2023.08.08

ニュース取材

テレビのニュース取材の仕方は使われる機材の進歩とともに、よりタイムリーで綺麗な素材を届けられるようになって来ています。

テレビカメラの小型化はスポーツの世界でも同じですが、現在では当たり前のENGと呼ばれるElectronic News Gatheringシステムとして、小型、、と言っても肩に担ぐ大きさのシステムが以前の16mmフイルムカメラを置き換えて、バンにマイクロ波を使った中継施設を載せて、事件やスポーツの現場に使われるようになったのは40年以上前の話です。

当時の主流の機材は日本のIKEGAMI社の製品で、放送業界でイケガミと言えばENGのカメラと通用したほど、、今では4Kの機材は当たり前で、日本のパナソニックやソニー製品が根強い人気です。

最近になって、携帯電話のビデオ機能も4k画像が撮影できる機種もある中で、通信速度も5Gを使い、不自由なくライブ配信だけで無く、放送の世界でも高画質の映像がリアルタイムで使えるようになりました。

先週からスコットランドのグラズゴーで開催されている自転車の世界選手権では、中継に中継者ならぬ中継自転車が使われていました。 この写真はテレビ画像を撮影したのですが、この自転車にモニターや必要な機材を載せて、写っているスマホでの撮影をして中継しているのが分かりますね。

日本の宅配サービスで自転車の後にひくリアカーのような荷物を運び、殆ど人力!とアピールしていたケースもありましたが、この自転車には太陽光発電のパネルで必要な電力を充電するなど、グリーンな取り組みもアピールしていました。

デジタル一眼カメラがスポーツ中継で使われ始めましたが、これからスマホを使った中継が増えるでしょうね。

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