昭和天皇とゴルフ
平成天皇がテニスをなさっていた事は知られていますが、現在日本の皇室とゴルフの関係はあまり聞いた事がありません。
イギリスのゴルフ関係者と皇室とゴルフに関して話題になった時に、皇太子時代の昭和天皇が1921年にイギリスを訪問した際、ゴルフが上流階級で人気なスポーツだと聞き関心を持たれたそうです。 そして翌年の1922年、ちょうど100年前に当時の皇太子、後のエドワードVIIIが日本を訪れた際には当時は駒沢にあった東京ゴルフクラブで一緒にラウンドしたんだそうです。
当時の写真も入手しましたが、1922年4月19日に撮影されたようです。 ネクタイ姿にニッカボッカ姿は時代を感じますね。
VeriFly
今日はこれからニューヨークに向けて移動しますが、リモートでフライト前に必要なコロナのテストをNAVICAと言うアプリを使い実施しました。
サンプルは鼻から採取するお決まりのタイプですが、パソコンのカメラの前で検査官とオンラインで繋いだ状態で実施します。
セルフテストですが、接続を切ったら無効になりますので、常にテストキットの状況はカメラに写っている状態を続ける必要がありますが、それ以外は指示通りに作業するだけで、所要時間はトータルでも30分足らずです。このように2次元バーコードとともに、検査結果の赤いラインが表示されます。 とりあえず陰性でした。
結果はPDFだけでなく、VeriFlyのアプリでも読み込めるシステムですので、ワンクリックで全てオッケー。ストレスフリーの作業でした。
VeryFly側で情報が処理されてパスも発行され、これから空港に向かいチェックインするだけです。
アメリカから日本への帰国の際にも同様に使えるようですが、日本政府はコロナのセルフテストは認めて無いようですので、専門施設でのチェックが必要です。 また状況はレポートさせていただきます。
コロナ検査
昨日掲載したオミクロン感染をご覧になった方から、色々コメントをいただきました。 ご心配おかけして申し訳ありませんでした。
皆さんが一番気にされていたのが、今回実施していたセルフテストの正確さ?信頼できるのか?などのコメントでした。
私が使用しているのは、英国のNHSサービスから送られて来ている検査キットで、一箱に7回分の検査キットが梱包されています。日本でも購入できるAntigen test - 抗原検査。 NHSではこのテストは99%正確で、今回のようにオミクロン株での感染が殆どのケースのようですので、陽性になった場合には、新たにPCR検査を受ける事なく、自己隔離に入ると同時に毎日の検査をして、2日間、24時間の間隔を空けた検査で陰性が続いた場合には隔離を中止できるなどのガイドラインに従って対応しました。
この写真は今日のテスト結果で、陰性結果を示すラインが一本見えるかと思います。
もちろん容態が悪くなったりした場合には専用の電話番号”111”に連絡し、指示に従い場合によっては病院への入院などのアドバイスされるそうです。
当地では、現在の日本に比較しても感染者数が桁違いの環境ですが、飲食、特にアルコール飲料に対しての制限は無く、至って普通の生活が続いています。やはり、自己責任での体調管理とこのような検査システムと優秀なアプリでの管理が有効な手段なんだと思います。
月末、日本に戻った際にはMySOSなどのアプリを10日間の自主隔離期間使う必要があります。水際対策は非常に重要な対策だと思っていますが、日本でも感染拡大の防止と並行しての社会活動の再開には帰国者だけでなく、自己責任で国民全員に同様なアプリを使わせるなど対策をして欲しいですね。
Recovery Pass
年末年始のイギリス滞在中、オミクロン株が1週間で430万人、人口の約6%が感染した中で、私も感染してしまいました。
ワクチンを3回接種しているだけでなく、マスクや手洗いなどの一般的な感染対策はしていましたが、ニュースでも報道されているように感染力が強いようで、注意していても感染してしまう方も多いようですが、心当たりの無いのが不思議です。
