最初の飛行機の旅
これだけ頻繁に航空機を利用しているので、皆さんからよく最初に飛行機を利用したのは何時?って聞かれることが多いです。
海外に初めて行ったのは、高校3年の夏休みに今はデルタ航空に吸収されたノースウエスト航空のジャンボで羽田からシアトルへの移動が最初でした。 当時はジャンボ機が導入されたばかりで、尾翼が真っ赤に塗装された機体を見た感動は今でも覚えています。
今では考えられませんが、目的地のシアトルが霧のためポートランドに一旦着陸して天候が回復するのを待ち、再度シアトルへ離陸したのも良い思い出です。着陸して初めて見たアメリカの風景は大きなピックアップトラックが走っていたのを昨日のように覚えてます。
生まれて初めてのフライトは、子供の頃の最初の思い出はそれまで住んでいた愛媛県の新居浜から名古屋に親の仕事の関係で引っ越す際に使った飛行艇でのフライトでした。
1960年だったと思いますが、当時は日東航空という航空会社がグラマンのマラードと言う12人乗りの機材を運行していたようですが、それに乗ったのが最初の思い出です。
1時間ほどのフライトでしたが、搭乗前に全員体重を測る必要があったり、船で飛行艇に向かった事も鮮明に覚えていますし、機内サービスでもらったアメも良い思い出でした。
水陸両用の機材は海外では多く使われているようですし、日本国内でも運行している航空会社もあるようです。最近はヘリにこうした移動の主役を譲っているようですが、航続距離も長い機材もありますので、新たな需要が増えると良いですね。
シベリアルート運行状況
今朝の綺麗な青空を見ながら、ニュースで話題になっていたロシア航空機への日本領空の飛行を禁止する措置を政府が検討している事を考えてました。
欧州やアメリカの政府はすでにウクライナ侵攻を受けてロシアの航空機や船舶のそれぞれの領域への運航を禁止する措置がなされていますし、日本政府も後に続くような雰囲気です。
実際に日本人に対して、ロシアへの渡航を控えるように指示が出されましたが、先週の金曜からロシア、シベリア領空を飛行していた日系航空会社もそのルートの運航を中止して、北極の方に遠回りのルートで飛行開始しているようです。
昨日羽田に到着したJALの44便のルートをFlightawareのサイトで確認したら、このようにロンドンから出発してロシア上空を飛行する代わりに、グリーンランドからカナダ北部そしてアラスカを縦断して日本に向かうルートで飛行しているようです。
1991年ぐらいまでは、ジャンボ機でも同様なルートで飛行していましたが、使用していた機材の航続距離の関係でしょうか、一旦アンカレッジに着陸して給油とクルーも交代して運行していました。
土曜の44便ですが、飛行距離は7910マイル、飛行時間15時間58分ですからほぼ16時間以上飛行機の中で過ごす訳です。 前回、同じ44便を使いましたが、記録を見ると去年の12月のフライトで、飛行時間12時間38分、飛行距離6217マイルでしたから、距離1693マイル、時間にして3時間半長いフライトのようです。利用している機材もこんなに飛べるんですね。
個人的に今まで最長時間のフライトはアトランタから東京に戻る際に向かい風で14時間半ほどだったのですが、それでも長いと感じてました。我々は座席で酒呑んで寝てるだけなんで、贅沢は言えませんが、クルーの方の苦労は大変かと思いますし、航空会社への経費増による負担はコロナ禍の渡航規制に続くダブルパンチです。
チェコ大使館
昨日散歩中にチェコ大使館前を通りました。 このように国旗は半旗となり、正門の前にはウクライナ国旗も設置されて、ウクライナへの支援をアピールしていました。
ウクライナへのソビエト侵攻から一週間以上過ぎていますが、日本のニュースでも毎日建物への被害や侵攻する戦車の模様を中心に報道されていますが、海外のニュースではより被害を受けた方や避難する子供たちの”顔“の見える報道が中心のような気がしました。
SNSで個人が流している画像もニュースで取り扱われていますが、同じ画像がロシア側、ウクライナ側から発信されていたり、、誰でも使えるだけに信憑性が疑われているのも事実です。
実際の空中戦の模様が実はビデオゲームからの画像だったり、両サイドとも不思議な映像を流し、世界にアピールしているようですが、避難する子供達の置かれている状況は、流す涙には嘘はありません。
自分の孫のような子供たちが爆撃から防空壕に避難したり、育った地元から避難する様子を見るのは辛いです。
フェラーリ オンラインストア
先日も掲載しましたが、最近フェラーリのオンラインストアからの案内が多く来るようになりました。 おそらくF1関連の検索をした経歴からのクッキーの影響からかと思います。
そんな中で、今朝届いたデザイナーグッズの写真を見て固まってしまいました。
今まで、典型的な跳ね馬のロゴや独特なフェラーリの字体をレーシングレッドやイエローをバックに使うタイプが多かったのですが、この展開は想定外。
日本のステテコスタイルとでも言えるんでしょうか?一昔前に神社の祭りとかで金魚すくいや、焼きそばを売っているオニーさんのスタイルに酷似しています。これで赤いフェラーリ印の腹巻きがあれば完璧です。
確かに、最近のヒップホップスタイルとでも言うのでしょうか? こういう服を着こなす若い人も増えて来てますが、流石に車のフェラーリオーナーとはチト違う雰囲気ですよね。
最近はフランスのルイヴィトンなども同様なヒップホップスタイルの商品が増えているようですが、気になるのは歳を取った証拠だと言われそうです。
私が購入するならF1関連のグッズですね。
政治とスポーツ
年始、今年のスポーツ界に関してコメントした中で、政治と金について投稿しました。
3月に入り、2022年も1/6が終わってしまいましたが、その中でやはり北京冬季オリンピックの開催やそれを取り巻く政治的なメッセージだけでなく、終了直後に起きたロシアによるウクライナへの攻撃など、、想定はしていましたが、これほどのインパクトは考えておりませんでした。
ウクライナへの侵攻を受けて、各スポーツ団体も異例の処置で、ロシアとベラルーシのアスリートに対して規制を設けたり、 今までロシア企業の支援を受けていたプロチームや団体も契約解除に向けて動き始めました。
テレビ中継関係でも、プレミアリーグなどはロシアへの放送の契約を打ち切るなど、広い範囲での規制が始まっています。
国主導のドーピング疑惑など、スポーツと国威をアピールして来ていたロシア政府は、今回のアスリートに対しての規制はどのように思っているのでしょうか?
外部からは、当然の処置と考えるようですが、例えば今回この規制の影響で締め出されたロシアのパラリンピックの選手達の思いはどうなんでしょうね。自らに非は無いとも言えますが、政府の下での活動に対して批判を受ける事をどのように感じているのか? 考えてしまいます。
今朝もF1の発表で、ロシアグランプリの主催者との契約を打ち切り、正式に今年のカレンダーからロシアグランプリが無くなったとの事でした。 今年からロシア企業のスポンサーを受けて、ロシア国旗のカラリングにしていたHAASチームも契約を破棄して、先日の合同テストからこの写真のように白の車体で参加していますし、チームのロシア人ドライバーに対してもいずれかの対応がされるかと思います。
今週は航空会社のように平和産業への影響が話題になっていましたが、スポーツの世界もやはり平和産業だったと再認識する必要がありますね。