トーナメントの準備は選手だけでは無く、皆様がご覧になる画像の制作現場でも最後の準備に取り掛かっています。

今年はコロナ禍ですので、世界中から来ている放送局のスタッフだけでなく地元CBSの制作クルーも感染を防ぐために、最小限の人数での中継となりますが、今までに無かったような中継技術を使い皆様に楽しんでいただけるかと思います。

昨年１１月の開催時に初めて使用されましたが、ドローンからの画像も今回も使われる予定で、調整のフライトをしています。

離着陸は我々がいつも使っているオフィシャル駐車場の一部です。ちょうど地上で離陸の準備をしていたので遠くから写真を取りました。

人間と比べても大きさがお分かりになるかと思いますが、かなり大きな機材で、カメラも大型機材です。ズームレンズもかなり強力なモノかと思います。

どのような迫力のある画像が届けられるか？今からでも楽しみにしていてください。

昨年のマスターズはコロナ禍の中で、１１月に無観客での開催となりましたので、２年ぶりのオーガスタに来ております。

今年は、コロナ対策の中で、観客数を限るだけでなく、厳しい感染対策で入場前に検査を複数回受けるなど、今まで経験ない事ばかりでした。

例年ですと練習日とは言え、かなりのパトロンが入場して、クリアなスペースを探すのが難しい程ですが、今年はどこにパトロンがいるのか？？と思うような場所もあるほどです。

アゼリアも良い状態で、木曜のトーナメントの初日頃は満開になっているかと思います。

と言ってもJALの話ではありません。今日は新たな、日本の翼が飛んだ日でした。

今週マスターズが開催されたオーガスタナショナルゴルフクラブを舞台としたAugusta National Women’s Amateur大会で、日本の梶谷翼選手がプレーオフを制して優勝しました。

２０１９年に第一回が開催され、世界中のトップアマが出場する大会ですが、昨年はコロナの影響を受け、中止となりましたが、今年は観客も少なくなりましたが、無事開催できました。

最初の２ラウンドはオーガスタ近郊のチャンピオンズリトリートと言うゴルフ場での予選が行われ、トップ３０名が４日にオーガスタナショナルでの最終ラウンドを戦いました。

世界ランクトップの選手達がいる中で、トップ選手が落ちていく中で、１７番ホールではダブルボギーを叩いてしまいましたが、何とか１８番をパーで押さえてプレーオフに向かいました。

１７歳の梶谷選手にとっては、プレッシャーだけでなく、このオーガスタナショナルの１８番をグリーンに向かって行く気持ちは想像もできません。

この写真はANWAのサイトに掲載された表彰式の模様です。　マスターズの表彰式と同じ場所での開催、後に写っているのはアイゼンハワーキャビンです。

無事、オーガスタに到着しました。

出発時はPCR検査の陰性証明とかAttestationと言うアメリカ政府に対しての念書にサインをし提出して機上の人になりアメリカに向かいましたが、何が待ってるかとヒヤヒヤしながら入国手続きに向かいましたが、何も聞かれず、検査結果の提出もナシ。。確かにアメリカの方が感染者も多いからか？？日本からの入国者にはあまり関心が無いのでしょうか？？

いずれにせよ、イースターの休暇の為かもしれませんが、空港はかなり密な状態ですし、感染者数も日本に比べて格段に多いので油断禁物です。

今回のフライトでは、アンカレッジを過ぎたあたりでこんなオーロラを見る事ができました。以前の撮影経験から、カメラの設定はISO6400, 絞りはF2.8で1秒の露出。Light Roomソフトで感度を上げる必要がありましたので、もっと高感度に設定しても良かったかも知れません。

飛行機の一番前の左のドアの窓から撮影したのがこの画像です。　機内でiPadにインストールしているソフトで感度を上げたりしてみたらちゃんと星まで写ってたのは感激です。　ポイントは、機内の一番暗い場所から撮影する事ですね。

今回は親切なCAの方がギャレーの照明を暗くしてくれたので、うまく撮影できました。画素数と感度が抜群に良いカメラでしたので、満足行く結果でした。

ハワイの友人が以前アップした”丸い切手、、、”の文章を読んでくれていて、先日届いたバースデーカードにこんな切手が貼られてました。

バスケのボールやゴルフ、野球、アメフトにテニス、、アメリカンスポーツシリーズです。

封筒を開けたらハワイの空気を感じました！　カードありがとうございました。。