中島選手の優勝の興奮が冷めない中、次の目的地のイギリスへ移動。

ドバイからロンドンにはエミレーツやドーハ経由で向かうカタール航空などの定期便もありますが、今回は直行便の英国航空を使いました。　機材は最新のエアバス３５０−１０００でしたが、やはり新しい機材は気持ちがいいですね。

以前エアバスの方から伺ったのですが、機内の与圧高度も低く、エンジンなどの騒音のレベルも低いので長時間のフライトも同社の古いタイプの機材より快適なんだそうです。

以前日本にヴァージンアトランティックが就航していた頃は、エアバスA340が使用されていて、当時は英国航空はボーイングのジャンボ７４７型機でしたのでよく比較をしました。当時も機内の快適さを考えるとエアバスの方が上だったと思います。　モデルチェンジをしているとは言え、最新型の機材は色々改善されているんですね。

今回のフライトでは、エンターテイメントシステムも最新のモノが使われており、フライトマップも色んな設定が楽しめ、このようなコクピットビューもパイロット気分になれます。　こうなるとテレビゲームの世界ですね。

中島選手、やりました。

最後の最後まで、ヒヤヒヤする展開でしたが、プレーオフを制したのは中島啓太選手でした。

世界のトップアマチュアの称号を得て迎えた大会ですし、勝って当然のような雰囲気の中で迎えた最終日は前半で大きくリードを作り、独走かと思いましたが、ゴルフの神様は彼に試練を、、９番でのダブルボギーとなり、後半戦は貯金を全て出した状態でラウンドを続け、先行する香港のTaichi Koh選手に追いつかれ、プレーオフに。。。

Koh選手、アメリカの名門ノートルダム大学のゴルフ部で活躍していますが、お母さんが日本の方で流暢な日本語を話しますし、身長も高く、これから人気上昇かと思います。

表彰式では中島選手が自身で用意した英語のスピーチをして、本人にも先輩の松山選手に勝ってる！と言っておきました。

優勝が決まった瞬間に、チームジャパンの全員がウオーターシャワーで迎え、（不謹慎にも、ゲータレードをかけたのもいましたが！！）ゴルフとは何か？感じた瞬間で、目頭が熱くなりました。

中島選手、おめでとう！　今年は日体大のオリンピック選手の活躍が注目されましたが、今回の勝利はどんな金メダルより輝いてますよ！！

IMGの創業者、マーク・マコーマック氏の名前を冠するマコーマックメダルは、毎年世界のトップアマチュアに与えられる名誉あるアワードです。

昨晩、アジアアマチュアのパーティーの中で、今年の受賞者の中島啓太選手が表彰されました。　３日目のラウンドを終えて首位に立っており、どんな気持ちで受賞してたのでしょうか？

２０１０年の本大会で松山英樹選手が優勝した際には、日本開催でしたが、最終日まではあまり注目されて無い中での優勝でしたが、中島選手は、今年のオーガスタ女子アマで梶谷翼選手が優勝したり、勿論マスターズでの松山選手優勝、そして全米女子オープンでの笹生選手の優勝など、、日本選手の大活躍もありましたので、本人もかなりプレッシャーを感じていないか心配ですが、今日の最終日は楽しんでプレーをしてもらいたいですね。

今顔のアジアアマチュア大会が開催されているのがこのドバイクリークゴルフクラブ。　

トータル６９８６ヤード、パー７１のコースには隣接するホテルやヨットハーバーもある総合施設で、中東の真珠とも呼ばれているドバイを代表するゴルフ場です。クラブハウスは、ヨットの帆がデザインされており、どのアングルから見てもセールが風を受けたように見えます。

予選ラウンドも終えて、今日、明日と最終ラウンドの戦いが始まりますが、日本選手団は全員予選通過して、トップは２位タイにつけている中島選手。　世界アマチュアランキングトップとなり、メディアにも大きく取り上げられていますが、あと２日間の活躍が期待されます。

今回のアジアパシピックアマチュア大会。優勝者は来年のオーガスタと全英オープンに参加する権利が与えられます。

ご存知の通り、２０１１年のマスターズにこの大会の２０１０年チャンピオンだった松山選手もマスターズにチャレンジする機会を与えられ、ベストアマになりました。そして１０年後の今年、見事マスターズチャンピオンになった訳ですから、現地に来ているオーガスタのオフィシャル達も主催者としてこの大会は誇りに思っています。

アジア地域のアマチュアを招待しての大会ですが、開催されるゴルフ場だけでなく、選手達の宿泊施設も超一流で、選手達にとっても一生の思い出です。

そんな中でコロナ禍で一年中断しましたが、今回の大会ではあらゆるところで松山選手の画像が見られます。

我々のパスにもこのように松山選手のアマチュアでの優勝シーンとマスターズの表彰式でグリーンジャケットを着用した松山選手の画像が使われておりました。

Its all starts here.. ”ここから全て始まった！”、、、　これ以上のキャプションは必要ないですね。