TOPGEAR
今朝のF1のレースの結果だけしか見ておりませんが、最後のレースを残すのみでドライバーズランキングのトップ二人が同ポイントで並びました。
今まで21回のレースが開催されてまだ決着の付かないシーズンは今まで無かったような感じもしますし、早い時期には10月の鈴鹿のレースぐらいでチャンピオンが決まっていたほどです。
次回、アブダビのレースでは、トップ2名のドライバーで、先にフィニッシュした方がチャンピオンになるファンに取ってはたまらない展開となっております。 友人の中にはアブダビに行く!とか言い始めてるのもおり、最後のレースはぜひ生放送で見たいですね。世界的にも注目されているはずで、かなりの視聴者が最後のレースを見るかと思います。
そんな中で、自動車番組も世界中にありますが、今回のテーマにあるトップギアはイギリスBBCの名物番組です。 頭の中は車の事しか入ってない、、ティーンエイジャーのようなホストが車を語り、ドライブしたり、はたまた車を使って妙なチャレンジをしたりする番組です。このTOPGEARは1977年から続く長寿番組だけでなく、世界中にシンジケートされ、販売されているので、日本でも見る事ができますし、アメリカでも毎日と言っても良いほど、古い番組などがどこかで放送されているほどです。
流石にF1に関しては放映権の関係があるので、ドライバーを出演させたりする事以外は触れていませんが、素人にF1のレースカーに乗せてみたり、、コンテンツの面白さは車好きにはたまりません。 日本でもフォーマットを購入して番組化したら面白いと思いますが、、、ケーブル局の契約のある方はまだ見ることができるはずですので探してみてください。
スポーツとギャンブル
最近スポーツ業界で話題に上がるのが、スポーツとギャンブルの関係です。
イギリスではスポーツギャンブルが盛んで、良くオッズとか聞かれた事はあると思います。 そんな中で、スポーツファンの多い、巨大マーケットのアメリカではスポーツギャンブルの合法化が進んでおり、州によって内容は違いますが、法整備が進んでおります。
アメリカのスポーツ中継を見ていても、番宣の中でオッズが画像として流されたり、スポーツギャンブルに向かった編成が目立つようになりました。
オッズの場合でも勝ち負けだけでなく、チームスポーツの場合には得点差なども賭けの対象になったり、複雑なシステムになっています。
元々、スポーツはラスベガスなどでは合法的に賭けの対象でしたが、他の州では闇の世界の資金源になったりして、薬物依存などと同様に大きな社会問題になっていましたが、マリファナの合法化やスポーツギャンブルなどの合法化となり、スポーツ業界も大きな変化を感じます。
自分の贔屓のチームを応援するだけで無く、ギャンブルの対象として見るスポーツが今後どうなるのかは不明ですが、テレビ視聴者の視聴形態も変わってくるかもしれませんね。
今日予選のあるF1レースも優勝者のオッズが番組内で話題になったりしています。 やはり優勝候補はハミルトン、フェルスタッフェンの2名で、オッズもほぼ互角です。 日本の角田選手のオッズは601倍だそうですので、ギャンブルをするなら彼に10ドルでも賭けたいですね。
Code Cutting
日本ではあまり聞かない言葉ですが、アメリカなどケーブルテレビの加入者が契約を終了したり、内容を変更してコンテンツそ少なくする事に使われています。
インターネットでのコンテンツ視聴が増える中で、アメリカの人気スポーツのアメフトや野球、バスケットボールなどはメジャーネットワークがスーパーボウルなどのキラーコンテンツを中継する中、大都市では自宅にアンテナを立てて試聴するよりほとんとの家庭ではケーブルテレビを引き、メジャーネットワークでの放送だけでなく、いわゆるペイテレビのコンテンツも視聴しており、それこそ200チャンネルも普通にあり、リモコンを手に見たい番組を探すのに一苦労する程です。
一般的にそのケーブルサービスの視聴料は平均で毎月200ドルぐらい支払っている家庭も多いそうで、結構な金額を毎年支払っているわけです。
それに加えて、最近のネットフリックスやアマゾンプライムなど、新たな課金システムを持つサービスも増え、番組視聴の形態が増えるだけでなく、家庭の支出にも大きく影響が出てきています。
多くのケーブルTV業者は、インターネット接続もサービスに入れてますが、ネットだけを電話とセットで購入、携帯電話サービスなどとの抱き合わせなど、最近日本でも携帯電話、架電そしてインターネット接続のセットセールスなども増えているのはご存知の通りです。
