One careful ownerとはよく中古車のショールームにステッカーで張ったりして使われる”ワン・オーナー”って感じで使用されます。　Carefulと言う事ですから、”慎重で安全運転をしていたワン・オーナー車”と言うことですね。

さて、軍用機など国がオーナーだったモノも同じ表現をつかうのでしょうか？　このヘリコプター、フランス製のGazelleと言う英国国防省が自らのサイトで販売をしている“中古”軍用ヘリです。

なにやら30機あって、まとめて200万ポンド（2億4000万円也）で予備のパーツも付けます！との事。当然、耐用年数ギリギリの機体でしょうが、中にはまだまだ立派に使える機体もあるようです。　写真を見てお分かりだと思いますが、前方のキャノピーが金魚鉢の形状で、子供の頃初めて見たヘリコプターのイメージそのものです。

一機あたり800万円ならベンツを購入するより安いわけです。　グルーポンではありませんが、あと29人の物好きな方が800万円用意していただければヘリのオーナーになれるわけです。　いかがでしょうか？　当然、整備とか日本で飛行する状態にするにはその何倍も費用がかかるのですが、日本で購入できる一番安い機体でも工場価格で2000万円はしますので、お買い得かもしれません。

確かに”ワン・オーナー”ですが、慎重に使われていたか？は疑問です。　いずれにせよ、元アメリカ陸軍でヘリのパイロットだった某バイクメーカーの社長や英国系航空会社の支社長なども面識がありますので、声を掛けてみようかなぁ。　もちろん”One careful Owner”と伝えるつもりです。