英国自動車販売
英国のEU離脱やVWのスキャンダルなど、自動車業界にとっては明るい話題が少なかったのですが、今年1月の英国での自動車販売台数は前年度比で2.9%増だったそうです。
トレンドを見ていると、従来人気のディーゼルエンジンよりも、ガソリンエンジンが増えたりしているようですが、2005年以来の販売ブームなのは英国の自動車業界にプラスのようです。
ちなみに1月の総登録台数は174,564台だったそうで、その中でも一番登録台数の多かったのはイギリスフォード社の新型フィエスタだったそうです。
Super Bowl コマーシャル編 その2
しばらくスーパーボウルのネタが続きますが、今日で最後です。
やはり、アメリカの視聴者が番組で楽しみにしている一つがスポンサーがこの番組のために製作し、広告料数億円での協賛をしているコマーシャルです。
近年はビールや自動車などの伝統的なスポンサーに加えて、ネット会社やe-ゲームなど、時代を反映するスポンサーが多いですね。
さて、今回気になったのがアメリカの会計会社H&R BlockがIBMのワトソンのコマーシャルを作っていました。 IBMも少し費用負担をしたのかなぁと思いながら見てました。
コマーシャル
今回トランプ政権に関してのメッセージは意外な所でも見られました。
なんと、スーパーボウルのコマーシャルで問題となっているイスラム教の人々のアメリカ入国規制に対して、宿泊予約サイトのAir B and B社は、We accept!と人種差別はしないと言う素晴らしいメッセージを流していました。
他にも4 more years of bad hairと言うユーモアたっぷりのトランプのヘアスタイルをコケにするコマーシャルなど、ギリギリのメッセージを流していました。
政治とスポーツ(スーパーボウル編)
ちょうど今アメリカではスーパーボウルが開催されていますが、アメリカ人にとっては国民的なエベントで、高視聴率と合わせて、いろんな話題があります。
日本で言えば年末の紅白歌合戦みたいな扱いで、世界中派遣されているアメリカ軍の兵士の様子などは必ず番組で取り扱われるなど、かなりアメリカ色の強いエベントです。
事前のプレスカンフェレンスには全選手やコーチが参加する義務があり、今回は特にトランプ政権の移民問題などの質問が多かったそうです。NFLもそこらは非常に気を使っているようで、プレスリースにはトランプ氏の名前を出さない気配りでした。中には優勝しても恒例のホワイトハウス訪問に行かない!と言う選手がいる中で、ペトリオッツのQB Tom Bradyは会見の中で、フットボール以外の話にはコメントしないと最初に発言したそうです。
スポーツライターの皆さんも必死なのかもしれませんが、政治の話を持ち込むのはいかがなもんかと、、
アマチュア規定
最近では日本の大学のチームも、特定のブランドのユニフォームや器具をメーカーから提供してもらったり、場合によってはロゴ露出に対しての契約などもあるようですが、スポーツビジネスの最先端を行くアメリカの全米大学体育協会(NCAA)では、巨大ビジネスである、カレッジスポーツの選手や大学に対して解りやすいレギュレーションを作ってアマチュア選手のステータスを守っています。
例えば、年末年始に全米で開催されるアメフトのボウルゲームでは、選手や関係者に対してのお土産の金額も細かく決められていて、総額で最高550ドルなんだそうです。これは、ボウルゲームの主催者から出されるモノであって、大学が優勝記念の指輪を作ったりするのはまた別予算なんだそうです。
550ドルとは言え、125人分は出さないといけないようですので、2チーム250人X550ドルですから、かなりの金額ですね。
ちなみに主催者側のお土産は用具メーカーからのモノだったり、中にはマイクロソフト製品との交換ギフト券など学生向けの製品もあるのが良いですね。
やはり、人気なのは時計とか、サングラスやウエアのようですが、それをネットオークションに出して、キャッシュにしている連中もいるんだとか。
日本の大学スポーツの大会の参加賞って何を貰えるんでしょうね。興味あります。