2012.11.12

Urban Mobility

20121112Urban は都市、Mobilityは移動性とか稼働性と言う意味ですが、Urban Mobilityとなると都市での移動性、移動手段と言う意味で使われます。

東京など大都市では公共交通の地下鉄や鉄道、バスなどもあり車を所有しないでも十分生活はできますが、やはり通勤や仕事だけでなくてもプライベートな時間の移動には車が必要になります。 当然渋滞にハマったりする事も都市部では多く、500馬力のスポーツカーを所有していてもそのポテンシャルを使う事ができません。そうなるとエグゼクティブ御用達の黒塗りの出番です。しかし運転を任せて後部座席に座って移動できるステータスをお持ちの方は限られてしまいますし、自らステアリングを取って移動したい人間としては近距離を安全、快適かつ環境にも優しい移動手段として考えると限られてしまいます。

流行のエコカーですと、ハイブリッドや電気自動車までありますが、人間一人移動するために大きな空間は必要ありませんし、とにかく同じ車種が多過ぎます。

今日訪問したBMWのショールームに今回発売されたスクーターが展示されていました。 ボディーの違いで2つの車種がオファーされていましたが、価格も112万円~とヨーロッパで購入するより安い価格設定から輸入元であるBMWのこのセグメントに対する期待が感じられます。

Urban Mobilityはこのバイクのカタログで使われている言葉ですがBMWのオートバイと言えばマニアの方が高速ツーリングを楽しんだり、オフロードモデルでジャングルや山の中を走ったりするようなイメージでしたが、このシリーズはスーツ姿でアーバン・ジャングルでの移動手段として使う提案です。 カタログによると全長は217センチ、日本製のスクーターの中でもこれほどの大きさの車種は少ないですね。

ロンドンオリンピックの期間中、このバイクを見たと思いましたが電動のバージョンをプレスに使わせていたそうです。 そういえばマラソンやトライアスロンの中継でこのバイクが伴走していた画像が流れてましたね。

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