2010.11.06
アストンマーティン・オーナズクラブ
友人に誘われて週末、能登半島の和倉温泉(わくらおんせん)で行なわれたアストンマーティン・オーナズクラブの集まりに行ってきました。ラリーニッポン2010の一部として開催された今回はイギリスの本家オーナーズクラブの75周年にあたり特別な会合だったそうです。
手前の青い車は1931年に作られたレーシングカーですが、当然日本の車検も取っており、この大会にも自走で参加されていました。海外ではこういう車は文化遺産のような位置づけがされ、オーナー自ら修理をしたり、こういう“pre-war”と呼ばれる第二次大戦前に製造された車を専門にレストアする会社もイギリス本国にはあります。
イギリスは最新のF1の技術開発でもトップクラスなんですが、こういう工芸品的な作業も自動車産業の一部としてやって行けるんです。面白いのは修理するのでも、オリジナルのパーツを使ってやって行き、それなりのヤレた感じも出している点でした。ピカピカはいけませんよね。
違うメーカーのオーナズクラブの会合にも参加したことがあるのですが、イタリアのFの会はどうも“高い車に乗っているんだ”的なオーナーの方が多かったのですが、アストンの場合は本当の車好きが身分や車に関係なく付き合われている雰囲気がとてもよかったです。おそらく会長の島崎 保彦さんのリーダーシップがよいのでしょう。