Live from Home
最近のテレビの制作現場では、コロナの影響でロックダウン中のために予定されていた出演者がネットでアイフォンなどを使っての出演が増えてきています。
Live from Home – 自宅からの中継って事なんですが、衛星生中継と同じぐらいのインパクトがあります。
昨晩世界中のアーティスト達が自宅から自分の歌や演奏をアップロードしてYOUTUBEで8時間近く配信されていました。中にはスタジオ?と思わせるぐらいのカメラワークでしたが、ポールマッカートニー御大はなぜか縦位置でのカメラワークで一人だけ目立ってました。
視聴者のコメントはスターの自宅の雰囲気が楽しめ、バーチャルとはいえ、訪問している雰囲気だったとか。
中には家の中が散らかったままでのオンエアだったりして、、
これからビデオ会議をする時には少し後ろに気をつけておかないといけませんね。
NFL Draft
コロナの影響で、世界中のスポーツ中継だけで無く、不特定多数のゲストや出演者を集めるテレビ番組の製作に影響が出ています。
アメリカやヨーロッパでもニュース番組などもインタビューはほぼゲストの方の自宅からネットでコメントを生で入れたりする方式に変わってますが、アメリカでこの時期のメジャーエベントであるNFL Draft, ドラフト会議は4月23日から今までとは全く違った形で実施、中継されるそうです。
通常ですと、アカデミー賞のように大きな会場に選手、各チームの代表やNFLの関係者が集まり、くじ引きをする模様が全米に生中継されていました。各チーム同士やエージェント達が並行して交渉をしたり、その駆け引きもファンにはたまらないコンテンツとして多くの視聴者を集めています。
今年はコロナの影響で、番組の司会者はESPNのコネチカット本部のスタジオから中継して、NFLコミッショナーはじめ関係者は自宅からネットと使って参加するんだそうです。
もちろん肝心の60人近いドラフト対象の選手たちの自宅にもネットカメラが入り、多元中継を行うそうです。それに加え、各選手の活躍の模様や関係者のインタビューなど170〜80ぐらいの要素を番組に取り入れる必要もある為、いろんな意味で初めての企画がされる訳です。
今後、通常に戻ったとしてもこのようなリモートでの参加する企画など、もっと一般的になるかもしれませんし、すでに解説者の方は自宅にスタジオを用意する人も増えて来てるんだとか。
緊急避難的な事がひょっとしたら普通になるかも知れません。確かに生中継がスポーツを変えた訳ですし、このような取り組みはスポーツだけで無く、テレビやネット中継がどのように変化して行くのか?楽しみです。
Sim Racing
F1シーズンも、初戦からキャンセルが続く中でe-Sportsとしてのバーチャルレースが開催されています。 個人的にはe-Sportsのジャンルの中では一番違和感の無いエベントですし、プレステが販売された時にまず購入したのはサーキットを走るゲームの為でした。ただ、小さなコントローラーで遊ぶだけだと限度もありますしすぐに飽きてしまったのを覚えています。
それに比べて実際にゲームPCや、最新のプレステの性能を見る限り、かなり高度ななシミュレーションレース= Sim Racingができるようになり、F1チームしかできなかったようなシステムがモータースポーツに参加している弱小チームや個人でも購入できるぐらいの価格で販売されるようになりました。
もちろん、プレステに数万円のハンドル型のコントロールをつけて自宅のテレビで楽しむレベルとはちょっと違い、専用のコントローラーやシートまで用意するとかなりの金額になってしまいます。
趣味でサーキットの走行会に参加しているレベルの方でも、参加費だけでもゴルフ1ラウンドぐらいのコストがかかりますし、車のメンテ、タイヤの交換やガソリン代。それに食費や宿泊などしたら、下手をすると毎回10万円ぐらいの出費になります。
あとは、不運にも事故に巻き込まれたりすると保険では保証されませんので、下手をするとしばらくタイ米での生活を強いられる訳ですから、シミュレーターが安上がりかもしれません。
Masters
通常ですと、昨日、4月の第二日曜日がマスターズの最終日でした。新しいチャンピオンがグリーンジャケットに袖を通すシーンが見られたはずですが、今年はコロナウイルスの影響で、11月の12日から15日まで延期開催となりました。
昨日は英国のBBCで2019年のハイライト番組を放送していましたが、実際に現場にいると、トップグループばかり追いかけているので、トーナメント全体の様子をしっかり見る事ができないので、個人的には面白く見る事ができました。
ご存知の通り、タイガー・ウッズが優勝したのですが、それを最後まで追っていた他の選手のラスト数ホールの展開は結果が分かっているとは言え、緊張感のある映像でした。
今回は初めて秋のマスターズ開催となりますが、今まではメンバーや本当に限られた者しか見る事のできなかった”紅葉”のマスターズ、私の秘蔵画像をちょっと紹介します。2010年11月23日の撮影ですが、今年はアゼリアはありませんが、こんな感じの舞台が用意されているはずです。
イギリスの空から飛行機が消えた?
最近空を見ても長〜い飛行機雲を見かけなくなりました。
近くにあるスタンステッド空港の発着も格安LCCのフライトが多かったのですが、減便やら会社自体が運休してしまった影響で、たまに音が聞こえて見上げるとカーゴ会社のフェデックスやUPSなどの貨物機です。
先日の金曜のお昼にフライトデータのサイトで実際にイギリス上空を飛んでる飛行機を調べて見たらこんな感じでした。まさに飛行機が消えてしまってます、
リサーチ会社によると、コロナの影響で自動車移動や工場の稼働中断だけでなく、航空機の減便などでヨーロッパ地域の二酸化炭素の排出が半分以下になっているそうです。意外な形で温暖化にストップがかかりそうですね。