日本でも報道されている通り、感染しても無症状の場合もあるそうですが、私も同様に喉に違和感があったり、声を出すのが苦しくなった時期もありましたが、その後の検査でも陰性となっており、一安心です。
一緒にいた家族は感染していないのも不思議なんですが、夫婦でも同時に感染していない家庭も多いようですので、一概に感染しやすいとは言えないかもしれません。
今回感染だと知ったのは、毎日実施していた簡易検査で陽性反応が出て、それで自覚した程度でした。 ひょっとしたら皆さんも既に感染しているかもしれませんし、少し喉が痛いとか気になったらぜひ簡易テストのキットを購入されて検査されて見るべきかと思います。
感染が判明してからは、家族とは別の部屋での生活で、食事の時も外の窓ごしに食事を届けてもらって、同じ屋根の下にいながら、フェイスタイムを接続してワイワイやってました。
以前ご紹介しましたが、英国のNHSのアプリはワクチンの接種状況の証明だけでなく、濃厚接触の疑いがある場合にアラームが出たり、劇場やレストランに入る際にチェックする機能も付いている優れたシステムですが、今回感染されたデータも検査結果を元に残っており、自宅待機期間のカウントダウン計など何をすれば良いのかよくわかりました。
検査で陽性となった時点で、自動的に海外移動の際に必要とされるワクチンパスポートの機能も一旦使えなくなり、隔離期間と陰性が出た時点で復活しました。 それに加えて、このように感染からの回復証明書までついてました。
皆さまには今回の感染で、ご心配ご迷惑をおかけしましたが、無事復帰して通常営業に戻っておりますので、引き続きよろしくお願い致します。
スポーツギャンブル
日本では競馬や競輪などがギャンブルの対象ですが、ギャンブル先進国のイギリスで実際にどのような賭けがオファーされているのか? 昨日からスタートしているテニスのオーストラリアオープンのオッズを調べてみたら、かなり高度なギャンブルのシステムでした。
単純に優勝者のオッズに対しての賭けだけかと思ってましたが、全てのマッチの勝者を選んだり、それに対してどの胴元になる会社がどのオッズを出しているか?など、よく見ないとわからない程です。ちょっと見た感じでは金融商品の案内かと思うほど。
確かに、選手の今までの対戦結果や、コートの状況、天候など要素をリサーチ、評価するチームがそれなりのシステムを屈指してオッズを算出しているようです。 それに、中国や韓国などのe-Sportsなども賭けの対象になっているのも意外でした。
先日、IMG ArenaがアメリカLPGAから選手のデータ活用と、試合のストリーミングのパッケージを獲得して、このスポーツギャンブルでの活路を開拓するとの発表がありましたが、最大マーケットであるアメリカ国内でのギャンブル合法化を受けてスポーツ界でのギャンブル関連商品の開発が更に加速しそうです。
40年ほど前に、アメリカNCAAのバスケの大学チャンピオンの試合を取材した際に、クレデンシャルの申請の際に、ギャンブル関係者では無いこと!と明記されていたのが印象的でしたが、今ではスポーツギャンブルに対する考えも変わっているかと思います。
賭け事に関しては、娯楽として楽しまれている方が多いかと思いますが、依存症になってしまう方も多く、社会問題となっております。 これからスポーツ団体はじめ、ギャンブル業界が依存症防止対策などに向かって行くのか? 注視していきたいと思います。
これはイギリスのoddscheckerと言うサイトのスクリーンショットですが、昨日のソニーオープンで優勝した松山選手のマスターズ連覇のオッズが出てました。 これにある20数社が胴元としてネットで商売をしているのもびっくりですね。
ちなみに松山選手連覇は今日現在22対1だそうです。 10ポンドが優勝したら220ポンドになるって掛け率ですね。現時点で優勝候補トップはJon Rahmのようで、4:1。 2位はマキロイとコリン・モリカワで9:1。。