飛行機での移動
このCOVIDの影響を一番受けているのは航空業界と言っても良いかと思います。
各国のロックダウンなどを受け、多くの運行の停止がされ今年の4月はヨーロッパの空から貨物機以外が飛ばなくなった日もありました。
ロックダウン解除と同時に少しずつ回復しているものの、大手の航空会社はビジネスプランを何度も見直し、経営事態がおかしくなってしまった会社も出るほどです。
今年4月から数回国際線を使う事がありましたが、ひどい時には乗客が12名の時もありました。 目的地に到着しても、駐機された多くの機材が目立つ電気の消えたターミナルの状況は初経験でした。
そんな中で、コロナと生きるスタイルが作られてきています。二ヶ月前には免税店だけでなく、ターミナルで食事もできない状況ですが、先日は限定営業ですが、お店に灯りが戻ってました。
今後業界が回復して行くにはまだまだ時間がかかりそうです。
channel 4
英国で1982年に放送を開始したテレビ局ですが、BBCのチャンネル1、チャンネル2、ITVに続く4つ目のチャンネルとして発足しました。
コマーシャルが流れるので、日本の民放と同じかと誤解されますが、基本的には広告収入のある公共放送って微妙なシステムです。最近は制度も変更になってコマーシャル局と言っても問題ないですが、、
このチャンネル4ですが、若者をターゲットとした番組を作ったりしていて、ユニークな編成をしています。 2012年のロンドンパラリンピックの放送を放送したのも有名な話です。
先日ロンドンの本部を訪問しましたが、玄関のオブジェ?は番組内でもよく使われているデザイン。
Social Distance
ソーシャルデイスタンスは日本でもよく言われますが、実際にその距離を取るのは難しい話です。
海外では、このような形で実際の距離を表示してアピールしています。公園の入り口に設置されていた看板ですが、わかりやすいですよね。
Eat Out to Help Out
コロナの影響を受けて、イギリスの飲食業界も営業を休止したり、テイクアウトのみに変更するなどの対応が長く続いていました。当然ながら予約ゼロの状態が続いていて、経営難になるレストランが増えているのは日本と同様です。
英国政府が今回導入したシステム、Eat Out to Help Out = 外食して(レストランを)助けようキャンペーンです。 どこかの国のGO TOキャンペーンのようによくわからない制度ではなく、外食する費用の半分を最大一人当たり10ポンドまで政府が負担すシステムです。
イートインのみに適応されるシステムですが、メニューに掲載されている料金は今まで通りですが、会計の際に精算します。 例えば3ポンドのコーヒーを飲んだら半額の1.5ポンドの支払いで、40ポンドの食事を取ったら最大補助を引いた30ポンドの支払いになります。 一人当たり最大10ポンドですから家族で食事をするのにも対応されています。
今月末までの対策だそうですが、やっと少しずつ客が戻りつつあるそうです。 しかしレストランもソーシャルディスタンスを確保するために客席の数を減らしたり、それなりの工夫をしているようですが、回復の引き金になりますね。
日本も地元のお店に還元できる良いシステムですからぜひ考えて欲しいですね。 外食産業だけでなく、関連会社にもメリットはある訳ですから、、、
コロナと生きる、ゴルフ編
今週はいよいよゴルフメジャー大会のPGA Championsipが開幕です。無観客ですが、日本からも多くのプロが参加して盛り上がるかと思います。さすがに日本人プロの場合日本での大会が皆無ですので試合感の対応が難しいでしょうね。
さて、海外のゴルフ事情ですが、ご存知の通り殆どの場合セルフでのラウンドとなりますが、先日ラウンドした際にびっくりしたのが、バンカーの後を整備するレーキが消えていた事と、この写真のようにカップの中が上底になっていてボールが下まで落ちない仕掛けをしてました。ボールがちょうど沈むぐらいの深さなんで、指先で拾える良い塩梅!
両方とも、レーキやフラッグを持つことによる感染を防ぐ為の予防策なんだそうです。 ゴルフ場の場合屋外ですし、ソーシャルディスタンスも十分取れるのでコロナ下でも安心してプレー出来るはずですが、レーキを共有している事などは想定外でした。
日本のゴルフ場でもカートの消毒などを実施しているゴルフ場も多いですが、ここまでの対策はあまり聞きませんね。