2012.08.20

Vintage Rolex

20120820_01Vintageの本来の意味はワインを作るプロセスの事を指し、いわゆるワインの当たり年の事をいいます。 このVintage RolexやVintage Carとか言う表現は”時代モノ”とでも訳すのが正しいかもしれませんが、希少品とかの意味も込めて使われる場合が多いです。

さて、スイスの高級腕時計メーカーのロレックスですが、実は1905年に会社設立されたのはロンドンだったのをご存知でしょうか? 創業者のウイルスドルフ氏は腕時計が当時使われていた懐中時計に代わり、主役になると感じて腕時計メーカーとして始めたそうです。 ロレックスの防水性はオイスターと呼ばれるケースにありますが、それも1926年に発表されたほどの腕時計ではパイオニア的なメーカーです。20120820_02今回ロンドン市内Burlington Arcade内にあるこのビンテージ・ロレックス専門店を見つけました。 お店の人に聞いてみると1910年から1970年頃までのロレックスを中心に販売しているそうで、自分の生まれた年のモデルが購入できるのがひとつのセールスポイントだとか。 たしかに1926年にThe Oysterとして発売され、メルセデス・グライツ女史が1927年にドーバー海峡を泳いで渡った時に着用されていたのと同じモデルも飾ってありました。

さて、肝心のお値段ですが人気モデルは現行の新品よりも高い”骨董”価格の付いているモノもありますが、数千ポンドのモノもありました。 私が1982年に初めて自分で購入したモデルよりは少し古いですが1977年のGMTマスターが7700ポンド也!当時よりかなり高い値段で販売されていたのにはビックリしましたが,Vintageを購入して楽しむカルチャーがあるんですね。 愛好家がクラシックカーを購入して大切にするのと同じような感覚かもしれません。

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