2010.05.07
イギリスの旨いモン
林望さんの「イギリスはおいしい」(平凡社 /文春文庫)を読んだ方もいらっしゃると思いますが、むかしからイギリスのメシはまずい!とよく言われましたが、最近は美味しいお店が増えました。
もちろんイギリスですから、行く場所によっては形が分からなくなるまで茹で上げられたキャベツと同じように色が抜けたニンジンが、なんだか訳の分からない肉のとなりに鎮座して出て来る料理もありますが、今回はイギリスを代表するシェフ、ゴードン・ラムジー(Gordon Ramsay) 氏のレストラン、Box Wood Cafeに行ってきました。
1皿目の料理、カニ身だけでなく日本人には嬉しいカニ味噌も一緒に入れてあるソースで味付けしてあり、固めに茹であげたパスタが最高でした。ワーキングランチなのでアルコールはナシでしたが、昼下がりにこれと一緒によく冷えたロゼが呑みたかったな。
2皿目の料理は、子羊の煮込み(メニューに載っているBraised Baby Ramよりも、「煮込み」と表した方が美味しそうでしょ)です。なんでも6時間ポートワインを加えて煮込んだのだそうです。典型的なイギリスの田舎料理なのですが、ここまで完成度の高いのにはあまりお目にかかれません。ガーリック味のマッシュトポテトを固めてちょっと焼いたモノと一緒にいただきます。
かなりの量がありまして、翌日のアサまでおなかが一杯でした。