Big Data @ Masters
マスターズのグローバルスポンサーIBMはインフォメーションシステムのパートナーとして通常の業務のサポートだけではなく、トーナメントの運営には無くてはならないパートナーとして、スコアの集計や選手の全てのショットの情報などの集計にもビッグデータが活用されています。
最近のスポーツエベントでは、セキュリティーも重要課題となっておりますが、マスターズの場合はパトロンのチケットにもこのビッグデータが活用されているそうです。通常チケットは前年度に購入された方に対して毎年購入の意思があるかの確認と同時に支払いをする事で送って来ますので、毎年同じパトロンが入手できるわけです。このシステムですと、欠員ができない限りは購入できませんので、自然と2次マーケット、要するにダフ屋のようなシステムができて、日本からのツアーの方もプレミアム料金を支払って観戦をされています。
やはり、ツアの方はなぜかこのチケットをフォルダーに入れて、ご丁寧に裏返してナンバーが見えないよう指示をされているのか?逆に目立ってしまいます。
このビッグデータの活用で今年気がついたのは、このチケットの表面にシリアルナンバー以外にもチケットのIDが使われており、例えばイーベイなどのサイトに販売希望と掲載した瞬間にシリアルナンバーを隠していても特定できるんだそうです。 同時に入場するときのタイミングや顔などもモニタリングして、転売されているのが分かった場合には入場拒否されているケースも目撃しました。
このデータを使って転売した購入者には今後購入の案内が行かなくなるそうです。これは毎年の購入契約?にも明記されているので文句は言えませんよね。375ドルのチケットが何千ドルにもなる訳ですからそれなりのリスクは考えた上かと思いますが、、、
日本だけではありませんが、ツアーの運営会社もチケットの入手がますます困難になりますね。
これ、今年のシリーズチケットですが、シリアルナンバー以外にも個別情報があるんですが、良く見るとわかるかと、、、他にもいろんな秘密があるそうです、、、
Pre Owned Golf Balls
要するにロストボールの事ですが、アメリカのLostGolfBalls.comと言うサイトでは、毎年6億5000万個ほどの中古ボールが販売されているんだそうです。
その会社の入手ネットワークは全米240コースと契約して、湖やストリームに沈んだボールを回収しては綺麗にして再販しているんだそうです。
最近のボールはセンターコアの作り方や、素材が良くなったので、水に長期間浸かっていても劣化しないんだそうですので、一般の方がラウンドする程度なら十分なんだそうで、人気があります。
一番人気はタイトリストのV1xだそうですが、よく飛ぶので池に入るのか?それとも単純に需要が多いのかはわかりませんが、個人的には自分のラフに入ったボールを探しに行くと必ず、V1のボールを多く見かけるのは何故なんでしょうね??
プレー入ります!
昨日は小平選手の米国ツアーの優勝のニュースで盛り上がりましたね。
小平選手は日本人のプロキャディーもアメリカに連れて来て、マスターズも同じ体制での戦いでした。
でも、ルーティンなんでしょうか、マスターズでキャディの方がティーグラウンドで必ず”プレー入ります”って声をかけるのに違和感を感じました。 ご存知の通り、マスターズでは”Quiet Please!” って要するに”お静かに”ってボードも無いほど、マナーを守るパトロン達ばかりなので、それも日本語で(プレー入ります!)ってのは違和感を感じました。 パトロンからもあいつ何言ってんだ?って聞かれたんで、さすがに本当の事は言え無いので、”Play Well”って言ってんですよ、、ルーティンですよ、、って納得してもらいました。
月曜のニュースを見て、思い出してしまいました。。。
何故かゴルフカートが、、、?
マスターズの期間中、オーガスタ市内でこのようなゴルフカートが展示されているのが目立ちます。 それも半端な数では無く、オーガスタナショナルに向かう道路の交差点やこのようにホテルの駐車場など、合計100台近くディスプレイされているんだそうです。
このClub Carと言うカートのメーカーですが、実はオーガスタに本社工場があってアメリカだけでは無く、全世界に販売している有名メーカーです。
当然、オーガスタナショナルにも納品しているのですが、この期間中は自社製品のアピールにこのような展示を先週から実施しているんだそうです。
普通触ってはダメ、、と表示されているケースが多いのですが、ここでは座ってインスタに投稿を呼びかけているほど、、
一種のアンブッシュマーケティングですね。
今年のオーガスタ
今年のマスターズの開催時期はカレンダー上では一番早い日程(4月の第二日曜日が最終日というルール上)と言うだけでなく、3月に寒い日が続いた事もあって、アゼリアの花がこれから満開に、、、
それだけで無く、私にとって41回目になるマスターズですが、記憶にある中で一番グリーンの状態が良く見えます。 グリーンの濃さが全く違う感触ですが、、、、
条件だけでなく、試合の内容にも期待ができる本年度のマスターズですね。