実際にアメリカの友人の多くから、ケーブルテレビの解約をしたと聞くようになりました。 その代わりに好きなコンテンツをネットで視聴、サブスクもしくはその都度支払い視聴するなどで対応しているようです。その名の通りCodecuttingなどと呼ばれるネットサービスもあり、見たいコンテンツのサブスクリプションの代理店などがある程です、、、
家庭に入ってくるインターネット回線のスピードも従来に比べ格段に高速化している中で、通信費の見直しも含めメディア業界で大きな変化が起きてますね。
日本ではやっと地上波番組のネットでの同時配信の話が出てくる程ですが、このコロナ禍での自宅で過ごす時間も含めて今後”テレビ”のオンライン化が必ず進む中、ビジネスモデルを考え直す必要がありますね。
蛇足ですが、アメリカのサブスクは視聴する場所のIPアドレスで制限、ジオブロックがかかっており、日本で加入しても視聴はできませんが、VPNサービスなどを使うとアメリカの家庭とほぼ同じ内容のサービスが受けられるメリットもあります。ここらはまた次回レポートさせて頂きます。
Travel with Confidence
少しずつ、これまでの日常生活が戻ってきているような気がしますが、変異ウイルスの情報で景気にも影響があるようです。また、海外への渡航などがまた困難になっていると昨日書きました。
皆さんから、年末年始の移動はどうするんだ?とか、飛行機の中ではどうしてるの??などの質問も頂いております。
昨日の発表でアフリカから入国された方が新型ウイルスに感染している事が確認され、同じ便に乗られていた方も濃厚接触者として隔離されるとの事でしたが、すぐ隣の席に座っている場合は別として、機内での感染は少ないように聞いております。
クルーとして飛ばれている方の方が、直接乗客と対面する訳ですからよほどリスクが高いかと思いますが、我々も基本的にはマスク着用が義務付けられておりますし、必要に応じて手指もアルコール消毒もできる準備がされています。
先日ニューヨークからドーハに移動した際に利用したカタール航空の場合には乗客全員にこのようなキットが配られて、マスクだけでなく、消毒液にゴムの手袋まで用意されていました。 Travel with Confidence – 心配せずに旅行を楽しんでくださいのメッセージの表記がありましたが、周りの方を見ても流石にブルーのゴム手袋までは着用されていませんでしたし、実際にどのタイミングで使うのか?ちょっと分かりません。
アメリカ人の乗客の中にはマスクもせずに座っている方もいたりして、違和感を感じましたが、自己責任ですから、自分はしっかりマスクで防御するのみ!!手袋も空港とかでいろんなモノに触れる際に使う方が良いのかな?
2022年もすぐそこですが、来年もコロナとの戦いが続きそうな年末の動きです。油断せずにしっかりと自分で予防対策を取りながら新年を迎える事になりそうです。
オミクロン
今日30日の深夜から日本政府の新種株への対応として、外国人の入国が禁止されたり、ワクチン接種者の自宅待機期間短縮処置など、少し前に進んだコロナ対応も後戻りしてしまいました。
今回の日本政府の対応での水際対策は、前回の感染拡大への反省でしょうか、スピーディーな対応がされているかと思います。
これから年末にかけて、海外旅行を計画されている方もいらっしゃるかと思いますが、スポーツ界では12月にスイスで開催予定だった、ユニバーシアードの冬季大会が早くも中止の発表がされたり、国際的な競技会への影響もすでに出ていますし、今後の展開次第では来年の冬季五輪の大会の開催も東京2020同様に、最低でも無観客の大会になったり最悪の場合延期や中止になる可能性はありますね。
日本の水際対策では、前述のワクチン接種者への自宅待機が14日間になった事に加えて、イギリスやドイツなどオミクロン株の感染が確認されたイギリスやドイツなどからの帰国者に対して3泊4日のホテル隔離が復活したそうです。 またアパホテルのお世話になるかと思うと気が重いですが、感染拡大を防ぐためには仕方が無いですね。
新種のウイルスに関しては、これからワクチンの有効性なども含めて検証されて行くかと思いますが、今回の南アフリカのように、ワクチン接種が進んでない国での感染拡大や変異には今後も注意が必要ですね。
日本、アメリカなど先進国はまずは鎖国状態で自らを守る姿勢は間違いでは無いものの、開発途上国へのワクチン提供など、自らを守るだけでなく、世界規模での終息を目指さないと、今後もイタチごっこが続く予感がします。