアルな雰囲気での会合でした。
自動車メーカーのトップの方との話では、当時のエンジンの燃費はもっと良くなる可能性や、小排気量への移行など、当然事前リサーチはしていたとはいえ、今でこそ当たり前の話を10年も前にされていた訳ですから、すごいです。
プロの政治家ではなく、ビジネスマンとしてのトランプ政権の中核となるティラソン氏に期待を持つ方が多いのも納得できます。
アイリッシュミュージック その2
アイルランド音楽には欠かせない楽器がこれ、Bodlahn - ボランと発音します。
打楽器で、ドラムのようですが、片側にしか皮が貼っておらず、また中にフレームがあって、それを持ちながら、演奏します。ピッチも皮を押すことで変えることもできますし、右手で持つバチは木製なんですが、昔は動物の骨を使っていた名残でしょうか、大きさはちょっと大きいですが、ちょうどチキンのモモ肉の中にある骨の形です。
ずっと見てましたが、この方は胴の部分に耳を当てて、とても満足そうな顔でバチは撫ぜるような感じで演奏してました、、 金属でできた縦笛とセットで演奏してましたが、良い感じです。
演奏の合間には、必ず硬く絞ったタオルで皮を拭きながら調整しながらの演奏ですので、結構デリケートな楽器なのかもしれません。
アイリッシュミュージック その1
アイルランドのパブには音楽が欠かせません。 とは言っても、ステージがある訳でもなく、いつものメンバーが集まって演奏を始めます。
このように、片隅のテーブルでお酒を飲みながら演奏を始めるのですが、曲が終わったら次に何を演奏するのかを飲みながら話してます。時間の決まりもなく、ほぼ即興の雰囲気は現地でしか体験できません。