Made in Torino
今日フィアットの500eを試乗しました。
FIAT社はイタリア製ですから、当然Made in Italy ですが、室内のマーキングはすべてMade in Torino = トリノ製と明記されていました。
ドイツのBMWのバイクもMade in Berlin と自慢げにメーターに記入されていますが、国よりも都市をアピールするのは嬉しいですね。
某日本の自動車メーカーは工場所在地を自社の車の名前にした所もありましたが、逆ですね。 トリノにしてもベルリンにしても街の歴史と伝統が一番のセールスポイントなんです。
日本の焼き物といっても焼き魚ではなく、陶芸作品は製造された窯元の所在地が代名詞になっているように、工芸品=生産地の考えは日本人には良いアピールだと思いますし、このような生産地を前に出す取り組みとそのマーケティングは日本の伝統工芸品を参考にしているのかも知れません。
イタ車ならぬ、トリノ車、、この表示や考え方、、試乗する前から欲しくなりました。
CHELSEY vs Man United
英国サッカーの聖地ウエンブリーで開催されたチェルシー対マンチェスター・ユナイテッドのFAカップが昨日77,390人の観客を集めて開催されました。
と言っても女子FAカップの話です。
チェルシーが接戦を1−0で去年に続く2連勝でした。英国 BBCで生中継されていましたが、観客数やその盛り上がりだけでなく内容も素晴らしい試合でした。
女子クラブチームの対戦では歴代最高の観客動員数だったそうですが、欧米では女子スポーツのサッカーやラグビーの人気が毎年記録更新していますし、賞金なども日本の男子の試合も負けているぐらいかと思います。
今回までのクラブチームの観客数は2019年のバルセロナ対アトレティコ・マドリッド戦の60、739人だったそうですが、人気の勢いは続いているそうです。
そんな女子サッカーの人気の陰で、英国内のジュニアチームの選手達はまだ金銭的にも苦労していると試合内での解説がありました。 トップレベルの人気が高くなるほど、弱小チームは限られたスポンサーを集めるのに苦労しているようですが、今回のような注目される試合が増えると多少好転する事に期待しているようです。
英国内はやはり去年のヨーロピアンチャンピオンになった事や、今年開催される女子サッカーワールドカップの優勝有力チームと言う事もあり、女子サッカーの人気はますます高くなっています。
日本では、ワールドカップ優勝直後は盛り上がっていましたが、まだ男子に比べると観客動員数も少ない中で、トップチームでもチーム運営が難しいチームもあるようです。 日本も早く欧州の成功例を参考に進んでもらいたいです。
Eurovision Song Contest 結果
最終日を迎えた昨晩、最終選考に残った各国代表の歌が披露されれましたが、先日のチャールス国王の戴冠記念パーティー同様にワイヤーに吊るされたカメラが使われており、素晴らしい演出だったと思います。
舞台演出も同様に今まで見たことの無い演出はかなりの予算をかけているかと思います。
優勝を決める採点は各国の専門家による最高得点を12点として1点まで出場した歌手に対して全ての演技が終わった後に出され、その後に一般からの投票の結果も同様に加算されるシステムでした。 出場国からは自国の歌手には投票できないルールはわかりやすいですし、スマホアプリも導入されていたり、テレビとネットの共存は常識なんですね。
ヨーロッパではこのソングコンテストは日本の紅白以上に盛り上がり、先週は毎日この話題ばかり、、 鉄道のストのニュースでも会場のリバプール駅に行けなくなった方や、ガラガラのリバプール駅からの中継も週末良く見かけました。
今回はスエーデンが優勝。 来年のホスト国ともなりますが、今週もこの大会関連の報道が続くんでしょうね。
孔雀
英国の庭園には広い敷地内に鹿が生息していたり、当然キツネやタヌキなどの野生動物もよく見かけますし、カントリーハウスを改装したホテルでは野生動物も一つのアトラクションになっています。
そんな庭園で時々見かけるのが孔雀ですが、今日買い物に出かけたガーデンセンターでは孔雀が放し飼いになっていて、普通に歩き回っていました。
孔雀は至近距離でなかなか見る機会がないので、スマホで撮影しましたが、立派な羽を広げてくれるポーズはなかなかとってくれませんでした。
ロールスロイス
英国の高級自動車メーカーのロールスロイスは自動車に興味の無い方もご存知だと思います。
ロンドン市内ならともかく、私の家の近所のちょっと辺鄙なロケーションにP&A Woodsと言うロールスロイス専門店があります。老舗のようで、ヘリコプターが着陸できるような施設もあり、イギリス国内だけでなく、ヨーロッパやアメリカに中東諸国までクライアントがいるようで、プライベートヘリで訪問する方も多いようです。
ロールスのディーラーでもこの会社のような規模とサービス施設を持っている所は少ない事が人気の秘密のようですが、一度オープンハウスで見学しましたが、板金工場からエンジンの分解整備までこなせる施設は立派でした。中でもメカニックのエリアは綺麗に清掃されていて、手術室のような雰囲気だったのは印象的でした。
昨日前を通ったら、新車のデリバリーでしょうかピカピカのロールスロイスが並んでました。
日本でも多くなりましたが、ロールスのSUV -カリナンは当地でも人気のようで、5台並んでいた3台はカリナンでした。 この写真では黒いモデルと青い独特な塗装をされたモデルですね。
電動車も発表されている中で、最後の?12気筒のモデルたちは生産中止になる前に入手しようとする方が多いようですね。