Save the MANUALS
昨日の電気自動車の話題に、絶滅危惧種となっているマニュアル車についてのご意見をいただきました。
マニュアルってピンとこない方ばかりかと思いますが、ブレーキとアクセル意外に3つ目のクラッチペダルがあり、変速を自動(オートマ)ではなく手動で変速する車の事です。
最近は自動車免許もオートマ限定などもあるので、ほぼマニュアル車を運転された方はいらっしゃらないでしょうね。ポルシェやフェラーリなどの筋金入りのスポーツカーでもオートマになってしまってるほど。
確かに、最近のオートマは8速とか10速とか燃費や走行性能が格段に良くなっており、ドライバーに負担のかかるマニュアル車はトラックなどを除いて絶滅に向かっています。
個人的には去年までマニュアル車に乗っていて、ある意味ボケ防止になってたと思いますが、周りにマニュアルを運転できる人がいなくなってしまい、ちょっと運転を変わってもらうとか出来ないなど、、不便なので泣く泣く手放してしまいました。
先日イギリスの自動車愛好家のグループがこのようなマスクを販売してましたSave the MANUALS,,マニュアル車を守れ、、キャンペーンです。
ヨーロッパでは、まだまだマニュアル車の比率が高いですが、電気自動車などそもそもトランスミッションの無い車が主流になっている中での最後のアピールでしょうか。
クラッチのある車ですとブレーキとアクセルを踏み間違う事も少ないでしょうし、最後にまたマニュアル車が欲しくなりました。。。
MPG vs MPkw
自動車の燃費は日本ですとリッターXXキロ、ヨーロッパではL/100Km、後はMPG=ガロンXXマイルが通常使われています。
電気自動車の場合ですとkwすなわち1キロワットあたり何キロもしくは何マイル走れるか?と言う単位が使われています。
充電する機材も同様に30キロワットの充電器とかを電気自動車用に自宅に設置する必要がありますが、ただ、充電時間も同様に例えば自動車の電池の容量が120kWの場合ですと、それを30kWの充電器で充電しようとすると120➗30で、4時間と言うことになりますね。
もちろん、空の状態はありえないのと、多少充電ロスもあるのでその方程式通りでは無いものの時間がかかる事は想像できますね。
この充電問題が電気自動車普及のネックになってますが、先日名古屋のホテルで見たように高速充電のインフラをポルシェのような自動車メーカーも用意するようになっています。 そんな中で、ガソリンスタンドに変わる電気スタンド?がイギリスにできた話を去年紹介させていただきましたが、先日このネットワークを英国全土で100の施設を作ると発表がありました。
充電器も350kW対応の言ってみればパイプの大きなシステムも完備しており、理論上120kWのバッテリーですと空の状態から20分で充電できる訳ですが、車側も対応していないといけないなど、まだまだ制約がありますね。
イギリスなどでは2030年から新車でのエンジン車の販売ができなくなるなど、早急な対策が必要かと思いますが、日本は10年前の震災から脱原発で、電力網が限界な中ですので、諸外国以上にこのようなインフラ整備は難しいですね。
2.3.21 / 3.2.21 / 21.2.3
この数字、私の暗証番号とか何かの数列ではありません。
今日2021年2月3日をヨーロッパスタイルで変換すると2/3/21となりますが、アメリカだとこれが3/2/21とか21/2/3です。これは今エクセルの日時の設定で選べますよね。
個人的に昔イギリスの会社でのトラブルがあったのがこの数字のイタズラが原因でした。
注文書でサービスの納期の日程を英国スタイルですから、2/3/XXと記入されたのですが、相手がアメリカの会社だったので、先方は2月3日では無く3月2日と理解して作業が進んでいました。
結局サービスインの日程が早まっただけですので、大事に至らなかったですが、それが逆だったらと思うとゾッとしました。
それからは、3 Feburary とスペルアウトするようにしてミスが起こらないようにしましたが、2月3日が来るたびに毎年思い出してしまいます。。。
節分
今日2月2日ですが、節分です。 いつも2月3日だと思ってましたが、先日寿司屋の前を通った時に”今年の節分は2月2日”と書かれた恵方巻の看板を見てふと考えてしまいました。
最近はわからない事はすぐにネットで調べられますが、たどり着いたのは国立天文台のサイト。節分は立春の前の日と言う定義が書いてありましたが、、、
よく聞く暦の24節気は、日常的に使っているカレンダーとは違い、地球が太陽の周りを回る軌道上の見かけの位置(角度)で決められているそうで、この公転のスピードが一年365日ではなく、365.2422日なんだそうです。 そういえば中学の授業で”うるう年”の事を習ったのを思い出しました。
要するに毎年6時間弱のずれがカレンダー上で起こるので、6時間x4年=24時間=1日足すことで帳尻を合わせている訳です。
ところが、それでも公転軌道の立春の地点との差が毎年できるので、その差を調整するのに変更したんだそうです。
前回2月2日が節分だったのは1897年、124年前だったとか、、
今年はそんな蘊蓄を語りながら恵方巻を食べる事もできませんが、自宅でゆっくり味わいたいと思います。
この表は国立天文台のサイトから引用させていただきますした。 ご参考まで、、
注:立春は太陽黄経で315°だそうです。
PGA Tour
あっと言う間にきょうから2月。
日本のゴルフツアーのスタートにはまだ時間がありますが、アメリカのPGAツアーはもう本格的なシーズン最中。
週末ファーマーズインシュランストーナメントをご覧になった方から、中継が面白いとのコメントを頂きました。
先週はアメリカのCBSの中継でしたが、PGA中継は64年目になる今年からプロデューサーがSellers Shyさんに新しく代わり、新しい中継技術を導入しています。
SellersさんはCBS伝説のプロデューサー、フランク・チャキニアンの下でアシスタントを務め、先日リタイアしたランス・バローさんの後任として初めてチーフのポジションに着いた方。
私もマスターズの中継や、アジアアマの中継などで何度かお会いしましたが、新しいアイデアをどんどんゴルフの中継に導入されています。
ドローンの利用や、今回も継続されていましたが、バーチャルグラフィックの導入なども積極的に取り入れて、新しいゴルフの見せ方?を演出してくれていますが、SNSやYouTubeのファン層の若い人にアピールするような見せ方ですね。
今回のようなグラフィックはニュージーランドでライブで同時進行で制作され、編集作業やVTRなどはロサンゼルスやニューヨークのスタジオで分散されたり、このコロナ禍での対応だけでなく、上手いプロデュースの仕方は素晴らしいですね。
あと二ヶ月ちょっとでマスターズですが、彼の本領発揮の場になるかと今から楽しみです。 どんな画像が届けられるんでしょうね。
CBSが最初にマスターズ中継を実施した1956年はカメラは15番から18番の4ホールを6台のカメラでの中継だったそうですが、現在では18ホール全てだけでなく、全ての選手の全部のショットを100台以上使い中継されるようなプロダクション体制にこのような新しい技術が加わるとどうなるのか、今から楽しみです。
この方がSellers Shyさん