アメリカスカップのレースは、バーミューダの客船ターミナルの近くの海域で開催されていますが、そのゴール地点がACビレッジと呼ばれる観戦場所になっています。　中心になるのがVIP施設のClub ACと言う場所です。　この中で、ゲストやオフィシャルが目の前で行われるレースを楽しむ事ができます。

昨日のエリソン氏もそうですが、スーパーヨットと呼ばれる５０Mを超えるようなヨットが停泊しているのがこの写真から見てもお分かりかと思います。　戦艦のようなグレーの船体の船や、帆船のマストも半端ではありません。　後ろにある、定員５０００人ぐらいのクルーズシップが小さく見えますよね、、

アメリカスカップのディフェンディングチャンピオン、ORACLE TEAM USAのオーナー、ラリー　エリソン氏もバーミューダにプライベートヨット、と言ってもちょっとした客船で来ています。

エリソン氏はこのムサシ以外にもアサヒと言うヨットなど、数隻持っていますが、なぜか日本名が、、このムサシは全長８８mなんですが、以前所有されていたRising Sunが１３８mで大きすぎて好きな港に行けない理由で買い換えた？そうです。

こうして見ると小さいんですが、、、

いよいよ、２７日から約１ヶ月のアメリカスカップの戦いが始まりました。

昨日は会場に１１０００人の人々が訪れましたが、ゲートオープンのセレモニーも行われ、地元の女の子がテープカットをしていました。

小さな島のバーミューダにはレンタカーが無く、観光客の移動手段はタクシーかバスが中心です。地元の人も、車は一家一台しか購入できないそうで、日本と同じ左側通行の右ハンドル車が狭い道を走っていますが、島の端から端まで５０キロぐらいしか無いので、自動車に変わりスクーターが大活躍しています。

観光客の多くはレンタカーの代わりにスクーターをレンタルして、観光の足に使われているようで、今回宿泊しているホテルにも多く並んでました。

でも、初めてスクーターに乗る人が多いのでしょうか、ハンドルにあるアクセルにSlow-Fastとステッカーが貼ってありました。　大丈夫なのかな、、

ニューヨークで一泊して、早朝に移動して現地のお昼にバーミューダに到着しました。　NYから２時間ほどのフライトですが、もう真夏の天気です。

いよいよ明日からアメリカスカップのチャレンジャー決定戦が始まりますが、天気予報では天候が悪いようです。　ヨットの場合、お天気次第なんでどうしようもありませんが、明日のレースは実施されないかもしれません。