駐輪場
日本でいつも感心するのは、公共スペースなどでのマナーですね。
駅で見かけた普通の光景ですが、これだけの数の自転車が整然と並んでいる様子は海外ではまず見かけませんし、施錠も簡単なモノが多く治安の悪い国だと2分と持たないでしょうね。
通路にもはみださずに同じレベルに並ぶ雰囲気は日本に帰ってくるとホッとするひとときです。
James Cameron
先日の報道でタイタニック号の観光潜水艇の事故の話題がありましたが、アメリカでのニュースに答えていた映画タイタニックの監督ジェームス・キャメロン氏のコメントが注目されていました。
キャメロン氏は自ら特殊潜水艦を使い、世界で一番深いマリアナ海溝に潜りドキュメンタリーを撮影しており、エキスパートとしてコメントされていました。
映画タイタニックも、1912年に沈没したタイタニックを遠隔操作の特殊潜水艇での発見を元に、制作されていましたが、彼のコメントの中で、タイタニックの事故と今回の潜水艇の事故の共通点を指摘していました。
今回の潜水艇の乗客は、巨額のツアー料金と言うことで冒険好きのミリオネアが多い事と、オペレーターの危機管理能力についてとコメントしていました。タイタニックも同様に当時の富裕層を顧客に持ち、氷山の危険性が船長に知らされていたにも関わらず全速で氷山の危険地帯に入って行った事ですが、冒険=危険とは違うと指摘でした。
航空業界では事故から学ぶ事は常識ですし、船舶も同様に厳しい安全基準をクリアする事を管轄の政府機関が求めていますが、今回のオペレーターはそのテストを無視しての運行だったようです。
タイタニックが沈没している水域は推進3900mですが、一般に市販されている腕時計でその水圧に耐えるのがロレックスのディープシー。こんな金属の塊で無いと耐えらえない訳ですから、潜水艇となるとどんなエンジニアリングが必要なんでしょうね?
Advanced Music Re-Balance
音楽業界でのAIの利用が最近話題になっていますが、レコーディングの現場での編集作業にパソコンで多くの編集ソフトの利用がここ数年の間に常識となってきております。
もちろんスタジオでのアーティストの演奏を物理的に録音する事は今まで通りで、マルチトラック録音や重ね書きのように幾つものテイクを経てその中の良いとこ取りのような技法は今も変わっていないようです。
首記のRe-Balanceツールですが、パソコンを利用してレコーディングされた素材から例えばノイズなどを消してしまうツールとして使われていますが、最近古いレコーディングから一部の音源、例えばボーカルの部分だけを取り除く事ができるんだそうです。
考えてみると音はアナログ信号だった物がデジタルとして数値化されて多くのデータとしてハンドリングされている訳ですからAIの制作への介入や作曲などができるはずですね。
首記のシステムはレコーディングエンジニアが手作業、いやパソコン作業ですね、人間が使う事で初めて結果が出る訳ですが、そのうちAIにこのアルバムからギター部分をカットして!とか言うコマンドも使われるようになるかもしれません。
AIの得意分野はますます広がるでしょうね。
Tom Kristensen
デンマークのレーシングドライバー、トム・クリステンセン氏の名前はモータースポーツファンなら聞いた事があると思いますし、日本のファンの方には1990年台に日本でもフォーミュラ3(1993年日本チャンピオン)やサルーンタイプのレースにも出場していたのでファンの方も多いかと思います。
数多くのタイトルを持つトムさんですが、先日開催されたルマンでは今まで9回の優勝をしており、この数は歴代チャンピオンの中でもナンバーワンですね。
そのトムさん、今年のルマンにポルシェのチームから参戦していて、10回目の優勝を目指しましたが、残念ながら車のトラブルでのリタイアでチャレンジは終わってしまいました。 しかし、表彰式にはちゃんと出てきて、優勝者へのトロフィーなどを渡していましたね。
以前お会いした際に彼になぜ10回目の優勝にチャレンジしないの?と失礼かと思いましたが、質問した事があります。 ルマン100年の歴史の中でその9%の大会で優勝していますし、まだまだ現役でやっていけるような年齢(55歳)ですので聞いてみました。当時は正式にリタイアしており、もうリスクをかけて続けるつもりは無いとのコメントでした。 日本に滞在していた頃に始めたゴルフを楽しんでいるんだ、、とも言ってました。確かに日本のレーシングチームは御殿場に多いですし、レース以外はゴルフしか楽しみは無いですよね。
現在はF1のマーシャルなどで活躍していますが、今回のルマンへの出場を聞いて嬉しかったのは皆さんも同じですよね。 以前の関係から今回はポルシェチームから出場していましたが、来年もぜひ10回目!にチャレンジして貰いたいです。
これは去年の日本グランプリの際に撮影した写真です。右がクリステンセンさん、左はもとフェラーリF1ドライバーのジャン・アレジですね。
人の顔に見える
街を歩いていると、ちょっとしたモノが人の顔に見える事をみなさん経験されているかと思います。
それがマンホールの蓋だったり、木の枝の跡など目のように2つ並んだマークに位置関係もありますが、口の部分があればまず人の顔に見えますよね。
人間の本能で人の顔を認識する能力が強いのが理由なんだそうですが、子供の頃は仲間と隠れた顔をよく探して遊びましたが、中には不気味な顔もあったりして、怖い思いをした事もありました。
先日、リンゴをたくさん頂いたのですが、その中に混じっていたのがこれ。
どこかのオッサンのような顔つきに見えませんか?