2010.12.23

充電中

20101223_01青山通りを歩いていたら以前から気になっていたテスラ(Tesla)社のショールーム(東京・南青山)を発見。ご存知のとおり、こういうお店は素通りできない性格なのでフラフラとお店の中に。

車のショールームなんですが、スタッフもキビキビと動いていて英語も飛び交っているような不思議なお店でした。

さて、黒い車(左画像)の方は一般の100V家庭電源から充電するケーブルに繋がってますが、1時間でも10キロ走行分しか充電できないそうですので、本当に非常用です。

ガレージにあったオレンジの車(下段画像)は200V/70アンペアの高速充電のケーブルが繋がってましたが、それで数時間で400キロ近く走るだけの充電ができるそうです。テスラ社ではウエスティンホテルや他のサービスと組んでこういうチャージステーションを全国展開する予定だそうですが、長距離移動には不向きなようです。

電動カートを使っているゴルフ場に行ったらカート置き場に駐車して充電できたらいいですね。いずれにしても東京でゴルフや仕事に使うのなら400キロの走行距離は必要はないですし、100Vからの充電でも十分かもしれません。しかし、急速充電のケーブルは太いですね! ガソリンスタンドの給油用のパイプぐらいあります。

この種類の車には珍しく、1セットまでならゴルフクラブが入るトランクもありますし、実用性は同様のスポーツカーと同じでしょう。頼んで車検証も見せて貰いましたが、当然ながら燃料の欄は電気となってました。この車はテスラ社の日本への紹介も兼ねての発売で、限定生産だとか。限定って言葉に非常に弱いので、試乗の誘いも丁重にお断りして帰宅しましたが、欲しい車です。

1,200キロの車重のうち450キロは、数は忘れましたがパナソニック製のパソコン用リチウム電池を組み合わせて作られた電源ユニットだそうです。一般的に電池寿命は充放電のサイクルで決まるのですが、リチウム電池の場合、1/4の容量を4回充放電を繰り返すと1回というような考えだそうで、普通の利用ですと7年ぐらい保つようです。オプションで7年後に新品のバッテリーと交換してくれるシステムもあるようですが、おそらく7年もすればこの手の電池はもっと安くなるでしょうね。因みに今の相場はバッテリー1キロ1万円だそうです。ということは450万円の電池??ってことですね。

今なら取得税、自動車税が免税になるそうで、補助金が200万円貰えるとか、、ん~~っ、マンションの管理組合に交渉して急速充電用の電源を入れてもらおうかなぁ。
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