今年のF1
先日、友人と食事をしながら最終レースの話をしました。
トップ争いをしていた二人のドライバー、どちらのファンとしても、今回のレースに対する疑問や、違和感は感じられました。
勝負の世界にはその名の通り、勝者と敗者がいますが、今回1番の敗者はf1の主催者だったと思います。
とは言え、アメリカのシーズン前にNetflixで放送されたF1の舞台裏の人気もあり、アメリカの視聴者数は前年の50%増というデータもある中で、成功した事例として評価されています。当然ながら年間チャンピオンを母国オランダでは人口の1/3が最終レースを観戦した視聴率だったそうです。
ルールの解釈や実際に起きた事故への対応など、白黒はっきりしない部分もある中で、中継技術が格段良くなり、ドライバーとチーム内の会話や、サーキット内で起きている事が4Kの画像で見れる訳ですから、視聴者も判定に関しては現場のオフィシャルと同様な情報を見る事ができるようになっていますから、判断に対する疑問は多くなって当然です。
マスターズなどのゴルフの大会でもアドレスに入った選手のボールが動いたとか、ドロップの位置が違うなど、、視聴者からの疑問に対しての判断基準を決めるルールが新たにできたり、アメリカスカップのようにそれまでレースでは無く、法廷で勝ち負けが決まったような状況を無くすルールを作ったりして来たスポーツもある訳ですから、今回を教訓にFIAも検証した上で、今後の対応をしていただきたいですね。
ちょっと硬い話になってしまいましたが、F1のファンサービスで、パソコンの壁紙の配信を受けました。
今年が最後のシーズンになった、アルファロメオチームのキミ・ライコネン選手とピットクルーの会話で”Can you hear me? Negative” – 私の指令が聞こえてますか? 聞こえてない!を雪だるまのコメントとして描かれてました。
ライコネンの迷言の1つでしたが、もう来年からはこのような会話が聞けないのは寂しいですね。
Foodie Dogs
自宅の近所の明治通沿いを帰宅途中に歩いてたら、こんなオシャレな店構えのお店ができていたのを発見しました。
英語でFoodieとはよく、食通の方の代名詞として使われるますが、犬の食通って?と一瞬考えてしまいました。
まだ店員の方がいたので入って話を伺ってみましたが、犬の立場で安心安全な食材で作られた犬用のグルメなんだそうです。そしたら人間も食べても平気?って聞いてみましたが、さすがに店員さんも試してないけど無添加なので大丈夫では?と無責任な回答が、、、
世界的にドッグフード産業はロックダウンで犬やペットを飼い始めた方も多い中で、成長産業なんだそうですが、確かに何が入っているのかは犬に聞いてみないとわかりません。
以前、ゴールデンレトリバーを飼ってましたが、とにかく何でも掃除機のように食べる食欲でしたので、そんなにドッグフードには気を使った事はありませんでした。 確かに、子犬の頃には牛乳ではなく、山羊のミルクを与えたり、それにシリアルや、内臓のトリッパの缶詰を与えるようにブリーダーの方からの指示はありましたが、成犬になってからはペットショップで購入できるエサを与えていました。
実家に老犬のプードルがいるので、何か買ってやろうかと思いましたが、急いでたので週末にでも再度訪問しようかと思います。 また、リアクションも含めてレポートしますね。
待機期間
先日、今年を表す漢字が発表になりました。 ”金”だそうです。
オリンピックの金メダルやスポーツなどでの快挙を金字塔と称したりよく使われたのが理由のようです。
確かにコロナ禍での暗いイメージの中でスポーツマンの活躍が与えてくれた元気は印象的でした。
個人的には、1文字ではありませんが、”待機期間”が今年を一番表す言葉だと思います。
1月3日に帰国した際に、まず隔離ホテルに3泊4日の滞在をした後、合わせて14日間の自宅待機を命ぜられていて、それを直近の11月15日の帰国を含めると合計5回もホテル滞在と隔離を経験しており、合計するとホテルが12泊、隔離期間は直近の帰国時が10日間と言う事もあり、合計66日間でした。 それに加えて、今年はイギリスでも自宅待機の期間がありましたが、ワクチン接種などが進んだおかげで合計で10日間ほどでした。
と言うことは、76日間も自宅待機の期間があったわけで。ほぼ二ヶ月半にわたり行動制限をされていた訳です。
もちろん、ロックダウンを強いられた諸外国に比べると格段に良いのですが、ビデオ会議など利便性が良くなっているからこそ仕事への影響も最小限で済んだと思っています。
現在、年末年始の帰国ラッシュで空港での検査が終わるまで8時間待ち、そして隔離ホテルもチャーター機で福岡まで移動させられたなど、とんでもない状況ですが、水際での対策が強化されています。
このホテル期間中にお世話になったのが、このような弁当。 冷たいのと、飲酒禁止なのが最悪でしたが、規則正しく3食いただき、毎回2キロ太ってしまい、ズボンがキツくなってしまいました。
来年もまだまだ同様な状況が続くかと思いますね。
Hole in One
先日知り合いがプライベートコンペでホールインワンをしたと聞きました。
ゴルファーなら皆一度は達成したいホールインワンですが、確率に関しては諸説があ流ようです。
一般的に言われてるのが、1万回に一回の確率だそうですが、保険会社などによるとアマチュアの場合1万2500分の1の隔離だそうで、これがプロになると2500分の1なんだそうです。
と言うことは12500回打てば一回ホールインワンするって事ですが、それが1打目におこるのか、12500打目に起こるのかわからないですよね。
日本では保険があって、100万円ぐらいもらえるようですが、実際にそれ以上のホールインワン祝いの費用がかかっているようです。
オーガスタのメンバーから聞いたのですが、オーガスタクラスになると2万5千ドルぐらいかかるんだとか、、 250万円ですが、それがキャディーへのチップやクラブハウスでのお祝いのドリンクなどに消える訳で日本のように記念品を送る習慣はないようです。
お金は別としても一度は達成したい”金字塔”ですね。
F1最終戦
昨晩のレースは、今まで見てきたレースの中でも記録に残るだけで無く、記憶に残る最終戦でした。
結果は皆さんもご存知の通り、今年を最後にF1から撤退するホンダのエンジンを搭載するレッドブルチームのフェルスタフェン選手が世界チャンピオンとなりました。
自動車レースは、他の競技と同様に厳しいルールの中で争われますが、ルールの解釈やペナルティーに関しては常に物議があったり、最悪の場合にはレース場の外、裁判所での戦いになって勝負が決まる事もあります。
今回のレースではスタート直後のトップ2台が絡む争いから始まり、最後の一周までの事故の処理やその再スタートであるペースカーに対しての処置など、、我々視聴者にとっては、最後のコーナーまで目が離せない最高のレースでした。
最近の中継技術、カメラの性能なども含め、チームとレースマーシャルとの駆け引きなどもリアルタイムで聞くこともできますし、トップ2チームのピット内や監督の表情なども現場で生で見ていても経験できない情報が中継に入って来ますので、今回のようにドライバー二人がチャンピオンシップを最後の周回まで争う中での駆け引きが全て凝縮されていました。
レース最後の2分間、あっと言う間でしたが、見る者にとっては非常に長く感じたレースでした。
来年は全く新しいデザインコンセプトの車が導入されますし、今回は8回目の世界チャンピオンを逃したルイス・ハミルトンと新チャンピオンのフェルスタッフェンとの戦いも続くかと思います。 今回が最後になったライコネンなど、ある意味新旧交代の時期だったのかも知れませんが、今から来シーズンが楽しみです。