Flights 2020
今年はコロナの影響で、航空機での移動が少なくなりました。夏には、 移動先で帰国便が7回キャンセルになったり変更になった事もありましたし、ゴーストタウンのような空港にも慣れた一年となりました。
今年は3月まで例年通りの移動パターンで、1月〜2月にかけてアメリカ出張、2月末から3月にはニュージーランドオープンへの移動などでスタートしましたが、4月のマスターズ延期から予定が変わってしまい。日本への帰国時の検疫の事もあり、海外での滞在が長くなった年でもあります。
冗談で3密を避けるなら国際線でのフライト、、と言うぐらいで、夏には大型機に数人の乗客のみでの移動も経験しましたが、時差は別としてZOOMなどのリモートでの打ち合わせで活用するようになったのは皆様も一緒だと思います。
年末恒例の今年のフライト集計ですが、今年は合計21区間のフライトで総飛行時間183時間36分。 移動距離は91,220マイルでした。
2021年もおそらく同様な行動パターンになるかと思いますが、夏以降どのようになっているのか、ワクチンの接種状況なども含めての状況次第でしょうが、毎年300時間以上も飛んでいた頃にはしばらく戻らないでしょう。
空港に駐機された機材は今年見慣れた風景でした。
変異株
イギリスや南アフリカでコロナウイルスが変異をして、より感染しやすくなっているようですが、実際には世界規模での変異は起こっているようです。
イギリスBBCのニュースでの解説によるとウイルスが変異するのは普通で、8月ぐらいからの研究結果としてイギリスで最初での変異が確認されたんだと言ってました。何を信じていいのか分かりませんが、イギリスで初めて確認取れただけで、世界中で起こっているという事でしょうか。。
日本でもイギリスからの帰国者からこの変異株が検出されたそうで、イギリスや南アフリカから新規に外国人の入国を禁止だそうです。 日本人も帰国前72時間以内にテストを受け、陰性の場合再入国が認められるそうです。 テストを受けないで入国すると2週間隔離されるんだとか。。
入国時には今まで通りの検査が行われますが、それに加えて検疫所が用意する宿泊施設での待機が義務付けされました。入国翌日から起算して3日目にまた改めて検査を受け陰性と確認されれば自宅などでの待機となるそうです。
水際対策とは言え、慌てて後手後手に動いているような感じがします。
こんな状況ですから、2021年もなかなか移動が難しい状況が続きそうです。
電気自動車
イギリスでは2030年からガソリンやディーゼルエンジン車の新車販売を中止するとの政府の方針が発表されました。
もちろん、それまでに購入しているガソリン車が使えなくなる訳ではありませんが、それ以降の新車セールスが電気もしくは水素のような再生可能な燃料を使う車しか買えなくなります。
そんな中で、注目を集めているのが電気自動車をサポートする充電施設の整備ですが、なかなか電力のサプライインフラなどの問題もあり、実際にはサービスエリアの片隅にちょっとある程度です。
今回、世界初の電気自動車専門の充電ステーションが完成していて、見に行ってきました。急速充電器がガソリンステーションだとポンプのある場所に設置されていて、利用者はコネクターを繋ぎカード決済で充電をする簡単なシステムです。 急速充電とはいえ、15分から30分はかかりますので、その時間をショッピングに使えるようにお店が隣接されていました。
屋根にはソーラー発電の施設も設置されていて、環境への優しさをアピールも忘れていません。
Merry Christmas
イギリスでは変異したコロナウイルスの影響で再びロックダウンを開始している地域もあります。年に一度の楽しみであるクリスマスの集まりにも規制されて、気のせいかいつもの年末の雰囲気とは違います。
そんな中で、郵便ポストがクリスマス仕様に変更されていました。日本同様に赤いポストですが、最近このポストが盗難の被害に遭ったりと不運つづきでしたが、各地の地元の皆さんがデコレーションをしてこの厳しい時期を明るくしようとしています。
街のイルミネーションも例年に無く華やかにしているような気もしますが、アイデア次第で明るい話題ができるんだと実感しました。
スポーツ中継の現場で、、
コロナ禍の一年でしたが、今年一番気になったのがスポーツ中継などで使われれる機材の進歩でした。
11月に延期になったマスターズでは無観客とはいえ、ドローンでの画像を使ったり、アメフトで使われるようなワイヤーカメラをゴルフで初めて使用して視聴者を楽しませてくれました。
そんな中で、最近増えているのが我々が量販店で買えるような機材がスポーツ中継の現場でも使われ始めた事です。
先日話題になったのがアメリカNFLの中継でこのようにソニーのミラーレス一眼レフが市販されているDJIのジンバル(画像安定装置)を使ってエンドゾーンでのアクション撮影に使われていました。
オートフォーカスでハイビジョン撮影したものを中継車に無線で転送、11台目のカメラとして使われていたんだそうですが、専用の放送機材ですと一台で高級車が買えるぐらいのお値段ですが、この組み合わせだと日本の量販店で100万円でお釣りが来るぐらい。
パソコンを利用しての画像や音楽の編集をするのが当たり前になってきている時代、放送局としてもこういう取り組みは正しい方向だと思います。
視聴者からもコンパクトな機材ですので、臨場感たっぷりだったとのコメントも出ていたほど。