各国の水際対策
今回の出張では、アメリカ、アラブ首長国連邦、そして英国へと移動し帰国しました。
アメリカ入国は先月末でしたので、今必要になっているワクチン接種証明書も必要なく、コロナの抗原定量検査の結果をVeryFlyアプリに入れる事と、アテステーション/誓約書にサインしたモノを持参するだけでした。
ドバイに入る前にはPCR検査を受ける必要がありましたが、それも証明書をVeryFlyにアップロードして、到着時に検査を受けて、終わり。結果は同日にメールで送付されますし、この写真にある様にパスポートにバーコードがもらえて、これをスキャンする事でも結果の確認ができます。
今回のドバイ滞在はアジアアマの大会への立ち合いでしたので、オフィシャルも選手同様に会場に入る前の検査が必要でした。 到着した夜に看護師の方が部屋まで来てテストを実施してくれ、翌日の朝には陰性結果も出て会場に入れる段取りでした。 これは出張検査でしたが、費用も200ディラムですから7500円ほどの費用でしたから日本のなんとかクリニックの料金はちょっと高価ですよね。。。
帰国前、最後の滞在はイギリスでしたが、入国に際してはワクチンの接種証明書と滞在先情報に加えて、2日目に実施するテストの購入証明の番号を記入したフォームに記入して作成したバーコードをこれもVeryFlyのアプリに読み込むだけ。 出発空港のドバイでVeryFlyを見せるだけで、イギリス入国時には何もチェックなく、2日目のテストを実施して結果をパスポートの画像と一緒に送るだけでした。 ただこのプロセスの不備の方がドバイ空港で搭乗できなかったのを目撃しましたので、書類チェックはちゃんとしている印象はありました。
日本帰国に際しては、出発72時間前にテストを受け、その結果を指定するフォーマットで提出。 誓約書を機内で記入して羽田では書類検査とテストを受けた上でモニタリングのアプリを確認された上で14日間の自宅待機を命ぜられる訳です。
このように、世界各国ではワクチンもしくはテストでの陰性証明さえあれば行動制限も無く移動できる国が多いですね。
日本ではまだ、一日当たりの入国者数も制限されており、行きは良くても帰国が大変な状態は世界的にも(中国はまだ21日の待機が有るそうですが)入国が厳しい状況は続いてます。
インフルエンザワクチン
13日に投稿したインフルエンザとコロナワクチンのダブル接種に関して皆さんからコメントをいただいております。
日本ではコロナワクチンを接種した2週間後でないとインフルのワクチン接種を認めて無いとの事ですが、基本的にはダブル接種による副反応が増える可能性があるためで、それを避けるための期間だそうです。
私の場合には同時に片腕ずつ接種してもらいましたが、注射の後が痛いぐらいで副反応はありませんでした。もちろん、個人差がありますし、ファイザーのデータでも若干の副反応が報告されているので、日本政府の対応は正しいです。
ただ、常に議論されているように、ワクチンの副反応のリスクより、接種するメリットの方が高い訳ですから、個人の自己責任として同時接種をしてもらっても良いのでは無いでしょうか?
実際問題としてインフルワクチンの供給が間に合わないようですが、去年の冬はコロナ対策でマスクや手洗いを実施した結果にインフルエンザの感染が少なかったとも聞いております。
ワクチン接種をしていても、感染予防には気を付けたいと思います。。
待機期間短縮の流れ
まだ自宅待機2日目ですが、慣れたとは言え残り12日間、合計14日間の自宅待機は長く感じます。
諸外国では、アメリカでは入国したら注意事項はあるものの、自由行動。 イギリスでは2日目に検査が義務付けられているものの、自己隔離の必要はありません。
そんな中で、日本政府も10日目に”待機時間短縮手続き”をする事で、11日目に隔離期間を終える取り組みが出来ました。 しかし、入国の際の資料の中にこの様なチャートと共にバーコードで自分で検索する様になってますが、非常に分かりにくく、めんどくさいので14日間我慢する方が多いですね。
私も26日にリリースされてもすぐ週末で29日の月曜が最終日だと考えると短縮手続きをしようか迷います。
手続きにはPCR検査もしくは抗原定量検査で陰性となった証明書をアップロードする必要ですが、検査期間も3000円ぐらいから高い所では4万円!の費用がかかるようです。 検査キットも医薬法の?関係でドラッグストアで購入できても”研究用”として正式なモノでは無いので使えません。イギリスの2日目のテストキットは政府の認めた業者のシステムで自宅で検査、そしてその結果をパスポートと一緒に画像をアップロードするだけで、業者から結果がメールで本人と政府管理者に送られる簡単なシステムでした。
年末年始に海外旅行を予定されている方も多くなる中で、この様なテストシステムの構築が最優先では無いでしょうか??
自宅待機期間スタート
入国時にMy SOSと言うアプリがスマホにインストールされているかチェックされます。
その機能が入国後1日目にスイッチオンされて、毎日の健康状態や登録した待機場所ー私の場合は自宅にいるかをGPS情報を共有する事で確認をするシステムです。
それに加えて、毎日ビデオ通話がかかってきます。以前はオペレーターからでしたが現行システムではどうやらAIの技術なんだとかで、30秒間自分の顔を画面の枠の中に入れて、後に自宅の様子も写し込むように指示されます。
自分の顔を撮影するのはセルフィーやビデオ会議などでなれていますが、相手がいるわけでも無い画面を見つめ続けるのはちょっと恥ずかしいです。 なんで変な顔をしてみたり、ポーズしたりして楽しむ様にしてます。
昔のアメリカのアニメで宇宙家族ジェットソン?と言う番組がありました。その中でビデオ会議のシステムに自分の写真を使って居留守を使うシーンがありました。 もう50年以上前の作品ですが、よく考えて作られていました。 確か音声はレコードが自動的にかかるシステムでしたが、これは愛嬌ですが、こんなシステムをソフト上でアバターを作り、AI同士で会話ができるような抜け道を作るのも時間の問題かと思いますが、本当にコロナ隔離が過去の話に早くなってほしいですね。
ワクチン証明書あり
今朝、無事帰国致しました。
今日のフライトは乗客13名で、キャビンクルーが7名でしたので、客2名にクルーが1名の濃厚サービスでした!!
3日間の隔離期間に関しては先日掲載しましたが、複雑なプロセスと時間の問題で実現しませんでしたが、今回帰国して空港検疫のプロセスが若干スムースになっておりました。
今月から実施されている、ワクチン接種者に対する空港検疫で用意する隔離ホテルでの滞在が無くなったり、10日目に検査を受けることで、14日間の自宅待機期間が10日間になるなどの説明も受けました。
いずれにせよ、同じ書類を何度も違う部署でチェックをしたり、複雑なプロセスには変わりなく、コロナの検査も受けて空港を出れたのは着陸から約2時間後でした。 確かに、ホテル待機などの場合にはチェックインできるまで4時間はかかっていた事を思うと早くなった方でしょう、、、
そんな中で、ワクチン接種の証明書を提出し、ワクチンの種類などの確認がされますが、コロナの指定地域に滞在歴があってもホテル隔離が免除されるありがたいハンコが押されます。
これから少しずつプロセスも簡素化されるとは思いますが、入国者の数が制限されており、自由な渡航にはまだ時間がかかるでしょうね。