AMOC – アストン・マーチンオーナーズクラブ
立ち寄ったパブの駐車場にイギリスの名車アストン・マーティンが数えたら27台も集まっていて、品の良さそうな紳士淑女が日暮れ時の肌寒く感じるなか、熱心に車談義をされていました。
これは毎月の第一水曜日のヨル開催される地元のアストン・マーティンのオーナーズクラブの会合でした。 アストン・マーティンと言えばジェームス・ボンド御用達の車として有名ですね。 このアズキ色のDB5が初代ボンドカーと同じモデルだそうです。
さて、こう云うオーナーズクラブなる集まりは日本ではあまり聞く事がありません。 伺ったところ、オーナーズクラブは自動車メーカーとは別の団体だそうですが、当然メーカーもバックアップしており、ロゴの使用なども認めています。
車ではありませんが、ハーレー・ダビッドソンはHOG(Harley Owners Group)と呼ばれるオーナーズクラブがあり、日本でも活動が盛んだそうです。 メーカーにとってはユーザー自らマーケティングをしてくれる訳ですし、仲間になる為に購入する方もいらっしゃるとか、、、日本のメーカーも学ぶ所がありますね。
AMOCは実際にオーナーで無くても参加でき、こうした会合にも出席できるのだそうです。”いつかはクラウン”ならぬ、アストン!!と思っている方が参加されているかもしれませんが、その中にはモデルの名前や性能など、オーナー以上に詳しい方がいらっしゃいました。
今回参加されていた車は一番古いモデルで1955年製! 56年前の車なんですね。 それもピカピカに磨かれていて、内装はかなり使い込んだ様子でしたが、お年を召したオーナーが自走で参加されてました。 他のオーナーも25年間新車から乗り続けていて、その前は中古だったが15年使ったとか。そんな車をサポートできるインフラがある事自体すごい事ですが、イギリスには戦前のモデル専門にレストアするお店もあるそうです。