Guiness
日本でギネスの事を黒ビールと呼ぶ事がありますが、実際には黒のように見えますが、ルビー、、濃い赤色なんです。
本国のアイルランドのパブでは、この一杯のギネスのために、専用のサーバーが用意されていて、アイリッシュのプライドが感じられます。
日本で自称ギネス通と言う人はよく、泡の感じから始まりアテにする食べ物の話やら、あの苦い味の蘊蓄を言われていますが、アイルランドでもパブの常連さんは同様な解釈で好みの一杯を楽しんでいますが、ビール同様にどのように提供されるかによって味が全く違う、別の飲み物になるんだそうです。
今回、アイルランドのダブリンでトップ3に入るパブに行き”究極の一杯”をいただきましたが、確かに同じギネスとは違う、花の香りのする一杯をいただきました! 色も濃いルビー色、、泡の感じもクリームと同じぐらいのキメ細かさ。。
秘密は何?と聞いたら”隠す事ではない”、、との前置きで まず、樽を保管する冷蔵庫の温度を5.5度にすること。 そして、樽からサーバーの距離はできるだけ短く、かつ常に清潔にすること。 提供する独特なチューリップのようなグラスも綺麗に洗浄する事とソープを使った後は必ず水でも洗い完璧に清潔なグラスを用意すること。ちなみにこのお店ではソープの使用は2回に一回だそうで、あとは熱湯洗浄だけだそうです。 あとはガスも窒素75%、二酸化炭素25%のガスを使うこと。。
とにかく普通のビールとは全く違う取り扱いが必要とされるそうですし、このお店には冷蔵施設がギネス用とそのほかに分けて用意されていました。
ひと手間かけた結果がこんな感じの液体。。
今まで味わったギネスとはまた違う飲み物!! 美味しそうでしょ??
牡蠣
夏の時期、Rのつかない月は食べるのを控えるように良く言われあますが、日本の岩ガキなど、夏に旬になるような牡蠣もあるように、最近はあまり気にせずに真夏でも提供されていて、年間を通していただいてます。
しかし8月も後半に入り、ほぼSeptemberでrのついた月ですので、個人的に”シーズン解禁”として昨日いただきました。
ちょうど海辺の牡蠣の養殖が盛んな地域に来ていて、施設を見ながらのドライブ中はお昼は牡蠣やムール貝を食べる事しか頭の中になく、紹介されたレストランに直行!!
大きさはバラバラでしたが、新鮮な牡蠣は最高でした。 そのまま、もしくはレモンをちょっと絞っても十分美味しいのですが、当地ではお酢に万能ネギとパクチを刻んだのと、胡椒の粒をそのまま入れたドレッシングで頂くのですが、これも美味。。
やはりシーフードは素材が大事ですね。
Gin
お酒のジンの話です。
スコットランドのお酒と言えば、スコッチウイスキーが有名なんですが、樽に入れて熟成する過程を除けば元になるアルコールはジンも同じです。
日本でも最近はジンがブームのようで、ウイスキーのサントリーもROKUなどのクラフトジンを発売して、世界中でも人気です。
そんな中で、今回の女子オープンの会場で展示販売されていたのがこのBen Lomond社のジンでした。
オフィシャルウイスキーとジンを発売していて、会場でもブースが設けられていてサンプルもいただく事ができました。 あいにく飛行機での移動でしたので、購入することはできませんでしたが、空港の免税店でも売られているようなので、帰国前に購入しようと思っています、
普通ジンと言えばクリアな液体を想像されると思いますが、このように最近は果物やハーブの香りやフレーバーを入れて作られたモノが人気です。 確かに色だけでなく、ベリーの香りが楽しめます。カクテルに使うと色も楽しめますね、、
SDGs
今回の全英女子オープンは、日本でも話題のSDGsに沿った形での開催された印象を受けました。
まず、男女の格差を無くす1つとしての賞金総額の増加がアナウンスされました。 確か総額で680万ドルの賞金だと思いますが、女子トーナメントでは最高額だと思います。
テニスのグランドスラム大会のウインブルドンや全米オープンでは男女の賞金額は同額になっていますが、男女同時に開催されるわけでは無いゴルフのメジャー大会では、やはり歩調を合わせるのは難しい中でのR&Aの決断はさすがです。
今回の場合、賞金を増やすに際し、やはり各スポンサーの理解も重要だったと思います。 冠スポンサーのAIGは女性のスポーツに対して積極的にサポートしており、コーマーシャルでもゴルフだけでなく、ラグビーやサッカーの女性のチームへの協賛などもメッセージを出していました。
それに加えて、日本ではまだ普及しておりませんが、プラスチックゴミを減らす1つのアイデアとして、ペットボトルでの飲料の提供をやめていたり、このように水筒に冷たい水を補給できるような施設もコース内に置かれていました。
コロナ対策、男女平等、環境面への配慮。 この3つがメインテーマとして直接では無いものの、メッセージは十分伝わった今回の大会でした。
これは会場内に設置されている水の提供マシン。 無料ですが、希望する方はカード決済で寄付もできる仕組みになってました。。。
トーナメントの楽しみ方 その2
今週は全英女子オープンネタが続きます。
全英オープンのようなメジャー大会では、出身地やファンのサポーターの方が大挙して応援に駆けつけます。英国での2年間続いたロックダウンや政府の規制で外出も自由にできない時期が続きましたが、話を聞くと今回の大会は英国内だけでなく、ヨーロッパから観戦に来ている方が多かったようです。
まだ日本からですと、英国に入国時の隔離期間だけでなく帰国後に3日間のホテル隔離から始まり2週間の自己隔離が待っているので、ほぼ一ヶ月潰れてしまうので、関係者も非常に少なく、プレスの方も出場している日本人選手の多い割には少なかったです。 やはり2週間後にあるLPGAチャンピオンシップの取材に影響するのでゴルフ関係の方は移動ができないのでしょうね。
さて、現地のファンの方は選手の出身地から応援に駆け付けてますが、今週見かけたウエールズからのグループはお揃いのタータンの帽子(ブロンドのカツラもついてます)を被っていたので目立ってました。
さて肝心の初日4アンダーだったウイリアム選手ですが、タータン帽子の応援が届かず予選落ちになってしまいました。。 応援の皆様、お疲れ様でした