ワールドカップ
女子ワールドカップも日本はベスト8入りを目指して今日スエーデンと対戦しましたが、破れてしましましたが、さぞ盛り上がっていたのでしょうね。
当地もイングランドが活躍していて、一層の盛り上がりを見せていますし、テレビ中継もイギリス時間の午前中ですが、当然ながら生放送で実施されています。
近所のスーパーの郵便ポストに大きなエベントなどがあると必ず地元の方がこのような編み物でのカバーでイングランドチームの盛り上がりを応援しています。サッカーボールと、イングランドの女子チームの相性ライオネス(雌ライオン)が3カ国の国旗の上に飾られていますが、ライオンと言うよりは、クマさんに見えませんか??
BMW Smartglass
バイクメーカーのBMWからスマートグラスの案内が送られてきました。
内容はサングラスにディスプレイが表示されて、例えばナビの案内表示をする事ができるシステムサングラスのようで、定価670ポンドですから10万円ですね。
専用アプリを使い、バイクからの速度やギアなどのデータも表示できるようですが、実際に使い勝手はどうなんでしょうね。
ヘルメットのバイザーに同様なシステムでデータを投射するシステムを販売しているメーカーもありますが、このようなスマートグラスは今まで見たことないですね。
走行区間の法定速度も表示する機能もあるようですから、スピード違反の言い訳にはなりませんね。
バイクの場合には走行中に手元のスイッチやディスプレイを作動させるのは危険ですし、国によっては違法な事もあるようですから、一旦セットしてツーリングに向かう事ができればベストですね。
ただ問題点としては、すでに視力矯正のためのメガネを使っているライダーへの対応が気になるのと、あとはバッテリー寿命ですね。
通勤などでチョイ乗りでは問題ないとしてもBMWのバイクを購入される方の多くは長距離ツーリングをされますので、少なくとも6時間ぐらいの動作時間は必要ですね。
個人的にはこういうモノにはすぐ飛びつくんですが、先日発表されたアップルのゴーグルと同様に少し時間をおいて様子を見た方が良い感じですね。
10万円のスマートグラス、、値段を見ても単なる補足的なインターフェースのような気がします。アップルの三千ドルのゴーグルも同様に軍事用航空機パイロット用に作られた同様なモノと比較するのはおかしいかも知れませんが、このコストでどのぐらいの安全性が確保されているんでしょうね。
スポーツ環境
サッカーの女子ワールドカップが盛り上がっていますね。今週は日本もベスト8入りを目指して強豪デンマークとの対戦です。
日本での女子サッカーは前回のワールドカップ優勝で一躍注目を集めていましたが、今回のワールドカップはどこも放送に手を出せずに最後にNHKが放映権を確保したようですが、世界レベルでの女子サッカーの商品価値は急激に伸びているのは間違いありません。
英国でも去年のヨーロッパチャンピオンとなり、さらに注目されている中で、今回のワールドカップでも優勝候補の一つとして、多くのスポンサーの注目を浴びています。
そんな中で、サッカーはボール一つでできるお金のかからないスポーツとよく言われてますが、それでも広い芝生のグラウンドが整備されていないと、裏庭でするリフティングは別としても、ちょっとした練習もできません。
日本の中高レベルですと、グラウンドに芝生などは皆無ですし、野球や他の競技の連中と一緒にトレーニングする訳ですから、インフラの整備の差が出てきますね。
今日も近所の公園で夏休みに入った中学生でしょうか?2人で練習をしていました。 コーンを2つ並べてゴールの代わりにしてキーパーのトレーニングでしょうか、1時間以上練習をしていました。 やはり英国のこのような環境ですから力のある選手が出てくる訳ですね。お金をかけずにできるスポーツと言える理由を目撃した感じでした。
日本はインフラの不足分を指導者が練習方法や理論でカバーしているようですが、芝生のグラウンドは用意してあげたいですね。 なんとなく、ゴルフの練習を弾道が見えない闇の中でやっているような感じでしょうか、、、ワールドカップで8強、4強になるにはスポーツの環境を考えて行く必要がありますね。
ニュース取材
テレビのニュース取材の仕方は使われる機材の進歩とともに、よりタイムリーで綺麗な素材を届けられるようになって来ています。
テレビカメラの小型化はスポーツの世界でも同じですが、現在では当たり前のENGと呼ばれるElectronic News Gatheringシステムとして、小型、、と言っても肩に担ぐ大きさのシステムが以前の16mmフイルムカメラを置き換えて、バンにマイクロ波を使った中継施設を載せて、事件やスポーツの現場に使われるようになったのは40年以上前の話です。
当時の主流の機材は日本のIKEGAMI社の製品で、放送業界でイケガミと言えばENGのカメラと通用したほど、、今では4Kの機材は当たり前で、日本のパナソニックやソニー製品が根強い人気です。
最近になって、携帯電話のビデオ機能も4k画像が撮影できる機種もある中で、通信速度も5Gを使い、不自由なくライブ配信だけで無く、放送の世界でも高画質の映像がリアルタイムで使えるようになりました。
先週からスコットランドのグラズゴーで開催されている自転車の世界選手権では、中継に中継者ならぬ中継自転車が使われていました。 この写真はテレビ画像を撮影したのですが、この自転車にモニターや必要な機材を載せて、写っているスマホでの撮影をして中継しているのが分かりますね。
日本の宅配サービスで自転車の後にひくリアカーのような荷物を運び、殆ど人力!とアピールしていたケースもありましたが、この自転車には太陽光発電のパネルで必要な電力を充電するなど、グリーンな取り組みもアピールしていました。
デジタル一眼カメラがスポーツ中継で使われ始めましたが、これからスマホを使った中継が増えるでしょうね。
AA
英国で警察、消防に次ぐ3つ目の緊急サービスと呼ばれているのが、AA – Automobile Associationです。AAは日本のJAFと同じような自動車でのトラブルに対しての緊急サービスを提供するだけでなく、自動車保険から、旅行代理店機能などや、中古車の履歴を調べてくれたり、自動車生活には欠かせない存在です。
私も何度かヨーロッパへの自動車での移動の際には保険の確認からスイスのように事前に通行料金を納める必要がある地域への移動のアドバイスやフェリーの予約までワンストップで面倒見てもらいました。
とは言え、最近はネットで殆どの手配ができるようになりましたし、フェリー会社もいろんなパッケージを組んで移動しやすくなっているので、あまり緊急時のサービス以外はあまり利用され無くなっているようです。
子供小さい頃は、春休みに南仏のスキー場に行く手配などでお世話になった店舗も無くなってしまい、時代を感じます。
とは言え、緊急サービスはまだ継続されていますし、電話一本でバッテリー上がりや、パンクなどのトラブル対応に駆けつけてくれるのは昔と一緒です。
日本ではレッカー車のような車でJAFの隊員が駆けつけてくれますが、英国ではこんなバンが主流で、実際に動かなくなった車も内蔵されている補助輪のようなシステムをつかって牽引してくれますし、よく見ると前のグリルには補助電源用のプラグが装備されていて作業を見ていても楽しいです。
ちなみに隊員の方に最近の電動化された車の事を聞きましたが、やはりバッテリーがゼロになってしまうと牽引での対応しかできないんだとか、、
ガソリンなどの燃料は搭載していても、さすがに予備電力は搭載していないんですね。