Mowing
Mowing とは芝生を刈る意味ですが、今回オーガスタからプレスリリースでMowingと代するメールが届きました。 これが4月1日だとエイプリルフールと間違えてしまいそうな内容ですが、覚えている限り初めてオーガスタのグリーンの秘密の秘密の1つがこのような形で公表されました。
毎年メジャー第一戦と言うこともありますが、オーガスタでのグリーキープの事はゴルフ業界では毎年話題になり、芝刈り機のメーカーも実際にオーガスタで使われている機材やその使い方を視察する目的でトーナメントを訪れるほどです。
今回は、今年のトーナメントでの芝の状態の中で、長さがリリースされました。
インチ表示での長さで、例えばグリーンの長さは1/8インチ=3.175ミリのようです。 ティーグラウンドは5/16ミリ=7.93ミリだそうです。
毎朝の芝刈りでの数値だそうですが、天候や芝生の状態で変わる、、との注意書きもありました。
舞台の準備は明日の開催に向けて仕上がっています。
藤
皆さんも一目でわかるオーガスタのクラブハウスですが、そのコース側に面して大きな樫の木が立っておりますが、クラブハウスに寄り添うように藤が絡まった状態の樫の木がこのようにひっそりと佇んでいます。
現在のオーガスタナショナルの敷地はベルギー移民のBerckman家が1850年ごろからオーガスタナショナルの用地として買収される1930年ごろまで果樹園として使われていました。 果樹園だけでなく、いろんな苗木や種子を輸入して貴重な草木を育て、販売もしていたそうです。当時は日本にもここの苗木が多く輸出されていたんだとか、、
記録によると、アメリカで一番最初に育てられた藤がこの写真の老木だそうで、今でも寄生しています。 小さな銅板の説明に記載されていました。
毎年トーナメントの週にはこの樫の木の周りで時間を決めて挨拶を交わす場所として重宝していますが、綺麗に藤の花が咲いているとオーガスタに戻って来たと実感します。
Road to The Masters
昨晩、オーガスタのプレスルームで開催されたビデオゲームメーカー、Road to The Mastersの発表会に行ってきました。
マスターズのビデオゲームやeSports的な取り組みは10年前には夢にもみておりませんでしたし、硬いイメージのマスターズ委員会がビデオゲームの発表のタイミングをマスターズウイークの直前でジュニアゴルファーたちのDCPが開催された日の夜に開催したのを驚いた関係者も多かったと思います。
このRoad to The Mastersですが、去年リリースされる予定でしたが、コロナ禍と言う事もあり、開発が遅れてしまい、このタイミングでの発表になりましたが、内容は今まで見た事の無いグラフィック内容で、最近の映像関連の進歩は素晴らしいと思います。
発表会にはDCPに参加したジュニアゴルファーだけでなく、オーガスタが地元の子供達のために展開しているスポーツクラブの学生たちなど、、今まで聞いたことのない黄色い歓声で盛り上がっていました。
エベントの進行もDJが盛り上げたり、新時代を感じさせられました。
エベントの内容はYouTubeでもご覧になれると思いますが、男子プロのトニー・フィナオ選手や、女子ゴルファーのレキシー・トンプソンにアメリカンフットボールのスーパースターなどにプロのゲーマーも参加して4つのチームでトーナメント形式で開催されていました。
今日のオーガスタ
明日、月曜からマスターズウイークになり、練習日が始まります。木曜からは本戦で来週の今頃は決勝トーナメント最終日で、最終グループがスタートする頃です。
昨日は女子のアマチュア大会もオーガスタで開催されましたが、今日はDrive Chip and Putterというジュニアの大会で盛り上がっていました。
ドライバーの飛距離、アプローチの正確さとパターとゴルフの基本的なスキルを争う大会ですが、パターはオーガスタナショナルの18番グリーンで実施されるほどですから、かなり盛り上がっています。
もちろん、入場券も販売されていて、来場人数は定かではありませんが、見たかんじですと日本で開催されるプロのトーナメントより多くの来場者のようでした。
選手のお父さんやお母さんでしょうか、大会で支給されるユニフォームを身につけて選手にキャディーとしてアテンドしていましたが、なぜか子供たちより盛り上がっていたような気がしました。 やはりオーガスタのグリーンに子供と一緒に立っているのは最高でしょうね。
これが終わるといよいよ最後のコース整備が始まります。
オーガスタで見つけました
マスターズの会場となっているオーガスタナショナルですが、今回オフィシャルのパーキングスペースで電気自動車の充電施設を発見しました。
オーガスタの規定通りのグリーンに塗装されていて、グリーン=環境に良い、、イメージ通りの演出ですが、直流電源での高速充電と通常の交流電源の2つに対応しているのはさすがです。
今回、オフィシャルカーとして、関係者に支給される多くがメルセデスベンツの電動タイプが増えており必要な為だと思いますが、施設の対応できる数に限りが有るために、あくまでも”最後の砦”として用意されている感じでした。
日本のように多くの場所で同等のサービスが無料で受けられる事とは違い、利用料金は都度クレジットカードで決済のようでした。
オフィシャルパーキングエリアにズラ〜っと並んでいる電動車もかなり迫力がありましたが、受電時間とその料金を考えると使い勝手はガソリン車に軍配が上がりますね。