Earth Day 2021
昨日4月22日は、地球環境を考える国際アースディでした。
正直そんな日が存在していることすら知りませんでしたが、パソコンなどの修理機材を販売する業者からのメールマガジンで気がつきました。
スマホやパソコンなど、毎年かなりの量が廃棄されている状況を、修理やアップグレードなどで継続して使い続けては?との提案が新鮮でした。
毎年5000万トンのデジタルゴミが捨てられているそうです。
個人的にはデジタル系は最新のモノが最高の性能と思っており、新製品が出るたびに買い替えて来てました。 確かに使用すると電池の容量が少なくなり、充電器に繋ぐ頻度が高くなったり、作動速度も遅く感じたり、最悪フリーズしてしまうなど、、不具合はありますよね。
バッテリーの交換や、ハードディスクの交換、あとはメモリーの増設などをすればまだまだ調子も良くなる訳ですから、、交換周期を長くしないと、、と思いました。 実際こういうのをバラしたり、イジるのは大好きですし、以前ハードディスクをSSDに交換した事もありますので、チャレンジしようと思います。
パソコンとは関係ありませんが、自動車メーカーのポルシェは911シリーズの累計生産台数が2017年に100万台を超えましたが、その70%強がまだ現役で活躍しているそうで、その前のモデルの356などを入れるとなんと80%は活躍しているんだそうです。
日本の自動車メーカーの製品は生産台数では比較にならないほど大量生産していますが、50年も前の車が動いてるのは聞きません。 趣味の車かもしれませんが、いいモノを長く使える物作り。。メーカーの姿勢も大事ですね。
Masters is my life
当社がTBSとマスターズを日本に中継を始めて46年目になりますが、ご存じの通り、松山選手がアジア人初のチャンピオンとなりました。
個人的には私にとって44回目のマスターズでしたが、放送を始めた頃の事を思い出しておりました。
当時、日本でのマスターズ中継はアメリカCBSの中継を録画したものを1週間遅れで放送しておりましたが、当社の創業者、藤田敦が交渉して放映権を入手し、生放送に至りましたが、その時のオーガスタ側の窓口がウォールさんというクラブの総支配人の方でした。非常に豪快な方で、当時の会長のクリフォード・ロバーツ氏の絶対的な信頼を受けており、日本とのビジネスを全て仕切って、日本から来た当時21歳だった私も暖かく迎え入れてくれた方でした。
当時は2月ぐらいからオーガスタに入り、現地の手配などをやっていたのですが、急遽オーガスタに送り込まれて、最初は右も左も分からない私を最初の2日間はクラブハウスの2階のクローズネストに泊めてくれたり、我々のためにクラブ内に部屋(トレーラーハウスですが)を用意してくれたり、、今では考えられない事をしてくれました。
極め付けは、当時のサントリーのコマーシャルに依頼してオーガスタの映像とともに出演していただいたり、とにかく全ての仕事を仕切っていた方です。クラブハウスで撮影までしてくれたんですから、、、
後で、聞いたのですが、ウォールさんは1961年からマネージャーとして働いていたそうですが、当時メンバーだったアイゼンハワー大統領がクラブの食事に飽きたりすると、こっそり二人でピザとビールを楽しみにオーガスタの街に出かけていたそうです。大統領の飲み友達??など今ではとても考えられませんね。
日本にも何度も来日し、我々との打ち合わせや、もちろん飲み会も楽しんで、現在のオーガスタと我々の関係を正に作り上げてくれた張本人でした。
残念ながら、ウォールさんは1978年の9月に、オーガスタナショナルの近くで飲酒運転の車との自動車事故で43歳の若さで亡くなってしまいましたが、今回の松山の優勝をあの世で当社の創業者たちとサントリーウイスキーを飲みながら祝ってくれているかと思います。
いろんな方の努力で今に至っている事を再認識させられる思い出です。。。この方がウォールさん、 本当にMasters is my life!の方でした
松山帰国会見
松山選手がマスターズ後に帰国して早くも1週間になります。
帰国後のリモートでしたが、グリーンジャケットを着用した松山選手のインタビュー、皆さんご覧になったと思いますし、まだYoutubeでも全部見ることができますので、50分ほどですが、時間のある方はご覧ください。
