2015.07.02

ポルシェ カイエンハイブリッド

20150702今年のアースモンダミンカップの副賞に提供されたのがこのカイエン。 ブレーキのキャリパーの色を見てこれが何を意味するかわかる方はかなりのポルシェ通です。

ポルシェの提案するE-Mobilityというハイブリッドのコンセプトの車にのみ許される色なんです。 918スパイダーというエンジンとバッテリーでコントロールされるモーターを動力源とするハイパー(スーパー以上って意味ですが)カーに始まって、パナメラ ハイブリッドやこのカイエンも同じ緑のキャリパーの色が使われています。

通常この手の車は2トン近い車重ですので、燃費はベストとは言えませんし、毎年厳しくなる二酸化炭素の排出量などヨーロッパ各国では厳しい規制がされて来ています。 だからこそこういう新しい技術が伸びるのでしょう。

日本ではハイブリッド車と言うとどうしてもエコカー的なイメージですが、ヨーロッパのメーカーはエコだけで無くパフォーマンスの意味を考えて作られています。 スポーツカーメーカーのポルシェが作るハイブリッドですので、運動性能には間違いないです。 カタログデータによると100キロまでの加速はなんと6秒以下、最高速度は243キロ!!ですが、自宅でもバッテリーの充電ができ、バッテリーだけで40キロ近く走行可能だそうです。 個人的にはよほどの理由が無いとバッテリーのみでの走行はしないですが、静かな住宅地で早朝出かける時には重宝するかもしれません。 やはり、モーターのアシストをイザという時に使う事がこのような車の面白さかと思います。

でも自分で購入するなら、カイエン ターボ“S”というモンスターマシンのバッジを外してもらい全てこのカイエンS E-ハイブリッドに交換、当然ブレーキキャリパーの色も同じに。見た目はエコってのにしちゃったりして、、、

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