2010.02.04
Grand Cru Cafe
帰宅すると、宅配ボックスに「ワレもの」の表示のある箱が届けられておりました。ワインでも入っているのかと思いましたが、開けてみると、シャンパンのボトルに入れられたコーヒー豆でした。コーヒーは毎朝マイボトルの魔法瓶に用意する程コダワリがあるのですが、これは初めての経験です。
さっそく中に入っていた説明書のウェブサイトを見てまたビックリ。代表の川島良彰(かわしま よしあき)さんという方、こういう人が日本にもいたんですね。コダワリといいますか、究極のコーヒーを農場だけでなくコーヒーの樹の選択、収穫時期の管理、果実の選別や精選方法まで気の遠くなるような管理して届ける考えは尋常ではありません。
コーヒーの産地は貧しい国や発展途上国が多く、生産者の農家の方も大手の流通機構に支配されて厳しい生活をしていると以前読んでから、Fair Trade という援助団体の豆を選んで購入しておりましたが、川島さんのように農家の方と一緒に価値の高い商品を開発する考えはまさにWin-Win(関係する二者が共に利益を得ること)。継続性のある生産者とのコミュニケーションはすばらしいですね。
写真をご覧いただければ判りますが、フィルターも同包されておりました。有名なワインと同じように生産地だけでなく農園の名前・豆の品種だけでなく、そのロットまで明記されてました。年間数百キロしか収穫されない中でも選りすぐって天日干しにした原料を特殊な袋に入れて空輸して、日本でローストする過程を読むと普通のコーヒーはどうなんだろう?って考えてしまいます。
今日はコーヒーミルをきれいにして、さっそくいただきます。粗挽きにしてフルイにかけて細かいゴミを取るように、、、と「取り扱い説明書」に書いてありました。楽しみです。ありがとうございました。