ご覧になった方から多くのコメントを聞きますが、多くの方が記者の質問内容のレベルの低さ!を指摘されていました。
確かに質問されている方が全てゴルフ担当記者では無いとしても、失礼な質問が目立ったのも事実かと思います。
これは日本のメディアの体質かと思いますが、我々代理店にもメディアを育てて来てないのも理由かもしれません。
マスターズでは毎年メディアガイドを発行していて、今年はデジタル版ですが450ページに及ぶ資料が用意されています。 各選手の事や歴代チャンピオン、オーガスタの歴史など、私は毎年読むのを楽しみにしています。
メディアガイドは英文ですが、翻訳ソフトを使えばその気になれば読む事は簡単ですが、、、今回の帰国会見に出た記者の方々、、何人ぐらい読まれていたんでしょうか? そもそも存在も知らなかったのかもしれません。
スポーツの世界には”たられば”はありませんが、今年の松山選手の活躍は、いつもの現地での囲み取材で妙な?質問に対応しなくて良かったからかもしれません。来年のマスターズは多くの記者の方が取材に行かれるかと思いますが、対応は考えて頂きたいですね。
これ、メデイアガイドの表紙です。
Negative
昨日イギリス政府に決められた、Test to Release と言うテストを受けてきました。
Negative =陰性との結果でホッとしてますが、これを受ける事で通常10日間の自宅待機期間が半分の5日間になるシステムです。
海外から英国に入国した場合には、事前に滞在先の登録をする事は先日の日記に投稿しましたが、それと同時に2日目、8日目のテストをする必要があります。
それとは別に5日目にテストを受け、陰性の結果が出れば6日目からの自宅待機が免除?されるシステムです。日本ですと、まず2週間の自宅待機だけで、モニターもされずに過ごすやり方ですが、このようにテストを繰り返すシステムも考えて頂きたいです。
去年の3月以降の移動ではこのようなテストを出発前後、マスターズの期間中は毎日受けて来てますので、もう何回受けたか忘れるぐらい。。
先日からイギリスでスタートしたスヌーカーと言うビリヤードの国際大会では室内大会ですが、このテスト結果が入場者には必須と言うルールを作り、キャパシティーの3割ぐらいからスタート、来週のファイナルにはほぼ満席での対応を考えているようです。
これはワクチンの接種に関係ない検査ですが、これからオリンピックに向かう日本でも、同様な検査による入場制限を考えているのでしょうか? ワクチン接種が始まる時期だけに慎重に考えていただきたいですね、、
マスターズの舞台裏
先週のマスターズの中継をご覧になった方から、ドローンの画像やワイヤーカメラなどだけでなく、1番のスタート前の選手の表情やホールアウトの追っかけ映像の迫力と綺麗さのコメントを多くいただきました。
以前アメリカでのNFLなどの中継現場の話題もアップしましたが、今年のマスターズで活躍していたのがキャノンのR5と言うDSLRです。個人的には、今までNikon製品とSONYのカメラを使っており、正直な所、キャノン製品にはあまり関心がなかったのですが、今ビデオプロダクション関係者では話題なんだそうです。
8k映像まで撮影できるそうですが、今回のマスターズでは人気のDJIのRONINのスタビライザーを使い、横で見ていたらカメラのタッチパネルで選手を選んであとは選手と一緒に動くだけでした。 もともと写真用の一眼レフですから、絞りの設定でバックグラウンドをぼかす事もできるので、今回のちょっと違う映像がお届けできた訳です。
個人的にもDSLRの購入を検討していて、もちろんビデオ撮影に使う事を視野に入れておりますので、 このキャノンR5 や、去年末にリリースされたニコンのZ7 IIもしくは人気のSONY α7R 4 – どれもスターワーズに出てくるドロイドのような名称ですが、この3機種の中から選ぼうと考えております。
実際に今回のR5を見るまではSONYが少し安くなってきているので一番候補でしたが、色々調べて見るとNikonも良さげ。 カメラもパソコンとかと一緒で、最新モデルがどうも良さそうですね。 やはりデジタル化はカメラ業界も確実に影響していますね。